平成15年10月から16年3月分山行報告
山行記録・例会議事録
(平成16年4月11日移動)
山行報告     3月22日受付分

3/21  大戸沢岳山スキー         写真は山岳写真館X9をご覧下さい。
2004/03/21 大戸沢岳  晴天の下、大戸沢岳を滑りました。頂上直下の 大斜面はいうことナシ!
思い思いにトラックを残 せ、長い登りの苦労が吹っ飛びました。  日がかげると表面がクラスト気味
になり、滑る のに苦労しました。転倒者続出!(現在、首が痛 いです)。  初登場の川本さん。
よーくがんばりました。こ れにこりずに、またいっしょに山スキーに行きま しょう。


山行報告     3月18日受付分

3/17  小林山                写真は山岳写真館X8をご覧下さい。

月日  H16年3月17日
場所  福島県只見町  小林山754m
コースタイム
矢板7,15〜早乙女10,00〜峠11,25〜小林山11,55〜12,30〜早乙女13,59

伊南川の山崎橋を渡ると奥ゆかしき名前の
村、二軒在家 左に曲がり塩の岐川に沿っ
て行くと登山口の八乙女。
積雪多く1メートル以上あり、村人の話では、
昨年より少ないんじゃとのこと。
坪足では到底無理なので、スノーシューを
付ける。気温が高く雪が腐って始末が悪い。
杉の林から、雑木林に出ると斜面が緩くなり、
峠にたどり着く。
峠から50mほど登ると南端のピークに行く
ことが出来るが、セッピが今にも落ちそうな
状態なので、北側に回り込む。
急斜面をよじ登ると稜線に飛び出る。
伊南川の方は、スパッと切れており展望が
すこぶる良い。動物の足跡はカモシカが多
いが、熊棚が数多く有るので、無雪期は
入山は出来そうも無いだろう。
三角点はまだ 雪の中で正確な山頂は判ら
ないので、最高点らしきところに持参した
小林山の標識を取り付けた。
北側がなんとか展望に恵まれるが、緑が一杯
になると藪山に変貌してしまうのだろう。
苦労して登った此の感激をメールにして送る。
一期一会の小林山 万歳

平成16年3月(第2回)矢板岳友会例会   山行計画はこちら
 きょうは最高気温が24℃と5月下旬の暖かさ!!桜のつぼみも急がない
ととあせっていることでしょう。しかし、明日からまた寒気がやってきます。
ほんとうにめまぐるしく季節が入れ替わりますね。みなさん、安全登山に心
がけてください。

参加者 小林、溜口、斉藤、吉野、久保、君島、梅原、石岡、尾上、池田、植木

●● 山行報告 ●●

○ 山スキー特集

3/6〜7 大戸沢岳1386mp 鍋島、東、増渕、溜口、鍵山、長谷川、植木
		いつもの斜面を滑りました。この斜面はいつも期待を裏切
		らない、いや期待以上によい斜面です。いつもの通り2本
		滑りました。

3/13 西ゼン 鍋島、植木、西郡
		快晴のもと、平標山から西ゼンの源頭部は少し雪が乗っか
		ってきれいなトラックが残せました。核心の滝は埋ってい
		てホッとしました。第2スラブに少しデブリがあるものの
		第1スラブとともに滑降を楽しみました。

○ 雪洞特集

3/13〜14 磐梯山  齋藤、吉野、溜口、田上
		ピーカンだったのですが、一瞬にわかに掻き曇り、吹雪に
		なりました。なぜか乾燥した?雪洞で、とても快適でした。
		夜に風が吹いたからでしょうか。2時間掘ったからでしょう
		か。翌日は入り口が3/4ほど埋ってしまいました。快晴で
		したが風がとても強く難儀しました。頂上をさっさと下る
		と40人以上の人とすれ違いました。あまりにたくさんいた
		のでびっくりしました。

○ スノーシュー特集

3/6〜7 草津と鹿沢高原の村上山 久保、小林、岸 他1
		荻原健司・次晴といっしょにクロカンしました。水戸部
		さんもいたようです。2時間と大して歩きませんでした。
		とても寒かったです。
		鹿沢高原の村上山は案内板がしっかりしていてわかりや
		すかったです。頂上から嬬恋村がよく見渡せました。
		湯の丸方面は吹雪で見えませんでした。

3/10 裏磐梯 野鳥の森 小林×2
		磐梯山がよく見えて気持ちよかったです。雪が腐っていて
		暑くて参りました。

3/14 雄国山 君島、小川、久保
		風は強いものの天気がよかったです。硬いところに新雪が
		10cmと快適でした。小屋は大盛況。40人ぐらいになって
		しまいました(クロカン、スノーシュー)。

3/17 小林山 小林 
		共食い山でしょうか??只見の山です。皆さん自分の山に
		登ってみませんか?

○ クライミング めざせ11

2/22・28 3/6・7・14  古賀志 ジムは他の週末です。書ききれません。
		ので、省略しますが、11はまだ遠そうかも知れませんが。

山行報告     3月14日受付分

2004/3/13 西ゼン            写真は山岳写真館X7をご覧下さい。

・報告/撮影 植木
天気に恵まれ気持ちよく西ゼンを滑ってきました。
6:46
昼過ぎに天気が崩れるとのことで早めに元橋を出発しました。
7:12
快晴のもと登りました。表面がカリカリで登るのが大変でした
が、スキーアイゼンが役に立ちました。
10:55
頂上で雪が緩むのを待ちましたが冷たい風が吹き出したの
であきらめて滑り出しました。西ゼンの源頭部はカリカリでし
たが、少し下るとチョロっとパウダー気味があり気持ちよくタ
ーンできました。
11:08
さて、第2スラブ上の滝です。心配しましたがすべて埋ってお
り安心して下れました。第2スラブはカリカリ気味でしたが少
しだけデブリがあるだけで快適に滑れました。
第1スラブはまったくのフラットでゲレンデ状態でした。
11:28
あっという間に滑り終わり平標沢の出合です。
この春はなぜか電通大ヒュッテまで除雪してありスキーで下れ
るところを歩くことになりました。

山行報告     3月9日受付分

2004/3/6〜7 会津 大戸沢岳          写真のみですので山岳写真館X6をご覧下さい。


四国歩き遍路1230キロ   3月8日受付分           山行計画はこちら

パラオから帰ってきたと思ったら四国に行っていました。その高橋さんから写真が届きました。
旅行読売の四月号に写真と取材者の感想が載っています。     写真は山岳写真館X5をご覧下さい。


平成16年3月(第1回)矢板岳友会例会   山行計画はこちら
 先週の春の陽気はどこへやら、今週は冬が再びやってきました。これが今
シーズン最後の冬型になってしまうのでしょうか。まだまだ山にたくさんの
雪を降らせて欲しいです。
 また、低気圧の通過ごとに寒暖の差が激しくなってきます。みなさん、安
全登山に心がけてください。

参加者 小林、溜口、小川、増渕、久保、鍋島、吉野、淺川、
    梅原、池田、植木

● 山行報告 ●

○ 山スキー特集
2/21 大戸沢岳 鍋島(水戸部、西郡)
     ラッセルなし。素晴らしいペースで登りました。暖かさのせいで
     北北東尾根は雪が重かったです。
2/22 三つ岩岳 鍋島(水戸部、西郡)
     下大戸沢から登り頂上を目指しました。そして三つ岩沢を滑りま
     した。朝はしっかりしていたスノーブリッジが帰るときには壊れ
     かけていました。来週以降だいじょうぶなのでしょうか。
2/22 日の出平 増渕、溜口、渡部、橋本 他5
     先週のリベンジです。暖かい中登ってきました。1700mhで17
     ℃もありました。その割りに雪質はそんなに悪くなかったです。
3/2 中の大倉尾根 増渕
     すばらしいクラスト!!??三本槍まで行こうと思いましたが雪
     が降ってきたのでスダレまでにしました。

○ 講習会特集
2/29 那須山岳救助隊 救助訓練 増渕、溜口、田上、植木
     ビーコン練習とスノーボートを使っての搬出をやりました。
     ミュンターミューラーを習いました。ロープの操作など後で機会
     を設けてみんなで練習しましょう。

○ スノーシュー特集
2/21 学校平〜大間々 小林×2、小川、岸、久保
     小川さんにとって初めてのスノーシューでした。下りは駆け足
     でした。
2/22 貝鳴山 吉野、齋藤、石岡、淺川、君島
     見晴らしがよかったような悪かったような。
2/24 学校平〜大間々 小林
2/28 学校平〜大間々 小林
     このところの春の陽気で雪が少なくなってしまいました。そのた
     めにあしたコースを新たに開拓しました。
2/29 スノーシュー講習会 吉野、齋藤、小川、淺川、久保、池田、岸、
              君島、小林×2、本間、相馬
     25名が参加。見晴らしは大間々だけしかありませんでしたが、
     雪の中を歩くのはおもしろかったです。

○ クライミング特集
2/21 サンカル 君島
     燃えています!

山行報告  2月21日受付分           山行計画はこちら

2004/2/21   八方ヶ原大間々のスノーシュー     写真は山岳写真館X4をご覧下さい。
春うらら・・・・・・
雪が消えてしまうのではと、心配しながら歩いてきました。
それにしても暖かな一日でした。
(報告・撮影:小林会長)

平成16年2月(第2回)矢板岳友会例会   山行計画はこちら
例会日 2月18日(水)  岳友会事務所
 春一番が吹き、スギ花粉の季節がやってきました。今年のスギ花粉は
去年の1/10の量ということで、花粉症の人にとっては心置きなく山スキー
が楽しめそうです。
 また、低気圧の通過ごとに寒暖の差が激しくなってきます。みなさん、安
全登山に心がけてください。日が長くなったとはいえまだまだです。早出早
帰りにも心がけましょう。

参加者 小林、溜口、君島、稲葉、小川、梅原、池田、増渕、植木

●●山行報告●●
○ クロカン特集
2/5  学校平〜ミツモチ山 増渕
2/14   増渕さんのトレースは君島さんに見られていたようです。
      そして、君島さんのスノーシューのトレースは逆に増渕さん
      に見られたそうです。メローなスキーを楽しんでしました。
      みなさんもいかがですか?

○ 歩行特集
2/11 熊見曽根 溜口
     大丸からです。ひざ上までと例年以上に雪がたくさんありました。
     淺川写真館の「えびのしっぽ」がそのまま残っていました。

○ 講習会特集
2/14 指導者研修会 那須 植木
     午前は弱層の見方とビーコン練習。午後は支点の強さと支点を
     取ることの大切さを学習しました。みなさん一生懸命でした。とて
     も勉強になりました。

2/15 冬山講習会 稲葉、小口、植木、田上、溜口、
          梅原、薄井、増渕、東
     猛吹雪の中の講習会。皆さんとても熱心でした。

○ スノーシュー特集
2/8  裏磐梯・野鳥の森 小林×2、久保
     雪が多くて(除雪されてない!!)吹雪の中あるってきました。
     ひざ上までのラッセルでした。動かないカモシカと会えました。
     3月になったら再チャレンジします。

2/10 学校平〜八海山神社 君島
     天候に恵まれ楽しめました。登山口の鳥居から上は雪が多かっ
     たです。つららのオンザロックは格別でした。

○ アイスクライミング特集
2/7 松木ウメコバF6 稲龍、植木
     太い氷の水道管のようなところを登ってきました。アプローチが
     思ったよりも長かったですが、楽しめました。

2/11 雲龍 稲葉、小口 他2
     雲龍の下でやってきました。

2/11 松木 黒沢 稲龍、片柳、植木
     植木初のアイスリードデビュー。バイルのせいか、安定してリード
     できました。久しぶりに明るいうちに車に戻れました。草原には
     雪がありませんでした。そのせいか鹿がたくさんいました。鹿を
     観察している人が多かったです。

○ クライミング特集
2/6 サンカル 君島
     いやあやっぱり久しぶりだったので、すぐにパンプしてしまいまし
     た。多くの方が登っているのでモチベーションが高くなりました。

○ 山岳競技特集
2/7 古賀志 国体縦走県1次予選 稲葉、小口 他
     堂々の1・3位入賞!

○ 山スキー特集
2/8 大戸沢岳 稲龍、増渕、鍋島、水戸部、西郡、植木
     水戸部さん、西郡さん2人がラッセルをしてくれたおかげで
     1900mhまで行けましたが、そこから上は本当に大変でした。
     下りが楽しみでしたが、AKでも滑らないほどでした。


山行報告  2月15日受付分           山行計画はこちら

2004/2/15   冬山講習会     写真は山岳写真館X3をご覧下さい。

きょうは吹雪の中、冬山講習会で山スキーの班は沼原に行きました。
本当の吹雪の中、皆さんよくがんばりました。これにこりずに山スキーに行きましょう。

山行報告  2月15日受付分           山行計画はこちら

2004/2/14   指導者研修会     写真は山岳写真館X2をご覧下さい。

那須の指導者講習会の様子です。天気に恵まれた指導者講習会。
午前は雪の観察と弱層テスト、それから雪崩トランシーバの使い方をやりました。
午後は支点の強さと支点を取らないときの危険性について実験しました。

山行報告  2月12日受付分           山行計画はこちら

2004/2/11   松木・黒沢     写真は山岳写真館X1をご覧下さい。

 日曜ウメコバの帰りに見たところ、黒沢の氷が多かったので、ピーカンの中、松木
の黒沢に行ってきました。

 F1をフリーで登った後、F2で初めてリードしました。斜度が思ったよりもゆる
く、時間がかかったものの落ち着いてリードできました。F3は稲龍さんがリード。片
柳さんが次をフォロー。着実で早いクライミングです。3番手の私はスクリューの回
収に手間取り、次のパーティーに抜かされてしまいました。抜かした人の氷がたくさ
ん落ちてきて難儀しました。

 これで今シーズンのアイスはおしまい。また来シーズンです。アイスのシーズンは
短いですが、今シーズンはけっこうキマシタ。

山行報告  2月8日受付分           山行計画はこちら

2004/2/8   裏磐梯のカモシカ  写真は山岳写真館W9をご覧下さい。

今朝 6時発で裏磐梯に行って来ました。
歩き出してから直ぐに雪が降り始め、楽しみにしていた磐梯山を眺めることが
出来ませんでした。仕方なく予定の半分も登らないままに下山してしまいました。
雪が多くてスノーシューでも膝下までのラッセル に苦労しました。

登山口で見たカモシカです。
下山したときにも同じ格好で立っていました。

山行報告  2月8日受付分           山行計画はこちら

2004/2/8  大戸沢岳       写真は山岳写真館W8をご覧下さい。

なんだかんだで登り出しが10:30になってしまいました。少ないところでもひざ、深
いところでは腰までのラッセルです。先発のみーさん、にーさんは8:00からラッセ
ル。ありがとうございました。そのおかげで1900mまで行けました。「さーて、
滑り出しますか。」と思ったところ、AKランチャーでさえも潜ってしまう状況。(が
んばって頂上に行かなくてよかったです。)この大雪の中はもっとおとなしくしてい
たほうがよさそうです。

山行報告  2月8日受付分           山行計画はこちら

2004/2/7  松木ウメコバ沢   写真は山岳写真館W7をご覧下さい。

先週の雲龍に気をよくし、松木に行ってきました。
状態のよい黒沢を左に見ながらウメコバに行きました。稲龍さんの的確で安全なアド
バイスで楽しく登ることができました。無名沢の氷柱がよい感じでした。

平成16年1月(第2回)矢板岳友会例会   山行計画はこちら
立春を迎えましたが、今週は冬型が強まり、再び多くの積雪が予想されます。
みなさん、安全登山に心がけてください。日が長くなったとはいえまだまだです。
早出早帰りにも心がけましょう。

参加者 小林、淺川、溜口、君島、増渕、岸、
      久保、稲葉、小川、田上、梅原、植木

● 山行報告
○ 山スキー特集
1/24 大戸沢岳1386mp 植木、鍵山
     今までの中で一番の雪でした。本当によかったです。
     本当に本当によかったです。

1/25 エーデルワイス下見 植木、齋藤
     雪質がよかったです。

2/1 山スキー講習会初級編 齋藤、吉野、溜口、増渕、田上、
                   薄井、稲龍、梅原、石岡、植木
     天気に恵まれて楽しめました。はじめてのシール登高に感激。
     「わかんには戻れません。」

○ スノーシュー特集
1/25 八方ヶ原〜大間々 小林×2、君島、本間×2
     ばっちりです。足跡がたくさんあって楽しめました。

1/26 八方ヶ原〜大間々 小林

1/28 戦場が原 竜頭の瀧〜小田代ケ原 小林×2、池上
     平日なのに人が多かったので面白くない。舗装道路のようでした。
     つまんない。熊棚を2つ見つけました。

1/31 八方ヶ原〜大間々 小林

1/31 メープルヒルスキー場 久保
     鳥もいないし、足跡もありませんでした。人が少なくて安心しました。
     塩原の朝、珍しく渋滞していました。

2/1 八方ヶ原〜大間々 小林

○ アイスクライミング特集
1/31 雲龍 田上、植木、チャド、尾上、稲龍、小池 他の皆さん
     日光山岳警備隊の訓練に同行しました。

○ 山岳競技練習特集
1/25 古賀志 稲葉 他

2/1 古賀志 稲葉、小口 他


山行報告  2月2日受付分           山行計画はこちら

山スキー講習会(初級編)・エーデルワイス・枯木沼・大沼周辺     

拡大写真は山岳写真館W3をご覧下さい。
2月1日(日)
・山スキー講習会(初級編)・エーデルワイススキー場
・植木、吉野、斉藤、薄井、溜口、増渕、梅原、田上、石岡、以上岳友会  稲龍、他参加者計:18名

・この日は、高気圧が日本列島をすっぽりと覆い、朝から雲一つない最高の天気となった。8時半に、
エーデルワイススキー場に参加者18名が顔をそろえる。
  クワッドリフトで枯木沼まで上がり、ここで講師の植木さんから、今日の日程や注意事項などについ
て話を聞く。この後、各自自己紹介をしている内に早くも和気あいあいとした、楽し〜いムードとなる。
ゲレンデの片隅に移動し、ここでシールをつける。初級編とあるが、ほとんどが経験された方ばかりで
皆手馴れたものだ。
  準備が終わり、ゆるやかな登りの林間コースを、大沼を目指す。風もなく気温もかなり上って来てい
る様だった。一汗かいた後、大沼に到着し大休止をする。休憩後、読図、コンパスの使い方の練習を行
う。その後、枯木沼へ戻る。ここでシールを外し、ゲレンデを滑った後、いよいよフワフワ雪の滑走と
なる。まずは滑って見るが、中々うまく滑れない。ここでも植木さんから日陰や日向の違いなどを教わ
る。
  そこからもう少し下り切った所でランチタイム・・・あっという間に雪のテーブルが出来あがる。相
変わらず雲一つない良い天気で日光連山や真っ白な会津の山々が見渡せる。少しウィスキーなども入り、
何だかと〜ってもい〜い気分になってくる。
  午後からはさっきの斜面を登り返す。斜面が急になった所で、ターンの仕方を教わる。登り切った所
で各自好きなコースを滑り元の場所に場所に戻る。ここでビーコンとゾンデ棒の使い方を練習する。実
際に埋まって下さった稲龍さん、田上さんお疲れ様でした。おかげでゾンデ棒の感覚?が掴めました。
  この後は、再び枯木沼に向かって登り返し、枯木沼からの林間コースに出る。ここからゲレンデを滑
り、エーデルワイスのセンターハウスへと戻り、解散となった。今回、山スキー講習会に参加された、
皆様、本当にお疲れ様でした。植木さん、本当にお世話になりありがとうございました。また、皆様、
山スキーでお会いしましょう!m(__)m

山行報告  1月24日受付分
狐の足跡    写真は山岳写真館W2をご覧下さい。
平成16年1月(第2回)矢板岳友会例会   山行計画はこちら
例会日 1月21日(水)  岳友会事務所
参加者 小林、池田、石岡、田上、薄井、植木
◎山行報告
03/12/26〜1/7 モナシー 植木 他
         今までのCMH中、1番天気と雪の状態がよかったです。
         メンバーに恵まれて楽しめました。
03/12/27 瑞がき山 池田 他
         もしかしたら、4月に登山教室15名限定で実施する可能性あり?
1/12 八方ヶ原 スノーシュー 小林、久保、君島 スノーシュートリオ
         学校平〜大間々 大間々は1mぐらい積もっていました。
1/16 八方ヶ原 スノーシュー 小林×2
1/18 戦場が原 スノーシュー 小林、久保、君島、岸 スノーシューカルテット
1/20 八方ヶ原 スノーシュー 小林×2
1/10 スキー講習会 梅原、石岡、植木
         最高の晴天の中(放射冷却で朝はー12℃!)練習しました。
1/11〜1/12 スキー講習会 吉野、齋藤、鍋島、稲龍、西郡、植木
         昨日とは打って変わって猛吹雪!!
         いつものところにテントを張って盛り上がりました。
         まるで新年会?         
1/12 大戸沢岳1386mp 鍋島、稲龍、西郡、植木
         今年初の山スキー!昨日の吹雪はどこへやら、
         快晴の中を1386mpまで。
1/17 大戸沢岳1386mp 稲龍、植木
         先週から比べると50cmアップ!
         いつもの横浜スターレットと栃木レガシーの人たちが先行。
         横浜の人は三つ岩かなぁ。
         1386mpに着いて大戸沢頂上方面を見ると
         すでに2人が頂上直下を登っていました。
         我々はここから滑ることにして大休止。そのうちに水戸部さん田
中さんが到着。
         その後頂上を目指す水戸部さんたちを後ろに、いつもの斜面を滑り、
         スノーシェッドに戻りました。
1/18 松木アイスクライミング 稲龍、田上、植木、他4
         今シーズン初のアイスクライミング。新しいバイルのデビュー戦です。
         昨夜の持ち寄りのなべの残りをいただき銅公園を出発。
         黒沢に先行パーティーがいるので、横向と夏小屋に取り付く。
         桜井さんのアドバイスをもらい「根性」で横向を完登でき、うれしかったです。
1/17 古賀志 周遊コース 石岡
         静かな周遊コースを歩いてきました。このコースはもしかして何年か前に
         岳友会で草刈りというかなぎ倒しをしたところかもしれません。

平成16年1月(第1回)矢板岳友会例会  山行計画はこちら
例会日 1月7日(水)  岳友会事務所
参加者 小林、君島、鍋島、淺川
◎山行報告
03/12/29〜1/3 中房温泉から燕岳 浅川
03/12/29と1/3 サンカルトレーニング 君島
1/4       八方ヶ原 小林、久保 他2
03/12/28〜03/12/31 八ヶ岳 尾上 他
1/1       元旦登山 八海山神社 小林、溜口、薄井、佐藤
1/2       高峰 小林、中村、岸

平成15年12月(第2回)矢板岳友会例会   山行計画はこちら
今冬最大級の寒波?が近づいて来たような空模様ですが、雪が少ないからと
安易な気持ちでの入山は控えて、計画も装備も完全にして雪山にアタックしてください。
尚 登山計画書の提出は会員の義務で有ることを忘れずに!
  緊急出動の対策として、居所ははっきりして置きましょう

例会日 12月17日(水)  岳友会事務所
出席者 小林、小川、久保、東、溜口、君島、植木、鍋島、田上
◎山行報告
12/14 登山教室 金時山  小川、君島、溜口、池田、梅原、薄井、岸    他27人
             天気が良く、富士山ばっちり! 北岳は真っ白に見え、
             八ヶ岳は雪が無かった。
12/7 木幡の幡祭りと口太山  小林、岸
             口太山みぞれ混じりの雨に降られ展望無し。
12/15 戦場ヶ原     小林×2
            スノーシュウの下見 奥白根白く輝いていた。
12/14  古賀志  尾上、植木
         アイゼントレ 難しくて草臥れました。
12/6  サンカル 君島 田上

山行報告  12月15日受付分   山行計画はこちら

金時山・登山教室                写真は山岳写真館U9をご覧下さい。
12月14日(日)
・金時山・登山教室
・池田、梅原、薄井、溜口、岸、君島、小川、他登山教室参加者:27名

・ここ数年来、『初冬に富士山を眺める山行がしたい』と言い続けてきた池田さんの願いが通じたのか
今回の登山教室は、雲一つない澄み切った冬晴れと、風がほとんどなかった事も幸いして、初冬とは思
えないほど暖かな、素晴らしい一日だった。

まだ真っ暗な中、5時30分過ぎに矢板を出発し、登山教室としては今回初めて首都高を越える事と
なる。またこの頃にはまわりもすっかり明るくなり、バスの窓からは、真っ白いベールを被った富士山
の姿を見る事ができる様になる。この後もバスは順調に進み、秦野を過ぎた辺りからはその姿が、ぐん
ぐんぐんぐん大きくなってくる。御殿場で高速を降り、すぐに山道に掛かる。その道路を、右に、左に
カーブを切るたびに目に飛び込んでくる、その雄大な姿に感嘆しながら、予定よりも30分以上も早く、
乙女峠の登山口に到着した。
登山口で4班に分かれ、ストレッチなどで体をほぐした後、さあいよいよ出発、となる。いつもなが
ら軽い緊張感が体を包み、一歩、また一歩と足を踏み出す毎に、すーーーっと自然に溶け込んでいく様
な気持ちを覚える。
暫くは展望のない樹林帯の登りとなるが、高度を上げるにつれ、木陰越しに徐々に富士山の姿を捉え
る事ができるようになってくる。今年は例年になく暖かい、とは言っても日陰にはかなり大きな霜柱が
立っている。それでも、峠に近づくにつれて日差しの方が強くなり、汗が滲んでくる様になる。
乙女峠に立つと、展望が一気に開け、目の前に富士山の堂々たる姿を見る事ができる。ここから金時
山へは尾根歩きを楽しむ事となるが、山頂直下は意外と勾配があり気持ちよい汗をかく事ができた。
11時過ぎに、金時山の山頂に立つ。ここからは360度の景色を楽しむ事ができ、富士山の右手後
方には、甲斐駒や北岳が、その右手には八ケ岳の山々を見る事ができる。一通り周りの景色を楽しんだ
後、ここでお昼とする。気温は余り高くないが、風がなく、日差しがある分。むしろ暖たかささえ感じ
た。
十二分な休憩を取った後、下りに掛かる。金時神社への分岐までの下りは意外に傾斜もきつく、下の
方からは汗を掻きながらも、どんどんどんどん登山者が登ってくる。この為に登り、下りの人のすれ違
いに停滞することもしばしばだった。しかし、金時神社への分岐に掛かると、登山者がぐっと減り、周
りには静かな静かな時間が広がって行く。その杉林を下りきった所に、金時神社があった。ここで今年
の山行のお礼と今後の山行の安全をお祈りして、バスへと戻る。
そしてお決まりの温泉で、今日の一日の汗を流した。・・その温泉で、その窓ガラスの先には大きな
大きな、真っ白な真っ白な雪を抱いた富士山の姿が、・・最後の最後まで、私達の目を楽しませてくれ
た。・・そんな山行、でした。参加された皆様、お疲れ様でした。m(__)m

平成15年12月(第1回)矢板岳友会例会     山行計画はこちら
暦の上では早、師走を向かえ何かと慌ただしい日々が続きます。12月共なると寒さも一段と増し、雪の
便りが聞かれる頃ですが、今年は例年になく暖かく、積雪もほとんどない所が多く見掛けられます。これ
から年末、年始に向けて、冬山の計画なども立てられる事と思いますが、山に入られる時には、事前の情
報収集と天気予報に注意し、安全登山を心がけて下さい。

【日時】12月3日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、池田、植木、梅原、岸、溜口、君島、小川、鍋島、(9人)

【山行報告】
(1)11月22日(土)
・金時山・登山教室下見
・小林夫妻
・登山教室の下見を兼ねて、金時山に行って来ました。所がこの日は3連休の初日とあって、行き帰り
  共に高速が大渋滞し、かなり遅くなってしまいました。天気も今一つはっきりとせず、登りにちらっ
  と富士山が顔を見せただけでした。・・・お疲れ様でした。
  また、12月2日に登山教室の説明会を実施しました。(担当:池田)

(2)11月22日(土)〜24日(月)
・金峰山・甲武信ケ岳・瑞牆山
・溜口
・日光、足尾、伊勢崎、下仁田経由で初日は金峰山を目指しました。コースは廻目平から金峰山をピス
  トンしました。コースタイムは5時間くらいだったでしょうか。明くる23日は、毛木平から十文字
  峠を経て、甲武信ケ岳を登りました。思ったよりも時間は掛かりませんでした。最終日は瑞牆山を往
  復しましたが、9時30分頃には山頂に立つ事ができました。最初はこれら三山のコースを色々と考
  え、悩みましたが、思っていたよりもずっとスムースに一日に百名山を一つずつ登る事ができました。
  帰りは、下道を6時間30分掛けてゆっくりと帰りました。

(3)11月23日(日)
・藤坂ロックガーデン・クライミング
・植木、尾上、君島、田上、鍋島  他
・藤坂ロックガーデンに行って来ました。このゲレンデは個人が経営されており、1回1000円掛か
  りますがその年はそれで何度も行く事ができます。岩が石灰岩で尖っている為になれないと指先に、
  かなりの負担となります。当日の天気は、寒かったけど、天気が良く気持ちいいクライミングができ
  ました。

(4)11月24日(月)
・古賀志・クライミング
・植木、尾上、田上、鍋島  他
・24日はいつものごとく古賀志へクライミングに行きました。連日のクライミングで少々疲れ気味で
  したが、楽しい一日を過ごす事ができました。

(5)11月24日(月)
・大菩薩嶺・大菩薩峠
・梅原、薄井
・佐野から熊谷、寄居、雁坂を越え上日川峠から大菩薩嶺を登って来ました。朝は、雲の多い天気でし
  たが、雁坂トンネルを越えた所で甲武信岳の後方に青空が広がります。大菩薩嶺の登りでも青空が広
  がりましたが、雷岩の手前付近からガスが出始め、富士山、南アルプスの姿を見ることはできません
  でした。上日川峠の駐車場はほぼ満車に近い状況でしたが、登山者もさほど多くなく、晩秋の山歩き
  を楽しむ事ができました。

(6)11月29日(土)
・黒磯山岳会45周年記念講演会・記念式典
・小林、梅原
・この日は生憎の雨となりましたが、黒磯文化会館、小ホールにて13時30分から、田部井淳子さん
  の記念講演会がありました。講演は田部井さんの巧みな話術に皆が引き付けられ、世界の七大陸の最
  高峰を踏破された時のエピソードを時間も忘れ、楽しく聞く事ができました。また、この後は黒磯山
  岳会の45周年記念式典が行われ、小林会長が出席されました。
  黒磯山岳会の皆様、おめでとうございます。

(7)11月30日(日)
・サンカル・クライミング
・尾上、梅原、君島、田上、小池
・この週末は生憎の雨で、古賀志に出かけられず、サンカルのクライミングで汗を流しました。私は、
  古賀志では中々できない、リードやビレイの練習ができた事は良かったのですが、思った様には登れ
  なかったのが残念でした。しかし、体中に適度な筋肉痛と心地良い疲れを感じ、楽しい一日でした。
  また機会を見つけて登りたいと思っています。

(8)12月3日(水)
・高原山・釈迦ケ岳
・小林、淺川
・それぞれ単独で釈迦ケ岳の霧氷を見に行きましたが、頂上でバッタリ出会いました。淺川さんは前日
  鏡沼に行き、その日は小間々台に泊まり釈迦に上って来ました。今年はあちこちできれいな霧氷が見
  られる様で、釈迦ケ岳頂上付近の霧氷も最高でした。また、三本槍や甲子旭方面は真っ白でした。

山行(写真)報告  撮影:小林会長

写真のみ  那須姥が平、釈迦ヶ岳山頂からのパノラマ写真は山岳写真館U8に掲載しています。


山行報告   11月24日受付分

北八が岳 しらびそ小屋                  写真は山岳写真館U7に掲載しています。

月日 H15年11月18日〜19日
   小林 充(単独行)
コース  稲子湯10,20〜唐沢橋10,34〜屏風橋10,56〜水場11,49〜しらびそ小屋12,15
久しぶりの単独行なので、緊張したが登山靴を履いたら気持ちが落ちついた。稲子湯の駐
車場はガランとしていて、静かな山旅を味わいそうな雰囲気である。今朝の冷え込みのせ
いか、木道の上にはべったりと氷がついている。
二、三度林道を横切ると唐沢橋に着く。車が20台ほど置ける駐車場だが、車上荒らしに
ご注意の看板があった。ここはシャクナゲ尾根コースの分岐点にもなっている。
ここからひと登りで屏風橋だが、かなり汗をかいたのでシャツ一枚となる。小豆のたっぷ
り入った最中を一個食べるがこれが又美味しい。山はこうでなければ楽しみがないもんだ
と自分に言い聞かせる。丸木橋を渡ると山道となる。落葉松の葉が2〜3センチ降り積も
ってまるで絨毯の上を歩くような感触がどこまでも続く。駒鳥沢の水場に手作りの
道標があった「はっても30分」の文句には疲れが飛ぶような癒しの言葉ではないか。
ジクザクの道を登ると「犬」の鳴き声がしてきた。うずたかく積まれた薪の陰に小さな
みどり池としらびそ小屋があらわれた。古びた小屋の後には新館も出来、懐かしきが様変
わりしていた。池に映る天狗岳は凛々しく明日の登頂に期待が膨らんだ。
小屋で今夜の受付を済ますと、お茶に「かりんとう」のお茶請けがでてきた。ストーブの
周りにうろうろしている「犬」の名前はラッキーと言いかわいそうに両目失明していた。
暗くなっても登山者は無く、今夜は私と小屋番と犬一匹のようである。
天候は下り坂の予報で、天狗岳の稜線がだんだん見えなくなってきた。風も出てきたらし
くすきま風が雨戸を鳴らす。夕食はストーブの脇に二人分の料理が並び、差し向かいで食
べる。食前酒がお代わりしたいほど美味しかった。昔 夏沢峠に泊まったときには「目玉
汁」とふりかけの夕食に?雲泥の差ですねと、小屋番と笑う。
寝る前に星空を見ようと外に出る。久しぶりに眺める星座は本当に美しい、空気が澄んで
プラネタリウムの中みたいな感じである。急に満天の星の一つが、青白く爆発した。
時間にして1〜2秒 ワッ! 抱きつきたいほどの感激の一瞬であった。
興奮さめやらぬまま、二階の屋根裏部屋にいく。40人収容の小屋なので、仕方がないが
真っ暗闇である。明かり窓が一つあるだけで、梁を跨いで寝床に入る。夜中風の音で目を
覚ます、時計は11時前である。ヒュー ガタガタガタ ガタン もう!寝られたもので
はない。朝までまんじりともせず、夜明けを待った。
朝食はパンが出た、昨夜洋食、和食どちらが良いですかと聞かれたので、洋食と答えたか
らである。小屋のコーヒーが美味しいと聞きかじっていたので、正解であった。
天狗岳、厚い雲のなかである。今日は山に登っても何も見えませんよと、小屋番に言われ
る。何処か見るところありますか?と訪ねると、「苔」の素晴らしいところ有りますから
案内しますと言うので、行くことにした。
小屋からはほど遠くないところに、入り口のテープがあった。岩が多いので気を付けてく
ださいと言って、小屋番は帰っていった。シャクナゲの多い道で、足下にはコケモモがた
くさんあった。苔は素晴らしかった、木にも岩にも苔が張り付いて、夏の盛りにはもっと
繁茂しているのではなかろうか?6月のシャクナゲと合わせると北八が岳の良さを
満喫出来そうな感じがする。硫黄岳も天狗岳も稲子岳も相変わらず雲の中だけど
満足出来た山旅となった。帰り道では、単独行の若い女性と自転車に乗った若者に出逢っ
た。今度は春になったらスノーシュウで来ようかなと思いながら、稲子湯を目指した。

平成15年11月(第2回)矢板岳友会例会     山行計画はこちら
先日、宇都宮でも初霜、初氷を観測し、季節はいよいよ秋から冬へと替わって行く候を迎えました。また
暖かい日が続いた事もあり、現時点では山々の積雪は例年よりも少ない様に思われます。しかし、日が暮
れるのがかなり早くなり、朝晩の冷え込みも一段と厳しくなっていますので、健康に十分注意し、余裕を
持った行動で、安全登山を心掛けて下さい。

【日時】11月19日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、池田、植木、梅原、尾上、石岡、溜口、君島、小川、鍋島、(10人)

【山行報告】
(1)11月8日(土)
・古賀志・クライミング
・植木、尾上、淺川、梅原、君島、小池、& 溜口
・古賀志・マラ岩にクライミングに行って来ました。秋も深まり、木々もかなり葉っぱを落としていま
したが、とっても暖かい一日でした。この日は、多くのクライマーが古賀志を訪れ、我々も夕方には不
動岩の右フェースに移動するなどして暗くなるまでクライミングを楽しみました。またその後、事務所
に戻り、笹刈りの前夜祭を実施しました。(詳細報告済み)

(2)11月15日(土)
・高原山・釈迦ケ岳・笹刈り&閉山祭
・小林、淺川、植木、梅原、尾上、溜口  &  吉野、斉藤、小池
・恒例の岳友会笹刈りも、1996年11月に初めて以来、今年で8年目を迎えました。この日も例に
よって、朝は厳しい寒さでしたが、午後から天気が急速に回復し、暖かい一日となりました。下山後は
城の湯で汗を流した後事務所に戻り、閉山祭を楽しく実施しました。(詳細報告済み)

(3)11月16日(日)
・茨城・笠間ボルダー
・鍋島他1名
・茨城の笠間ボルダーに行ってきました。

(4)11月18日(火)〜19日(水)
・北八ヶ岳・しらびそ小屋
・小林
・北八ヶ岳のしらびそ小屋に一泊し、付近を散策して来ました。この日、泊まったのは私一人だけでし
た。また、山小屋の食事はまあまあでした。頂上まで行くつもりでしたが、例会があるので早めに下山
する事としました。谷川岳方面を見ると、白くなっていました。


山行報告   11月17日受付分
高原山の笹刈り&閉山祭  撮影は梅原    写真は高原山情報 2003/11笹刈り&閉山祭をご覧下さい。

山行報告:高原山の笹刈り&閉山祭   

11月15日(土)
・高原山の笹刈り&閉山祭
・小林、植木、尾上、淺川、梅原、溜口、& 吉野、斉藤、小池
・先週の予定が雨で流れてしまった事もあり、今日は6名の参加となる。天気予報では午前中は何とか
良さそうな予報だったが、高原山を見上げると厚い雲に覆われており、何やら雲行きが怪しい。
  8時前に大間々台の駐車場に着く。『ブルっ!寒い!!』。周りはガスに覆われ、風も強い。「どう
する?」と喉まで出掛かった声を抑えながら、準備に掛かる。『先行ってるよ!』と言う声も、どこか
弱々しく感じるが、ここまで来て、悪天候だから「やめる。」などという訳には行かない。『笹刈りの
時って、いつもこんな天気だよね!』『本当。去年は雪だったし・・・』などと言いながら林道を歩く
うちに、気分は「いつもの山モード」へとチェンジして行く。
  登山口から雑木林の登りを過ぎ、八海山神社への稜線を行く頃が風をまともに受け一番厳しかった。
1940Mピークに看板を付け、そこから少し下った地図上の剣が峰から笹刈りを始める。木々の葉っ
ぱもほとんど落ちていたが、ここまで来るとさほど強い風も受けず、何とか作業は続けられる様だ。
  今日の「笹刈りポイント」は通称「トラロープのある急坂」付近だった。がこの天気では「そこまで
は無理かな?」と言うのが正直な所だ。ガスに包まれた山々に3台の草刈り機のエンジン音が響く。皆
休みも取らず黙々と作業を続ける。11時頃には目指す「トラロープ・・・」も越える。『そろそろ、
お昼にしようや!』と言う声で、「地蔵岩」(トラロープ・・・の下;岳友会命名)でお昼とする。
  温かいラーメンを食べながら、『お昼から少し刈って下山だな!』などと言っていると、周りのガス
が一気に晴れ、青空が覗き、日差しが射す天気へとなる。『おいおい。もっと笹刈りをやれって事かよ』
などと言いながらも、やはり天気が良くなると嬉しくなってくる。この後、気温もぐんぐん、ぐんぐん
上がって行く様だった。遅くなるのは判っていたが、結局この日も笹刈り機は釈迦ケ岳の頂上を踏む事
となった。
  頂上からは滅多に見られない雲海が広がり、その上に男体山や女峰山などの日光連山、燧ケ岳、会津
駒を始めとする会津の山々、日留賀岳、那須の山々が顔を出している。風もなく暖かい!しかし時間が
ないので、下山に掛かる。「暗くなるかな?」と思いながらも、笹を刈りながらの下りとなる。
  地蔵岩まで戻り、デポしていた荷物を担ぎ、ここからは大間々台まで一気に下る事にする。八海山神
社付近で夕陽との競争になるが、どう見ても勝ち目はない。そこから少し下った所で、西平岳に今まさ
に沈もうとする夕陽に感動する。その姿が山の端に消えて行くのを確認しながら、下山を急ぐ。結局、
大間々台の駐車場に戻ったのは夕方の4時30分を少し回った頃だった。
  この後、冷えた体を城の湯の温泉で温める。「ふうっーー。気持ち良い!」考えて見ると、今日は昼
休み以外、休まずずっと笹刈りをしていた様だった。本当に、『お疲れ様でした!』

・温泉で汗を流した後は、岳友会事務所に「全員集合!」&吉野さん、斉藤さん、それに小池さんも参
加してくれ、賑やかな閉山祭が始まる。会長の奥様の手料理をご馳走になり、またみんなからの差し入
れに食べ切れない、飲み切れないの大・大・大満足で楽しい一時を過ごす事ができました。参加頂いた
皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。m(__)m

山行報告   11月10日受付分

山行報告:古賀志・岩トレ  撮影:梅原    拡大写真は山岳写真館U6をご覧下さい。
11月8日(土)
・古賀志・岩トレ
・植木、尾上、淺川、梅原、君島、小池
・岳友会事務所に8時に集合。君島さんの車で古賀志に向かう。この日も朝からいい天気でもう11月
もそろそろ半ばというのに気温はかなり高く暖かい。途中コンビニに寄った後、森林公園付近の紅葉を
楽しみながら古賀志の駐車場に着く。
尾上さんとは古賀志で待ち合わせの予定で、我々はマラ岩に直接向かう。不動岩の方は既に多くの人
が入っているようだった。マラ岩に着いて準備に掛かる頃、別のGrも次々とやってきて周りは一気に
賑やかになる。
準備が終わり、まずは植木さんが溝ルートをリードで難なく登る。この後、君島さん、淺川さんがト
ップロープとは言へ軽々と越えて行く。次は私の番だ。初めての岩という事で、緊張感が走る。ホール
ドを確かめ足で立とうという意識で登り始めたが、途中で急に両腕が悲鳴を上げ始める。やはり腕だけ
に頼っている。思わず『テンション』と声が出る。『だめかなあ』と言う気持ちが頭をよぎる。下から
尾上さんやみんなが次々とアドバイスをくれる。『ゆっくり休んでいいよ』という言葉にほっとする。
岩場から見る下の景色に励まされる。『登りたい』その気持ちで再び動き始める。先程、苦戦した溝を
乗り越える。終了点までたどり着く。その時、何とも言えない満足感が体中を包んだ。
この後、尾上さんが登る番だ。ホールドを確かめながら、小柄な体がスーーーッと岩を越えていく。
動きが実にスムーズでリズミカルだ。これも練習の賜物なのだろう。みんなが2本目を登っている頃、
アキさんがやってくる。しばらく登っていないという事だったが、ナースクラックを楽に登って行く。
マラ岩キャリーを大胆に登って行く。その動きには力強ささえ感じる。この後も、各自が思い思いに、
クライミングを楽しんだ。
お昼を過ぎた頃、片柳さんと、鈴木さんと、サチ君がマラ岩に上がってくる。我々は下の競技会ルー
トの方へ移動するつもりだったが、下の方は一杯との事で、左のフェースに移動する。再び、植木さん
がスリーナインをリードで登る。君島さんと淺川さんはここでリードの練習・・・緊張感の中にもこれ
をクリアーする。その隣では、尾上さんとアキさんがSフェースを気持ちよく登っている。
そうこうしている内に、日も傾きかけてきたが、尾上さんがタケチャンマンを登りたいと言うので、
不動滝、右フェースに移動する。かなり薄暗くはなってきたものの、楽にクリアー。その横でアキさん
もドライアイスを力強くクリアーする。結局、この日も下山する頃には、周りはすっかり暗くなってい
た。この後、事務所に戻り、みんなで笹刈りの前夜祭を楽しむ。
あくる朝、体中に残った筋肉痛が何故か心地よいような錯覚に捉われた一日でした。ご指導、ご同行
頂いた皆様、本当にありがとうございました。

平成15年11月(第1回)矢板岳友会例会     山行計画はこちら
この所、暖かい日が続いていますが、季節は確実に秋から冬へと移ってきています。この頃の天気は変わりやすく
また日の出、日の入りの時間もかなり短くなっていますので、時間に余裕を持ち、天候の急変に気をつけて、安全
登山を心がけて下さい。

【日時】11月5日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、池田、久保、植木、佐藤(一)、梅原、尾上、溜口、岸、君島、小川、鍋島、(12人)

【山行報告】
(1)8月2日(土)〜3日(日)
・鳥海山・月山
・佐藤(一)、他1名
・ちょっと報告が遅れましたが、夏の鳥海山、月山に行って来ました。天気は良かったですが、途中で
大きな岩が転がり落ちてきてびっくりしました。下山してからは、地元の花火や新鮮な海の幸を頂き、
大満足、でした。

(2)10月16日(木)
・高原山・釈迦ケ岳
・小林
・塩谷町の釈迦ケ岳林道から、前山を経て、釈迦ケ岳から中岳、西平岳を周回するコースを歩いて来ま
した。釈迦ケ岳林道は整地されているようです。

(3)10月18日(土)
・那須・沼原〜三斗小屋
・久保
・沼原から三斗小屋を歩いてきましたが、紅葉には少し遅かった様です。茶臼岳の後側(北側)はきれい
でした。宿には数台の車が停まっていました。

(4)10月18日(土)
・高原山・大入道
・小林
・大入道の笹刈り&登山道整備に行って来ました。大入道コースの笹刈りは完了しました。尚コースと
しては、小間々台のキャンプ場に車を停め、大間々から剣が峰を経て大入道に至る、のがお奨めです。
(笹刈り&登山道の整備、いつもいつも本当にご苦労様です。m(__)m  。)

(5)10月18日(土)〜19日(日)
・大菩薩嶺・小室川谷
・植木、尾上、増渕
・今シーズンの沢納めと言うことで、大菩薩嶺・小室川谷に行って来ました。さすがにこの時期ともな
ると水は冷たいですが、紅葉がとてもきれいでした。途中、滑ったりした所もありましたが、やぶこぎ
もほとんどなく、きれいな良い沢でした。また富士山がとても大きく見えました。

(6)10月18日(土)〜19日(日)
・会津・朝日岳、会津・浅草岳
・溜口
・18日に会津・朝日岳、19日に浅草岳に行って来ました。ちょうど紅葉が見頃を向かえ秋の山歩き
を楽しめました。雄大なアルプスも勿論良いですが、改めて会津の山々の良さを痛感した山行でした。

(7)10月19日(日)
・那須・沼原〜茶臼岳
・梅原、チャド
・アミルさんが病気で行けなくなったので、チャドさんと那須を歩いてきました。紅葉は既に、沼原よ
りも下まで降りてきており、姥が平付近はもう終わっていました。また風も強く秋から冬への移り替わ
りを肌で感じた一日でした。チャドさんが元気過ぎて、お昼過ぎには沼原へ降りてきました。

(8)10月25日(土)
・古賀志・クライミング
・尾上、サンカルアキさん
・古賀志に、女性2人では始めて行ってきました。現地では、仲間達と合流し一日クライミングを楽し
みました。

(9)10月25日(土)
・磐梯山
・小林、久保、岸他1名
・岸さんの友人を加え、磐梯山に行ってきました。

(10)10月26日(日)
・古賀志・クライミング
・植木、尾上、淺川、溜口、君島、鍋島
・マラ岩、不動岩周辺で一日クライミングを楽しみました。この日は、3−9、ナースルート、粉屋の
娘さん、などルートを登りました。また、溜さん、淺川さん、君島さんはリードの練習をしました。

(11)10月29日(水)
・高原山・剣が峰
・小林
・この日も笹刈り、でした。コースとしては剣が峰から大入道の分岐までの刈り払いを完了しました。
会で行う笹刈りは、トラロープ(釈迦手前の急坂)付近から上部を重点的に行いたいと思います。

(12)11月1日(土)〜3日(月)
・中央アルプス・木曾駒ケ岳〜空木岳縦走
・梅原、溜口
・この時期としては、暖かく、終始天候にも恵まれ最高の縦走をする事ができました。宝剣山荘は今月
の後半まで開いていますが、他の小屋は既に閉まっており、水場がほとんどないので注意が必要です。
秋晴れの静かなアルプスの縦走を十分に楽しんで来ました。(詳細報告済み)

(13)11月1日(土)
・古賀志・クライミング
・尾上
・この日も古賀志にクライミングに行って来ました。日が暮れるのが早くなった為か、新人クラックを
ヘッデンを点けて登っている人を見掛けました。

(14)11月1日(土)
・会津・御神楽岳
・佐藤(一)
・御神楽岳に行って来ましたが、紅葉は下の方がちょうど見頃だった様です。途中、イワウチワがきれ
いでした。この日は風もなく暖かかったので頂上で2時間近く昼寝をしました。

(15)11月2日(日)
・奥鬼怒沼山
・君島
・紅葉は栗山村の周辺がとてもきれいでした。瀬戸合峡のトンネルが完成し、非常に便利になっていま
す。この日は、暑いくらいの良い天気でした。

(16)11月2日(日)
・瀬戸峨廊
・小林夫妻、植木、尾上、岸
・いわきの瀬戸峨廊へ行ってきました。紅葉の中、沢登りコース(はしごが多い!)を歩きましたが、
結構楽しめるコースです。(詳細報告済み)

(17)11月5日(水)
・高原山・釈迦ケ岳
・小林
・今週末の岳友会の笹刈りの下見を目的として、釈迦ケ岳に行ってきました。

山行報告  11月5日受付分

背戸峨廊報告
日時  H15年11月2日
場所  福島県いわき市夏井川支流江田川
参加者 植木、尾上、岸、小林×2

コース 矢板6,50==江田信号所9,17〜登山口9,27〜トッカケの滝9,50〜
    三連の滝11,40〜12,20登山口1,50〜江田信号所2,00===矢板6,10

矢吹から小野新町に出て、磐越東線を右に左にと越えて無人駅の江田信号所には
2時間ほどで到着 した。駅前の駐車場は満杯の状態なので、少し戻って道の広場に駐車。
支度をしてから出発。ガードをくぐり10分ほど歩くと、トイレと20台ほど置ける駐車場
のある登山口である。大きな案内図には地図と注意書きがあり、秋、冬の入山は、午後は
禁止の文字があった。沢は太陽が入らず薄暗いが紅葉した木々の上は紺碧の青空で、
期待で胸が一杯に膨らむ。子供連れの登山者が多くて人気のほどを知る。
東屋のところから道は二つになり、一般コースと沢登りコースとに分かれる。間もなく
トッカケの滝に出合う。水量も多くて見応えのある滝である。鎖を手がかりに右岸に設置
された梯子を登る。これから最奥のの三連の滝までは、鎖場、梯子登りが多くあるので
注意が必要である。特に竜の寝床の鎖場はスリップしやすい。梯子登りに飽きた頃三連の
滝に着く。格好な休み場を見つけたのでお昼にする 。落ち葉の散るなかでのラーメンが
又美味しい!植木は飲み過ぎ!ここから尾根に取り付く、振り返ると紅葉が一段と艶やか
写真を一枚逆光の中で撮る。コシアブラの木が目立つが春が楽しみな沢になりそう。
今度はわらじに地下足袋で来たいものだと思いながら、落ち葉を蹴飛ばしながら山道を
下る。駐車場は動きの取れないほどの混雑でやっと車を動かすことが出来た。
夏井川の今年一番のもみじを眺めながら帰途に付く。途中母畑温泉でお風呂に入り
伊王野経由で矢板に帰る。期待以上に楽しい山行でした。


山行報告  11月4日受付分
中央アルプス・木曾駒ケ岳〜空木岳   拡大写真は山岳写真館U4をご覧下さい。
11月1日(土)〜3日(月)
・中央アルプス・木曾駒ケ岳〜空木岳縦走
・溜口、梅原
・10/31(金)岳友会事務所19:30=(日光・足尾・伊勢崎・東部湯の丸・岡谷・駒ヶ根)==24:40菅平(泊)
・11/1(土)菅平バス停8:12===8:47しらび平9:00===9:10千畳敷9:30−−−10:08宝剣山荘10:35−−−
       11:30木曾駒ケ岳山頂12:10−−−12:50宝剣山荘(泊)
・11/2(日)宝剣山荘7:10−−−7:30宝剣岳7:40−−−9:00獨沢大峰9:05−−−10:00檜尾岳10:05−−−
       11:20熊沢岳(昼)12:00−−−13:20木曾殿小屋(義仲の力水)13:50−−−15:00空木岳15:10−−−
       15:40空木岳非難小屋(泊)
・11/3(月)空木岳非難小屋6:17−−−7:12迷ピーク7:17−−−8:20池山非難小屋8:35−−−9:50スキー場9:55
       −−−10:25菅平===駒ヶ根12:20===18:15矢板
・集合時間を急遽早め、ダイユーで食料を調達した後、7時30分過ぎには矢板を出発する。今日は沖
さんから教えて貰った節約コースを取る事にする。それでも伊勢崎まで2時間強、駒ヶ根まで5時間強
で着いた。

  11月1日、菅平は紅葉真っ盛りと言った所だ。しかし、大駐車場は閑散としている。やはりシーズ
ンを過ぎた為なのだろう。我々の今日の予定は楽々コースの為、バスを2本見送り、8時過ぎのバスに
乗り込む。しらび平からは8分弱で標高2600m強の千畳敷に着く。
  ここで身支度を済ませ、千畳敷カールを横切り急坂を登るとあっと言う間に宝剣山荘へと着く。ここ
で早くも受付を済ませ、木曾駒ケ岳を目指す。この日は、生憎のガスまじりの天気・・・しかし、木曾
駒の頂上からは、雲の上に頭だけをちょこんと出した甲斐駒ケ岳、千丈岳、北岳などの南アルプスの山
々や八ケ岳なども見ることができた。この後、山荘の周辺を散策した後、小屋で体を温め、しばらく休
憩とする。夕方周りを覆っていた雲が切れ、夕陽に染まる山々の景色を楽しむ。
  また、この日、宝剣山荘に泊まったのは16人・・・6畳の部屋に3人という広々とした中、ふっか
ふかの羽毛フトンでゆっくりと一日の疲れを取る。

  11月2日、雲一つない快晴の天気・・・日の出は6時過ぎだが、5時30分頃から起きだして、朝
焼けに染まる宝剣岳、南アルプスから出る日の出などを飽きるほど楽しむ。この後、少し遅めの朝食を
済ませて7時過ぎに山荘を出発する。
  11月のアルプスという事でアイゼンなど準備してきたが、今年は思いのほか暖かく、積雪、凍って
いる所などほとんどなく、宝剣の登りも全く問題はない。しかし凍っていたら嫌な所だ。快晴の天気、
溜さんは宝剣の剣先?に登り満足気・・・この後、空木を目指し、いよいよ縦走がはじまる。左手に南
アルプスの山々を見る。甲斐駒から千丈、北岳、間ノ岳、農鳥、そしてその後方に富士山、塩見岳から
更に延々と続く南アルプスの山々がくっきり見える。目を反対側に移せば、御岳の堂々たる姿が・・・
また後方に目をやれば乗鞍が・・・最高の縦走日和となった。
  この時期、このコースを縦走する登山者は極めて少ない・・・静かな静かな山歩き・・・風もさほど
ではなく、陽だまりにはいればじっとしても汗ばむ様な陽気となる・・・。長丁場の縦走コースが我々
に精一杯の歓迎をしてくれる。
  熊沢岳の少し手前の陽だまりでお昼とする。目の前にはこれから行く、空木岳が一際大きく見えてく
る。昼食後、にわかに雲がわき始める。特に、空木岳の後方の雲は次第に次第にその厚さを増す。熊沢
岳から木曾殿越えまで一気に下る。ここで『木曾義仲の力水』まで6分、という事で、汲みに行ったの
が誤算だった。この水は完全に涸れていた。 (地図にある水場も季節により、この様な事があるので要
注意!)
  気を取り直して、空木岳の登りに掛かる。この頃になるとガスがかなり出始める。やはり山の天気は
変わり易い!要注意だ!ゆっくりゆっくりだが休まず頂上を目指す。登り初めてから1時間余り・・・
空木岳の頂上に立つ。溜さんにとっては、『夏のリベンジ!』山頂で喜びあっていると周りのガスが一
瞬スーーーッと晴れ、今歩いてきた縦走路が手に取る様に見えた。
  時間も遅くなって来たので、下山に掛かる。結局、30分ほど下った、空木岳非難小屋に泊まる事に
する。この日、この非難小屋に泊まったのは16人。先月、内装を直したばかりのきれいな小屋・・・
また小屋では『駒峰山岳会』の『堺澤清人』さんから山の話を沢山、沢山聞かせて貰った。

  11月3日、この日の天気予報は悪かったが、結局最後まで降られることはなかった。空木岳の山頂
からバス停までは、標高差は2000m近い。相当の厳しさは覚悟していた。でも、溜さんの安定した
ペースにも助けられ、思ったよりも早く下山する事ができた。最後に、汗を流した『こまくさの湯』、
創業が昭和2年の駒ヶ根の『蕎麦屋』さん、にも大満足でした。お疲れ様でした。

平成15年10月(第2回)矢板岳友会例会     山行計画はこちら
秋も深まり、山々のあちこちで紅葉の便りが聞かれる季節となりました。那須方面では、『今年は例年
になくきれいな紅葉が見られる』との事ですが、相当の混雑も予想されますので、時間に余裕を持ち、
安全運転と、安全登山に心がけてそれぞれの山行をお楽しみ下さい。

【日時】10月15日(水)午後8時から  岳友会事務所にて
【出席】小林、池田、稲葉、久保、植木、梅原、溜口、小川、鍋島、アミル(10人)

【山行報告】
(1)10月3日(金)〜5日(日)
・北アルプス・乗鞍岳
・小林夫妻
・乗鞍は長野、岐阜側共にマイカー規制となり、シャトルバスでの往復となります。登ったのは4日で
したが、この日は頂上付近で雪に降られました。登りはおよそ1時間半、残念ながら好天には恵まれま
せんでした。しかし、宿泊した友人の別荘では食べきれないくらいの蕎麦とごちそうを頂き大・大満足
でした。山スキーをやるのには最高のロケーションです。また行きも帰りも50号が渋滞で大変でした。

(2)10月4日(土)
・松木・岩トレ
・植木、尾上、溜口
・松木のジャンダルムに行って来ました。紅葉がとてもきれいでした。クライミングにはまりそうです。

(3)10月5日(日)
・古賀志・岩トレ
・植木、尾上、溜口、君島、鍋島、片柳
・古賀志に行って来ました。新しいメンバーも加わり、一日クライミングを楽しむ事ができました。ク
ライミングにはまったみたいです。

(4)10月5日(日)
・高原山・釈迦ケ岳
・久保他
・ハンターマウンテンのイベントに参加してゴンドラから明神〜釈迦ケ岳を往復してきました。イベン
トの参加者は57人でしたが、釈迦ケ岳の頂上は100人を越える人・人・人であふれかえっていまし
た。頂上にこんなに人が集まるのは山開き以来でしょうか?!紅葉にはまだ少し早かった様です。

(5)10月5日(日)
・那須・姥ケ平
・稲葉他
・職場の人と那須の紅葉を見に、姥ケ平に行って来ました。『国体練習中の、束の間の休み』と言った
ところでしょうか!

(6)10月7日(火)
・那須・姥ケ平
・小林夫妻
・紅葉を見に、姥ケ平へ行って来ました。

(7)10月7日(火)〜9日(木)
・北アルプス・北穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳
・小川
・初日は沢渡でタクシーを相乗りさせてもらい上高地に入りました。ここから、横尾、涸沢を経て北穂
南稜ルートを登り、北穂の小屋に泊まりました。明くる日は、ザイテングラードから奥穂高岳、涸沢岳
を登り、穂高山荘に泊まりました。天候に恵まれ、周りの山々を始めとし富士山も見る事ができ、また
朝陽、夕陽の両方の景色を楽しむ事ができ、大満足でした。帰りは白骨温泉に入って来ました。

(8)10月10日(金)
・那須・姥ケ平
・小林
・この日は一人で姥ケ平から南月山、白笹山を歩いてきました。紅葉はその3日前に歩いた時よりも良
い様に思いました。

(9)10月11日(土)
・那須・姥ケ平
・溜口
・朝5時に峠の茶屋駐車場に着きましたが、既に駐車場は満車状態でした。那須の紅葉は今年は例年に
なく色鮮やかなようです。9時過ぎには峠の茶屋に戻りましたが、この時は大丸駐車場の下まで車で一
杯で、大丸まで下るのに40分も掛かってしまいました。

(10)10月11日(土)
・吾妻・大滝沢・ホラ貝沢
・植木、田上、鍵山
・大滝沢の枝沢であるホラ貝沢へ行って来ました。大滝沢の120mの大滝を越え暫く行くと右に入る
沢がホラ貝沢です。登るにはいい滝や、ぬめぬめっとした滝などもあり結構楽しめました。また紅葉が
盛りでとてもきれいでした。下山は高巻きして大滝沢に戻り、滑川温泉に着いたのは17時30分頃で
した。(行動時間8時間30分)

(11)10月11日(土)〜12日(日)
・静岡・水窪町・大津山
・稲葉他
・10月末から11月始めに掛けて、国体が行われるのでその下見の目的で静岡県の大津山に行ってき
ました。標高は1000mくらいの山ですが、とにかく階段が多いという印象でした。

(12)10月12日(日)〜13日(月)
・南アルプス・甲斐駒ケ岳
・梅原、薄井、溜口
・夜叉神峠が通行止めの為、伊那から北沢峠に入りました。地元の人は奈良田から広河原を経由して入
山していた人もいた様です。曇の多い天気でしたが紅葉が見頃で、秋山を楽しむ事ができました。
(詳細報告済み)

山行報告  10月14日受付分
南アルプス・甲斐駒ケ岳   拡大写真は山岳写真館U3をご覧下さい。

10月11日(土)〜13日(月)
・南アルプス・甲斐駒ケ岳  撮影は梅原
・溜口、梅原、薄井
・11日(土)岳友会事務所17:35===23:00南アルプス村長谷・道の駅(泊)
・12日(日)道の駅5:50===6:05仙流荘6:10===7:05北沢峠7:25−−−7:35北沢長衛小屋テント場8:05
          −−−9:10仙水峠9:20−−−10:20駒津峰10:35−−−11:40甲斐駒ケ岳山頂12:30−−−13:25
          摩利支天13:30−−−13:55六方石14:00−−−15:05仙水峠15:15−−−16:08テント場(泊)
・13日(土)テント場7:22−−−7:35北沢峠7:35===8:20仙流荘8:40===白樺湖経由===17:55矢板
・都合で土曜日の夕方矢板の出発となり、東北自動車道を南下し、50号、北関東、関越、上信越、長
野と乗り継いで、姥捨SAで休憩をとる。ここから見る上田市付近の夜景が実にきれいだった。10月
と言うのに戸外はかなり暖かい。伊那で高速を降り、高遠を通過した頃から予想通り?雨がパラツキ始
めたので、道の駅に寄る。雨を避ける為、『軒下をお借りできますか?』と聞いたら心良く了解して頂
いた。この日は雨に濡れる事なく気持ちよく就寝する。
  12日朝、始発バスに乗るため、1時間で朝食とテント撤収を済ませ6時過ぎにはバス停に着く。既
に多くの人が並んでおり、定刻前だが臨時バスが次々と出て行く。我々も、ほとんど待ち時間なしに、
バスへと乗り継ぐ。この日の天気は高曇り・・しかし、バスが高度を上げるに連れ、鋸山から甲斐駒へ
と繋がる稜線がくっきりと見える。紅葉は中腹付近が盛りで、朝露に濡れたカラ松の黄色が実に鮮やか
だった。バスの運転手さんが本職のバスガイド顔負けの案内をしてくれたおかげで、バスの中の1時間
も退屈する事なしに、北沢峠に到着した。
  ここで身支度を済ませ、広河原方面に少し下った沢沿いのテント場に向かう。途中、少しパラついた
ものの、所々青空が顔を見せる。連休中とあってかテント場にはカラフルなテントが賑わいを見せる。
その一角にテントを張り、その中に荷物をデポし、再度身支度を整え、甲斐駒を目指す。
  登山道は北沢の沢沿いを緩やかに登って行くが、仙水小屋を越えた辺りからガレ場が多くなり歩き難
い事、極まりない。しかし、周りには色付いた木々が多くなり我々の眼を楽しませてくれる。テント場
を出てから1時間程で仙水峠に着く。目の前には色付いた木々を纏った摩利支天やその後方には白い岩
肌を見せる甲斐駒の姿を見ることができる。目を右に移せば遠く雲の上に八ヶ岳の姿が、また更にその
右手には雲に見え隠れする鳳凰三山の姿が眼前に見える。
  一息入れてから、駒津峰の登りに掛かる。暫くは、樹林帯を行くが、直ぐにその背丈が低くなり、や
がて双子山からの道が眺められる様になると、ガレ場の登りとなる。この頃から次第に風が強くなり、
駒津峰に着いた頃には下の方から少しずつ少しずつガスが沸きあがって来ている様だった。ここからは
甲斐駒ケ岳が実に大きく見え、登山道には多くの人が入っているのが判る。しかし、直登コースを歩く
人は少ない様で、我々はそちらを行く事とする。
  六方岩を過ぎると最後の登りに掛かる。大きな岩を一気に越える。どんどん高度を稼ぐ。やがて少し
ずつ少しずつ傾斜が緩くなって来たかと思うと登山道は砂利交じりとなる。油断すると滑ってしまい、
歩きずらい。ここまでの登りで疲れて来ているせいもあるのだろう。急に足腰が酸欠状態となり、悲鳴
を上げ始める。しかし、どう見てももう頂上は直ぐそこ・・・登るべき地点は目の前・・・『あれっ、
もうそこが頂上だよ・・』『着いた!』みんな笑顔で声を掛け合う。しかし、いつの間にかガスが出始
め、風も強くなってきたので、岩陰で風を避けながら昼食とする。・・・結果的にはあまり良い場所を
選択してはいなかったが・・・。
  昼食も済ませ、さて、下山。摩利支天を経由して下る事にするがガスが出始めた事もあり、下山道を
間違え引き返す。思わぬ所で時間を取ってしまったが、この辺りの大きな花崗岩とその白さ、砂利道も
独特の感がある。我々が通った時もあまり視界は良い方ではなかったがガスが出て摩利支天が見えない
時は注意が必要だ。この後、巻き道コースに戻り、六方石手前で一息入れる。
  駒津峰の登り返しで小雨がパラつく。尾根道で風が強くなり、下の方ではガスが舞っている。周りの
景色が急速に変化を見せながらも、色鮮やかな黄色を中心とした紅葉が私達の目を楽しませてくれる。
仙水峠で最後の休憩を取る。この頃から雨模様となり、上下雨具を着ける。例の歩き難いガレ場を通る。
やがて沢沿いの道へと導かれると、木々が我々を守ってくれる。それでもテント場のほんの手前付近で
は完全な雨空に替わって行った。
  テント場に戻り、急いでテントに潜り込む。このテント場は以外に水はけも良く、この夜かなり降り
続いた雨にも、明くる朝までほとんど浸水する事無く耐え抜いてくれた。また、みんなは暖かいテント
の中で、思い思いにくつろぎながらも、今日一日の心地よい疲れでいつの間にか深い深い眠りの世界へ
と入って行ったのでありました。
ご一緒頂いた皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。m(__)m

10月第1回例会報告
 10月1日(水)
【出席】
 小林、池田、君島、溜口、久保、斉藤、小川、鍋島、小針、チャド、アミル
【山行報告】
 9/23 古賀志山     植木、溜口、尾上、増渕 
 9/23 釈迦岳〜鶏頂山  君島
 9/28 尾瀬裏燧林道   小林、岸、本間夫妻、小林
 9/28 岳連岩登り講習会(古賀志) 溜口、尾上、君島、浅川、薄井、田上、小口

山行報告  9月30日受付分
尾瀬裏燧林道 報告   拡大写真は山岳写真館U2をご覧下さい。
場所  裏燧林道
月日  平成15年9月28日
参加者  小林 充、岸 悦子、本間 俊一、本間 朝子、小林 弘美
コース
矢板4,00=御池6,0〜6,30沼山峠登山口6,50〜7,15長蔵小屋8,05〜8,25沼尻9,10〜
9,25見晴らし10,40〜11,06温泉小屋11,40〜12,30段吉新道分岐(三条の滝)13,07〜13,15
裏燧橋13,50〜14,02御池15,14〜15,30檜枝岐15,50〜16,30矢板18,30
御池の一番バスは午前5時30分だが、それでも6時30分のバスに乗車出来た、530円な
り。沼山の休憩所で軽く朝食 をすましてから出発。雲が多いが天気の回復を期待しよう、
身体がほぐれて来た頃、沼山峠着。すっかり道も整備され「松の廊下」を歩くがごとしで
ある。大江湿原に入ると草紅葉が出迎えてくれる。太陽が当たるともっと鮮やかな色にな
るのだろうが、残念である。日曜日の割には人も少なく木道も静かそのまま、
振り返ると燧ヶ岳の山頂は雲の中に隠れたままである。長蔵小屋でトイレ休憩をする。
売店の「大福」120円に心動くが我慢我慢。途中の堀に大きなイワナ?が泳いでいるのを
見つける。長英新道を右に見送り、沼尻への道を行く。
ゴゼンタチバタの真っ赤な実が現れると、紅葉の期待感が益々高まる。尾瀬沼の絶景ポイ
ントには、多数のカメラマンが木道を占領していて避けようともしないのには腹が立つ。
沼尻小屋には尾瀬財団のアンケート係が居て、記入を頼まれる。内容は尾瀬の人出を規制
しようとするもくろみが含まれていた。ここでいつの間に買い込んだのか、大好きな
大福をほおばる。ウマイ!  ナデッ窪の上に燧ヶ岳の山頂も眺めれ、尾瀬沼からの風も
涼しくて気持ちが良い。白砂湿原の地塘に映える紅葉は撮影ポイント、壁紙にしようと
シャッターを押す。白砂乗越を過ぎるとあとは、見晴らしの十字路までは下り一方の道で
のんびり行こう。燧ヶ岳の見晴新道が 合わさると間もなく、山小屋6軒が立つ見晴らし
に到着する。栃の大木の黄色が目にまぶしい、至仏山も眺められるが機嫌が悪く、山頂は
雲の中である。尾瀬ヶ原の草紅葉を眺めながら、温泉小屋に向かう。忘れのこりのリンド
ウの花がとても綺麗 此の赤い実は何だろうか?
温泉小屋で楽しいお昼 食べ物が豊富で又太りそうである。ここからが今日のメインルー
トの裏燧林道になる。小屋の裏手から三条の滝と御池の分岐となる。時間の関係上
三条の滝は割愛して、段吉新道に向かう。裏燧林道は燧ヶ岳の北面をトラバースして
御池に行くが、上り下りの少ない道で、紅葉時期には最高のコースだと私は思う。
木道一本が難点で、気の弱い人が先頭だと、いつも譲ってばかりとなってしまうかもしれ
ないです。所々の倒木にはブナハリタケの小さいのが幾つも眼についたが、今度くるまで
あるだろうか?左から登ってくる道は三条の滝からで、このすぐ下で渋沢温泉小屋の分岐
もある。こんな山の中に立派な吊り橋が現れるが、シボ沢の吊り橋で橋が無かったら難儀
のする場所である。橋の上から平が岳方面が眺められるが今日は雲のなかである。
渋沢小屋の分岐を過ぎると待望の横田代、上田代に着く。いつまでもたたずんで居たい気
持ちを振り切って歩くしかない。太陽がさんさん輝いていたら最高の場所になるだろう、
残念としか言いようがない。近い内に又来ようと自分に言い聞かせる。御池田代に出ると
駐車場は近い。右に燧ヶ岳登山口を分けると御池である。駐車料金千円を払い、一路
檜枝岐の温泉にまっしぐら、やっと人間様に戻り長い山旅が終わる。みんな有り難う!