平成17年10月から平成18年4月の報告(平成18年4月30日移動)

平成18年3月22日(水) 2月第1回例会報告 (3月26日掲載) 

参加者 小林、吉野、池田、久保、梅原、溜口、増渕、野中、稲葉ズ、君島、五月 女、宮下、平石、斎藤、
        植木
      ※岳友会入会希望の山岸さんが見学にいらっしゃいました。

お彼岸を過ぎ、暖かい日が多くなりました。花々の便りもそこかしこで聞かれる様に なりましたが、山々
にはまだまだ多くの積雪が残っています。天候の変化も激しく、春山から一気に冬山 へと逆戻りする事も
しばしばです。気象情報や地域情報には十分注意し、安全登山を心がけて下さい。

■■山行報告■■
●大戸沢岳1386m×2
《開催日》2006/3/21
《参加者》溜口、増渕、稲葉ズ。
●安達太良山・スノーシュー
《山行日》2006/03/14
《参加者》小林ズ。

●西吾妻・山スキーの予定。
《山行日》2006/03/18
《参加者》吉野、斎藤、岸。


■三ッ岩岳・山スキー
《山行日》 06/03/18 晴れのち曇り
《参加者》 溜口、稲龍、稲江、増渕、植木(報告 植木)
《日程》3/18(土)矢板岳友会本部5:30--しおばら道の駅6:00--下大戸沢スノーシェ ッド8:00/8:13〜チョット
        下る9:08〜沢の出合9:19/9:32〜コルの上10:22/10:37〜三つ岩 12:19/13:03〜チョット上13:35〜1386m下
        14:18/14:41〜下大戸沢スノーシェッド14:56
《要約》あー、久しぶりの山スキー。快晴だったのに風が強くなり、雪は固まった。
《本文》
久しぶりの山スキー、って先週も来たけど。1週間が久しぶりに感じてしまうのでし た。えびちゃんの店の先で
西郡さんと顔合わせ、スノーシェッド手前Pで水戸部さんを見送りカリカリの 雪壁を登る(左はガバだった)。
カリカリだったが、スノーシェッドを越えると日向になり気持ち良く進 む。いつもの渡渉ポイントは悲しいほど
細くなっていた。来週は絶対渡れないなぁ(帰りは俺が最終だっ た)。滑るとすぐだが登るのは結構時間がかか
る下大戸沢であった。今日は沢をつめて稜線に行こうと思 う。小休止の後、沢をつめる。沢をつめた後、小尾根
に取り付いていく。すると結構いい感じで稜線にた どり着く。この登りのルートは気に入った。これはいい。
 このまま暑かったら水が足りなくなると思いペットボトルに雪をつめる。こんなん じゃ雪は生コン状態になっ
ちゃうと心配しながら登る。しかーし、雲が広がってきたし風が強くなってき た。カンバのところに着いたとき
には「こりゃさみー」。ピークの付近では全くの氷になってしまいチョ ット焦る。なんとか三つ岩の陰で大休止。
寒いのでカッパの上下を着る。ビールではなく溜口さんのお湯 割りがおいしい。
夏道沿いに小山山岳会の長岡さんたちが登ってきた。先行していたパーティーが沢に 滑りこむのが見える。雪煙
が上がっている。カリカリのようだ。
 雪庇をなんちゃってジャンプで滑り出すと硬い感じ。しかしすぐにモナカ状態。 あー滑り時を逃してしまった
感じ。右を振り返ると先行の2人のシュプールがあるので「あっちはどうか なー?」と右に大トラバース。する
ともっと右から別の人のシュプールがある。「三つ岩からのベストライ ンは岩からがいい」と思っていたが、
んにゃー、こっちもいいライン。真っ直ぐに降りられる。これはザ ラメになったときに滑りたいラインだ。その
ラインに合流するも滑るのには苦労する。ハイサイドを2回も クラってしまった。
少し下ると雪が緩くなり中回りができるようになった。左奥に4人が見える。2×2のシ ュプールが下まで続いて
いるのも美しく見える。合流後、沢合流地点で休もうとも思うがもっと安全な ところでと1386m下で大休止。山
スキーは難しくそしてとても楽しいと再確認して下る。渡渉ポイントは ますます細くなっていたが滑りこむと
大きく崩れてしまった。つぼで渡ったまっさんは腰までズボッとは まり、溜口さんは火花を散らして渡った。

山行報告 大戸沢岳・山スキー 3月14日受付 (3月18日掲載) 

■大戸沢岳・山スキー             写真は山岳写真館A2をご覧下さい。
《山行日》  06/03/11
《参加者》吉野、東、植木、梅原、溜口、稲葉、佐々木(渓嶺)
《日程》  矢板5:30===8:00大戸沢スノーシェッド8:25---9:55 1386P 10:10---12:30大戸沢岳頂上13:20---
          14:50大戸沢スノーシェッド===17:00
《要約》  快晴の天気の中、山スキーを楽しみました。
《本文》
  事務所に吉野さん、植木さん、稲葉さん、梅原が集合・・・。塩原道の駅で東さん、溜さん、佐々木さん(渓嶺)
と合流し、大人数での大戸沢岳山スキーとなった。3月に入り暖かさを感じる日が多くなり、雪解けも早く、田ん
ぼの畦には緑が少しずつ目立つ様になってきている。
  高畑スキー場で水戸部さん、西郡さんと出会う。スノーシェッドまで同行するが、今日のお二人は三ツ岩へ行く
との事で途中で別れる。まずは1386Pの登りに差し掛かる。雪は大分緩んでいる様だ。兎に角、暖かい。途中
で一息入れ急斜面を登りきる。ここへ来て吉野さんの調子がおかしい。ここ数日、ずっと体調がすぐれなかった様
だった。1500M付近で、吉野さんとそのサポートに付いて下さった植木さんと別れる。陽射しがどんどん強く
なり、まるで春山を思わせる天気となった。樹林帯を抜け、最後の登りに掛る。ここが長いのは判っていたつもり
だった。しかし、最後の登りは結構辛かった。一歩一歩登る。やがて真っ白い巨大ボールの向こう側に木々が見え
るようになるとそこは頂上・・・思わず皆の顔が和む。
  頂上でお昼を取り、やや春霞がかった眺望を一通り楽しんだ後、滑り支度に掛る。滑りは北北東尾根から三ツ岩
沢の出合を目指す。溜さんが先陣を切る。続いて、稲葉さん・・・二人のさすが!という滑りを見た後、いよいよ
滑降開始・・・所が最初の斜面で大きく前方一回転・・・この転倒でメガネが飛んで壊れてしまった。直後から急
にビビリモードに入り、全くスキーが思うようにならない。東さんに板拾いをお手伝いしてもらいながら、転びモ
ードで下り続ける。どうにかこうにか納まりが付いたのは滝の辺りからだった。
  三ツ岩沢との出合で一息入れる。去年の4月以来、私にとって一年振りの大戸沢は厳しいものだった。この一年
間、ずいぶん滑って来た様に思っていた。しかし、ゲレンデと山の違いをいやと言うほど知らされた。スキーの奥
深さ、溜さんや稲葉さん達の凄さを実感した。目標はずいぶんずいぶん遠くに感じられた。でもやっぱり山スキー
をやりたい・・・。うまくなりたい・・・。そう思いながら、明くる日は吉野さん達と那須で山スキーの練習をし
ていた。
  ご同行頂いた皆様、お世話になりました。本当にありがとうございました。

平成18年3月8日(水) 3月第1回例会報告  (3月12日更新)

参加者:小林、吉野、久保、植木、梅原、薄井、溜口、増渕、野中、津久井、宮内、平石、佐々木(渓嶺)

3月に入り、春を思わせる様な暖かい日も続きます。山々の雪解けも例年になく早く進んでいる様です。
これから何かと山に入る機会が増えますが、特に積雪のある山々では、雪崩などに十分注意して安全登山
を心がけて下さい。

●山行報告●
■箕輪山
《山行日》06.03.07
《参加者》小林×2、関
《日程》 矢板発、6.00〜箕輪スキー場発8:30〜リフト終点8:46〜箕輪山頂10:14〜お昼11:10〜11:59、
            登山口12:49
《本文》
 会津地方は好天予報が出たので、関君を誘って今年最後になるかも知れないスノーシューに出かけ
ました。安達太良SAで朝飯を取り土湯峠経由で箕輪スキー場到着。支度をしてからリフト券(600円)
を買いに行くと「登山ですか?計画書記入と下山後の報告を!」と確認を受けました。リフト終点付近
は昨夜来の降雪で樹氷となりキラキラ輝いて素晴らしい景観を見せています。コースは夏道より少し左
側の傾斜の緩いところを選んで登る。
  鬼面山よりの斜面は雪がべったりついて山スキーの連中には格好のゲレンデか?雪質は氷まじりのス
ノーシューの爪が刺さる程度、えびの尻尾が高山の様子を呈して気分は最高!
  山頂は我々だけの世界でシュカブラが発達して冬山の醍醐味を味わう。遠く鉄山の山頂にも人影が見
えてきた。吾妻の山と磐梯山は眺めることは出来るが、春霞の為か遠方は見えない。お昼には時間が早
いのでブナ林まで下ることにした。風に乗ってスキー場の音楽が流れてくるが暖かくて気だるさを覚え
る。定番のラーメンでお昼をすまし、しばし山の雰囲気を味わう。帰りはリフトの脇のブナ林を一気に
下るコースでブナやミズナラの巨木を鑑賞しながら腐った道を歩く。下山報告をしてから車中の人とな
る。
リフトを利用できる山ならば当分は楽しみことが出来そうだと納得できる一日でした。


■裏磐梯スノーシュー
《山行日》2006.3.5(日)
《参加者》君島知男、岸×2、久保周二
《日程》第1日 久保宅7:10−裏磐梯スキー場9:00−リフト終点9:40−イエローウォール
        11:30−11:40〜12:40(昼食)−裏磐梯スキー場13:50−14:30−
        15:30(入浴)−久保宅17:20
《要約》 今回は、寒かった冬も急に暖かくなってきたので、裏磐梯に行きそびれてしまいそうなので、
          別組4人衆での山行でした。
《本文》 
  7時すぎに西那須野を出発し、朝から穏やかで暖かい日でした。磐越道に入ってからは、山にも雪が
見えましたが、例年よりはかなり少ないように思いました。高速を降りて、裏磐梯スキー場までの道に
は、全く雪はありませんでした。スキー場は、子どものイベントがあり、子どもがたくさんいました。
リフトも珍しく待ちました。Wild−1のイベントのスノーシューの人たちや、その他のグループな
どたくさんの人がいました。天気はとても温かく、雲一つない快晴でした。雪質は、水分を含んだ重い
雪でした。
道もかなり多くの人が歩いているらしく、固まっているところもかなりありました。ただ、前日に少し
降ったらしく、10pくらいは沈みました。兎や狐の足跡もかなり見受けられました。イエローウォー
ルの少し手前の斜面を登り、転げながら滑り降りました。周りの雪も例年より少なく感じました。少し
戻ったところで、いつもの宴会となりました。暑かったので、ビールも美味しかったです。約1時間休
憩し、スキー場の右側の樹林帯を降りて来ました。リフトは使わずに済みました。駐車場は、スノーシ
ュー専用のところがあり、親切に思いました。天気に恵まれ、楽しい山行でした。あまりの暖かさで、
早く夏の計画を立てようと飲んでいるときは盛り上がりました。帰りは、お風呂がなかなか見つからず、
苦労しましたが、新しいところを見つけ、汗を流し、帰路に着きました。


■会津駒ヶ岳       写真は山岳写真館A1をご覧下さい。
《山行日》2006/03/05
《参加者》溜口、鍋島、西郡(報告者:溜口)
《日程》会津駒登山口8:40---水場上11:20---山頂12:50/13:20---会津駒登山口14:40
《本文》
  山頂に着くまで、どこを滑るか決めていなかった。山頂で、腹ごしらいをし、駒の小屋に向かうルー
トは、雪がとばされカリカリ。見たところ、源六郎沢が、オイデオイデしている。源六郎良い感じ、滑
り出すと、ヒャッホー最高!!最高速でかっとびまくる。これだからヤメラレネー!!!沢を水場付近
まで滑り、登り返す。初めての、俺と鍋島さんは、西郡さんと離れ、別ルートを登り返した。見た目と
違い、西郡さんのルートの倍以上かかってしまった。残念ヒロヒロ。その後は、いつものルート、竜門
の滝、駐車場に下りた。会津駒登山用、駐車場に戻り、天気が良ければ、来週も。駐車場で分かれた。
二日間有り難う御座いました。檜枝岐の民宿、癖になりそうです。 


■三岩岳     写真は山岳写真館A1をご覧下さい。
《山行日》2006/03/04
《参加者》溜口、鍋島、西郡(報告者:溜口)
《日程》大戸沢スノーシェッド8:30---三岩岳山頂13:00---三岩岳と大戸沢岳の中間にある2057ピーク
         14:00(滑り出し)---大戸沢スノーシェッド15:00
《要約》間違いだらけの山行になってしまった。
《本文》
  自分は、大戸沢スノーシェッドに7:30頃着いた。身支度を終え、鍋島&西郡さんを待った。数分後に
西郡号が到着、どうも、今日は、どうしますか?着替えながら話し合った結果、天気が良いし、雪もゆ
るむだろう、と言う事で三岩岳に向かった。下大戸沢は、最中(クラスト)状態であった。でも暖かい、
良い感じで、三岩沢出会いの手前で尾根に取り付いた。さすがに、三岩はどのコースをとっても難しい。
何度か、スキーを担ぎツボ足にならざるをえなかった。やっとの思いで山頂に立ったが、沢は、カリカ
リ。40度以上の斜面、これじゃ滑ったら死んじゃうよー。大戸沢まで縦走しようという事になった。途
中まで行くと、雪の柔らかそうな斜面を見つけた。出だしは、40度ぐらいだが、途中から中斜面。これ
行くか、と滑りました。カリカリと、オモオモ、ギッコンバッタン。つんのめりそうになったり、いき
なりスキーが走ったり、暴れ馬状態でした。中沢に着くと雪は落ち着いていました。やっぱり、今日は、
大戸沢の北北東にすれば良かったと、皆で反省しました。でも、自分は、天気が良くて、越後の山と会
津の山、日光の山、これ以上なぁw)「ぐらいの景色に大満足でした。三岩沢の出会いで軽くビールを飲み、
一気に大戸沢スノーシェッドまで戻りました。その後、民宿に、一人追加の連絡を取り、民宿に向かっ
た。
その後は、想像通り、燧の湯につかりながらビールを飲み、檜枝岐の料理に舌鼓を打ったのは言うまで
もない。

■冬山講習会・那須
《山行日》2006/02/25〜02/26
《参加者》植木、東、梅原、岸
《日程》大丸温泉8:00---峠の茶屋---大丸温泉
《本文》
 きのうは指導者研修会に東さんと、きょうは冬山講習会に梅原さん、岸さんと那須に行ってきました。
きのうは天気が最高だったのですが、きょうは雪が雨に変ってどしゃ降り状態。。。パンツまでぬれて
しまいました。。。。おおたかさんのところの温泉であったまってホッとしました。
 冬山講習会山スキー部隊の梅原さんと岸さんは一生懸命勉強してくださって教える立場としてはとて
もうれしかったです。ありがとうございました!!ビーコントレーニングでは梅原さんが切り込み隊長
をかってでて素晴らしかったです。雨に変ってしまい予定していた内容のほとんどができなくて申し訳
ありませんでしたが、きょうは雨の中の山スキーで「チームとして動けて良かった」です。
  東さん、梅原さん、岸さん。お疲れ様でした。

平成18年2月22日(水) 2月第1回例会報告 (2月25日更新)

参加者 小林、平石、吉野、君島、久保、稲葉×2、津久井、増渕、野中、宮内、岸、溜口、東、梅原、植木
山スキーに興味がある野中さんが見学にいらっしゃいました。

※3月を間近に迎え、かなり暖かい日も見られる様になってきました。しかしながら、山々には多くの積雪
  が見られ、雪崩なども起こりやすくなっています。山に入る際には天候や現地情報に十分注意をし、安全
  登山で冬山をお楽しみ下さい。


■■山行報告■■
●矢板市主催スノーシューハイク
《開催日》2006/2/19
《場所》八方ヶ原周辺
《参加者》久保、君島、宮内、野中、小林、関、 一般公募28名
《本文》
 事務所に午前8時集合して、雪の消えた道を八方ヶ原「山の駅たかはら」に到着。やがてバスが到着し
て見知った顔が揃う。開会式の後、久保の準備体操が終わって、Aのスタート地点に向かう。先日の雨の
影響でかなり雪も解けてザクザク状態、スノーシューを装着してからゆっくり登りだす。ラッセルの必要
がないので以外と足が速いので、先頭にスローの指示を出す。小間々キャンプ場でトイレ休憩してから、
時間の関係でCからFへの夏道コースを行く。風も穏やかでスノーシュー日和だが、期待した動物の足跡
が少ない。大間々駐車場から2班に分け、体調の悪い10名ほどを小林が担当して居残り、元気組は見晴
らしコースの尾根まで登ることにする。遠く山頂の白いのは鹿又岳で山座同定の目標となる。昼食を済ま
してから一足お先に出発、下山はEからDそしてCの小間々キャンプ場のスノーシューコース。トイレ休
憩していたら元気組が合流してきたのでそのままAへ下山。山の駅たかはらでは恒例のトン汁をご馳走に
なり解散。城の湯で疲れを取りスノーシューハイクの今年の締めくくりとする。参加された皆様、又来年
逢いましょう。

●大戸沢岳・山スキー
《山行日》2006/02/19
《参加者》稲葉ズ、水戸部、西郡(報告者:稲江)
《日程》桧枝岐P8:00〜大戸沢スノーシェッド8:30〜1386mp10:00〜森林限界11:20〜山頂13:15〜
        三岩沢出会い14:00〜大戸沢スノーシェッド14:45
《要約》山頂より北北東を滑る。雪質は予想以上に最高でした。
《本文》昨日は雪質の悪さに1386P付近で諦めてしまったが、今日は気合を入れ直し、頂上目指して出発
する。桧枝岐Pで水戸部さん、西郡さんと合流し出発。昨日と同様の雪質。急斜面の登りだしでスキーア
イゼンをしっかりつけ、ベテランの水戸部さん、西郡さんの跡を遅れず付いていく。
 稲龍はテレマークの為、スキーアイゼンが無いので板を担いでブーツにアイゼンを付け1386Pまで上る
ことにした。『今日も登りは苦戦か!?』と心配だったが、皆に助けられ1386Pまでは楽々登る事が出来て
近く感じた。
 1386Pからは稲龍も板を使いシールで登る。順調なペースでこのまま頂上まで...と思ったが、森林
限界を過ぎたあたりで私のお腹に異変が...。何度も立ち止まり、変な汗をかきながら、フラフラにな
って、やっとの思いで山頂に辿り着く。皆を待たせてしまいました。(ゴメンナサイ)
 下りは北北東の斜面を滑った。登りでは想像ができないような最高の雪質で、滑りを思う存分楽しむ事
ができた。同行していただいた皆さん有難うございました。


●大戸沢岳・山スキー      写真は山岳写真館(2006_A0)をご覧下さい
《山行日》2006/02/18
《参加者》東、溜口、水戸部、西郡、その他1(報告者:溜口)
《日程》大戸沢スノーシェッド8:00/8:30---1386mp10:15/10:30---森林限界11:30---山頂12:30/
        13:10---三岩沢出会い13:50/14:10---大戸沢スノーシェッド14:30
《要約》登りで、雪に悩まされたが、北北東の斜面の雪は、最高であった。
《本文》今週は、土曜か日曜片方だけの山行である。天気の状態を見ると、土曜日の方が、良さそうなの
で、土曜日にした。家を5時頃出発。関谷にさしかかると、東さんから電話があり、同行したいと言うの
で、塩原道の駅で、東さんを待った。6時頃、東さん到着。下大戸沢スノーシェッドに向かった。高畑ス
キー場で、西郡さんの車を発見、ええ!!今週も来たの。大戸沢スノーシェッドに着くと、宇都宮キャノ
ンの方がいた。どうも、今日も宜しく。挨拶をすませ、着替えていると、西郡さんが到着、すぐに、水戸
部号も到着した。全員、出発の準備が出来たが、稲葉さんが来ない。どうしたかと、待っていたら、稲葉
号が着いた。先に行ってください、後から追いかけます。と言うので、先に出発した。いつものように、
スノーシェッドの上に出ると、クラストした上に、うっすらと、新雪が乗っている。いやな予感、まさか、
アイゼン持ってきてないよー。予想は、的中した。最悪である、クラストした上に、5から10センチの新
雪が乗っている。さんざんな目に遭いながらも、なんとか1386mpにたどり着いた。時々振り返っても、
稲葉さん達は見えなかった。森林限界までは、すんなりと上れたが、風がかなりの勢いで吹いている。三
岩岳を見ると、雪煙が、凄い勢いで舞っている。森林限界で、しばし休息をとりながら、1386mpからの
尾根をくまなく見ても、誰も上がってくる、人影が見えない。稲葉さん達は、あきらめたのかな、と言う
ことにして、山頂に向かった。すると、程なく、風が弱くなった。山頂に着く頃には、そよ風程度であっ
た。山頂で、滑る準備を整え、ビール、日本酒、ウイスキーを軽く飲み、北北東の沢に入った。なんと滑
り出すと、予想とは、うらはら、最高のパウダーである。みんな大喜びである。まったく、この皆さん達
は、なんなのでしょう?誰も踏んでいない斜面を、きれいな弧を描きながら下りていく。途中まで下りて
振り返ると、綺麗なシュプールが、太陽に照らされて光っていた。滝の上部までは、パウダーであったが、
滝から下は、吹きだまりと、クラストのミックスであった。三岩沢の出会いで、ポカポカした中、軽く、
ビールを飲み、休息した。その後、一気にスノーシェッドまで滑り降りた。
スノーシェッドに着くと、稲葉さん達が出迎えくれた。1386mpまで行ったが、あきらめて、北面を降り
てきた、とのことでした。明日は、山頂に行きたいと言っていました。私は、今日だけ、皆さんとお別れ
して、帰路につきました。今日も満足しました。お付き合い頂いた皆様、有り難う御座いました。

●大戸沢岳・山スキー
《山行日》2006/02/18
《参加者》稲葉ズ(報告者:稲江)
《日程》大戸沢スノーシェッド8:30/9:00〜1386mp11:00/12:00〜北面滑走〜大戸沢スノーシェッド
        13:10
《要約》登りで雪に悩まされ体力消耗。山頂は諦め1386Pより北面を楽しむ。
《本文》のろのろ運転の車があり自然渋滞。思うようにスピードが出せず大戸沢到着が遅くなってしまっ
た。「後からすぐ追っかけます!」と先に出発してもらう。すぐに皆に追いつく予定だったが、難しい雪
質で思うように登れない。くたくたになりながら1386Pにたどり着いた。今日の体力は全てつかったぐら
い疲れた。
 『この先もこの状態が続くのかなぁ〜』と不安になり、登るのも滑るのも心配になったので、今日はこ
こで登りは終了し北面を滑る事にした。天気が良かったので1386Pでしばし休憩。休憩後、北面を滑る。
クラストしている部分が所々にあり、少し難しく感じたが、雪の良い場所を狙って滑走を楽しむ。
 ビデオ&写真など撮りながら、のんびり滑った。大戸沢スノーシェッドで皆の帰りを待ち、帰ってきた
皆の感想は「上部の雪質は最高でした♪」との事。よーし。明日は山頂に行くぞ!!と気合を入れなおして
皆と別れた。

●大戸沢岳・山スキー
《山行日》2006/02/12
《参加者》増渕、溜口、鍋島、西郡
《日程》大戸沢1386mp、2回転
《本文》昨日とは違い風が強い、とりあいづ、1386mp北面をやることにして、1本やって温泉に入って
帰ろうと話は決まった。とりあいづ、鰍閧ワした。これは、なんなんだ。俺は、いつの間にスキーがうまく
なったんだ、何をやっても、スキーが自由自在、雲に乗ったことはないが、ふわふわ、このまま、雪と一
緒になりたい。今日は、1本と決めていたのに、思わず、もう一回行ってしまいました。死ぬほど、つら
かったけど、死ぬほど、良かったです。あんな良い雪なら、雪崩と一緒に、滑っても良いかな??軽い雪
なら一緒になだれてみたい。

●大戸沢岳・山スキー
《山行日》2006/02/11
《参加者》溜口、鍋島、水戸部、西郡、その他1(報告者 溜口)
《日程》大戸沢スノーシェッド8:30---1386mP10:00/10:10---森林限界11:15/30---山頂12:50---北
        東尾根滑降---大戸沢スノーシェッド14:00
《本文》しっかり寝ているはずなのに、眠気がとれないまま、大戸沢スノーシェッドに向かった。7:50
スノーシェッドに着き、着替えをしていると、西郡&鍋島が来た、すぐ水戸部号が現れた。彼らは、高畑
スキー場で準備をしてきた、8:30歩き出した。今日は、その他1名キャノン宇都宮の方が同行した。我ら
以上の、山スキー通でパワーはターボ付き。ラッセルしている後を必死で追いかけるが、追いつかない、
ラッセルを追いかけても追いつかない、とうとうラッセルしないまま山頂に着いてしまった。雪は相変わ
らず降り続いている、雪質は、先週の土曜日と同じ、これは、尾根が良いだろう、と言うことで、北東尾
根に入った。自分が思っていた北東尾根とは、ラインが違っていました。以前、北東尾根をやった時とは
違うコースでした。最初に北東尾根をやったときは、これはヤバイ、命がけ状態でしたが、今回のは、
1386mp、2本プラス山頂でした。。。大戸沢には、驚きです。いままで、1386p以上の斜面はないと思
っていましたが、北東尾根から、右に入る、(これは私は、初めてでした)もう、その先は、夢の世界、
言葉に表すにはどぁw)w)、したら、、、、斜度は40度から50度もっとかな?一枚バーン、コース長い、
時々雪崩んだろうな。と、最高の雪と斜面を楽しんで来ました。行けるときは、絶対山頂に行くぞ、北北
東じゃなく、北東のトリコになりました。わかんないけど、あんなとこ、死ぬまで滑れたら、最高だろう。
(命預けます)

●大戸沢岳1386mp 山スキー
《山行日》06.02.07
《メンバー》増渕、平石(報告:平石)
《日程》美原公園5:30−下大戸沢スノーシェッド8:10−−1386mp10:30〜11:05
        −−北面滑降−−11:55登り返し−−1386mp13:30−−北面滑降−−14:30
        下山−−弘法の湯−−美原公園
【要約】雪は重く沈んでいましたが2度目の大戸沢にハイテンションで滑ってきました。
【本文】大田原雨降る中、山は雪!!と淡い期待を抱きながら大戸沢岳に向かう。舘岩付近に来ると予想
とは違って晴天!!準備を済ませて出発するがゲレンデブーツのせいか靴擦れを気にしながらの登高だっ
た。増渕さんの後をずっとついていったがなかなか同じルートをあがれず四苦八苦しながら登る。1386
mpに着き、雪のチェックを教えてもらう。大丈夫でしょうということで滑り出すも増渕さんは「残念な
がら雪は死んでます・・・」と。。確かに雪は重く微妙でしたが初の北面にびっくり!!こんな気持ちよ
く滑れる斜面は初めてでした!!雪の質は関係なくテンションは最高潮で、二本目も足のモモをピクピク
させながらハイテンションで滑り降りました。
 登るときの重心移動や歩き方がまだまだ未熟で何度も板が滑ってずり落ちてしまいました。練習あるの
みです。また、ペース配分も上手くできず早すぎて疲れしまったり、遅すぎて時間がかかったりと難しさ
を実感しました。

平成18年2月12日(水) 2月第1回例会報告  (2月12日更新)

 
平成18年2月8日(水)  2月第1回例会報告 
参加者 小林、吉野、君島、久保、植木、稲葉×2、津久井

立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続き、これからが冬本番、と言った所です。大雪の方も峠は越え
たように思われますが、山々では例年以上の積雪が見られます。山に入られる時は気象情報や現地の状況
を事前に確認し、安全登山で冬山をお楽しみ下さい。

■大戸沢岳1386mp・山スキー
《山行日》 06/02/05 吹雪   
《参加者》 植木、増渕、稲江、稲龍、溜口、東、藤井(遠峰)、渡部(黒磯)、柿沢(植木の友人)
           福田 (報告 植木)
《日程》
2/5(日)檜枝岐5:40/9:00--下大戸沢スノーシェッド9:10/9:34〜1386mp11:27/11:42〜北東面ちょっと滑
降120m11:52/11:56〜1386mp12:17/12:29〜北面滑降〜下大戸沢スノーシェッド12:54--湯の花温泉13:40/
16:50--矢板19:00
《要約》昨日の雪とはうって変わって最高に近い感じの深雪を楽しんだ。
《本文》
  きのう練習の稲葉さん達、それに東さんと藤井さんを新たにメンバーを向かえた。昨夜から風が強く降
雪も強い。予定では「会津駒水場下尾根を上の沢に向けて下る」予定だったが天候を考えてきのうと同じ
1386mpを目指すことにする。
 いつもの下大戸沢スノーシェッドの雪壁を登ると「おぉーきのうと違う軽い雪」に一同にんまり。「ま
さかきょうはあたりなんだべね」と不安も少し入り混じる。きのうのように登高中スライドすることもな
い。すると、黒磯部隊が滑ってくる。1200m付近ですれ違う。楽しそうに下っていった。それを見送りほ
どなく1386mpに到着。きのうと同様に風は強い。溜口さんの提案でせっかくなのでトレースに戻れる範囲
でいい斜面を滑ることにする。これが大あたり!気持ちよいままに登り返す。
 こうなると北面への期待はいやがおうにも高まる。増渕さんが最初の具合を確かめる切り込み隊長。う
れしそうな声がその雪のたまらなく良い感じを教えてくれる。気持ちよすぎるくらいにターンがきまる。
たまんないねー。みんなも思い思いにスキーダウン。増渕さんのテレマークは安定しているし、東さんは
うまくなってるし、江美ちゃんの不安は飛んでいったみたいだし、溜口さんはどんどん飛ばしているし、
柿沢さんはぶっ飛んでいるし、稲龍さんは安定して滑っているし、渡部さんはいいところを見つけて嬉し
そうだし、藤井さんはこれまたうまくなってるし、みんながとても楽しく滑れて最高でした。


■矢板岳友会スノーシューハイキング
《山行日》 平成18年2月5日
《山域》 八方ヶ原大間々周辺
《参加者》 吉野、久保、君島、宮内、斉藤、津久井、野中、小林、関、(一般公募) 14人
《本文》
 強風吹きつける「山の駅たかはら」に現地集合した一般公募14名参加のスノーシューハイキングが、
吉野会長の挨拶後、スノーシューを装着して久保を先頭にして歩き出す。コースは2番の登山口から小間
々キャンプ場を目指して林を登る。北西からの風が冷たく頬にあたるが昨夜来の新雪が10cmほどあって
歩きやすい。小間々キャンプ場東屋でトイレ休憩をする。炊事小屋のところで若い登山者に逢う、大間々
で強風に飛ばされそうになったから下ってきたと言う。4番の分岐から5番の林間コースを進むが風は強
い。楽しみにしていた動物の足跡も風に飛ばされてただ黙々と歩くしかない。桜沢から登ると5番の分岐
となる。ここから新設コースとなるが、強風の心配もあるので、登れるところまで行くことにする。稜線
まで半分のところで体調不良の方が出たので昼食の場所を探しながらトラバースして登山カードの近くの
林道に出る。風も穏やかなのでここでトン汁の準備をする。出来上がりの時間まで元気な有志を募って見
晴らしコースの肩まで登ってもらう。出来上がる頃 下山してきたので長めの昼食とする。野中姉妹のト
ン汁は好評でした。下りは大間々から小間々、学校平コースを歩く、天気も回復し青空も出てきたが強風
で耳が千切れそうに痛い。乾燥粉雪の中をスノーシュー醍醐味の下りを楽しんで無事全員「山の駅たかは
ら」到着 遠くから参加された皆様大変お世話になりました。


■大戸沢岳1386mp・山スキー
《山行日》 06/02/04 吹雪   
《参加者》 植木、増渕、溜口、渡部(黒磯)、斎藤(大田原)、柿沢(植木の友人)、水戸部、福田、
           他2 (報告 植木)
《日程》
2/3(金)矢板岳友会本部22:30 植木柿沢集合(泊)
2/4(土)矢板岳友会本部6:10--下大戸沢スノーシェッド8:00/8:38〜1386mp10:45/11:18〜北面滑降〜下
         大戸沢スノーシェッド12:05--窓明の湯12:30/18:50--檜枝岐19:00(泊)
《要約》風に吹かれながらの登高の後、ちょっと硬めの深雪を楽しんだ。
《本文》
  遠路はるばる茅ヶ崎からの柿沢さんを向かえ岳友会本部で前夜祭。翌朝は稲葉号に乗り込み南会津を目
指す。古い雪の上に約30cmの新しい雪が積もっている。昨夜に降ったのだろう。楽しみだ。稲葉さん達は
新しい板ということで高畑スキー場で練習するので見送りを受ける。先週に引き続き下大戸沢スノーシェ
ッドは雪深のと壁状態。総勢11名の大集団で膝下のラッセルする。尾根に出ると風が強く結構寒い。急斜
面の登高では30cmころからスパッとはがれるようにスライドするところが多くあり、「安全を考えるとき
ょうは無理かぁ?!」と思いつつも1386mpに到着。ここまで2時間チョットかかってしまった。風をよけ
ようと少し下った所で休もうとしたがここも風が強く寒い。これだったらさっさと下ろうと、いつもの木
の所に軽く登り返す。
 ピットを掘って見ると先ほどの弱層らしきところは意外に安定している。シャベルテストで肩でも安定
している。100cmのところに氷の層があるが、霜ざらめなどは見当たらずにここも安定している。という
ことで、さっさと滑りモードにはいる。増渕さんが軽くテストラン。OK!と雄たけびが聞こえる。みんな
それぞれにバディーを確認しさっさと滑り滑り出す。左の沢状は避けてブナ林の中をどんどん行く。柿沢
さんは何と江美ちゃんと同じsweet daddy。 楽しそうに飛ばしている。深雪は楽しい。みんなにこにこだ
った。もう1本との話が出たが、結局みんなでガラすきの窓明の湯で昼からたらふく飲んだ。


■高原山、八海山神社スノーシュー
《山行日》06/1/29
《参加者》君島(報告者 君島)
《日程》学校平(8:35)→八海山神社(11:20) →学校平(2:45)
《本文》
  5日のスノーシューコースの下見に行って来ました。天気が良く、雪と青空の下、誰にも会うことなく
静かな山を楽しんで来ました。
八海山神社まで、スノーシューを着けて登ることが出来、社を独占です。今年は良い年かも?雪質はいま
いちです。やはり氷状で歩き易いですが、本来の魅力に欠けました。それにしても、スノーモービルの人
達なんですが、なんとかなりませんかね?三餅山の方まで入って静かな山が台無しの様な気がしました。
下山道で、元岳連の役員をしていた、福田さん夫婦に合い、昔の岳友会話しを聞きました。別れ際に小林
さん、植木さんに宜しくお伝え下さいとの事でした。



■那須、茶臼岳
《山行日》06/01/29
《参加者》溜口 (報告者 溜口)
《日程》那須、大丸駐車場12:40---峰の茶屋14:40-15:00---写真を撮りながら、山頂へ(写真撮影)
        16:00--17:30---大丸駐車場18:50
《要約》野火焼きのため、大戸沢には参加できず、11時前に、野火焼きが終わったので、茶臼に向かう
        ことにした。今年、何度か、茶臼を目指したが、敗退、初めて山頂に立った。
《本文》
  この休みは、雪が良さそうな大戸沢に行く予定であったが、野火焼だ。この行事には、私には、全く関
係ないが参加せざるを得ない。心が沈んだまま、野火焼きに参加した。風もほとんどなく、良い天気であ
った。程なく、流れ解散状態になった。時計を見ると、十時半、茶臼岳の夕焼けに会えるかもしれない。
急いで、身支度をすませ、茶臼に向かった。大丸に着くと今年最高の良い天気、昼飯もそこそこに、登り
始めた。中の茶屋を越えても、風は、そよ風程度であった。関東平野に目をやると、今日の野火焼きの煙
で、全く見えない状態であった。峰の茶屋を過ぎ、会津方面を見ると、会津駒、大戸沢、三岩、が堂々と
光っている。その横に、燧ヶ岳、白根山、男体山、日光の山々、高原山、おまけに富士山、飯豊連峰、書
ききれない、良い感じでした。写真を撮りながら、山頂に向かった。山頂付近しばらく写真を撮り、夕日
を待つため、少しでも、暖かい場所を探していると、岳友会のカメラマン浅川さんが現れた。久しぶりと
いう事で、日没まで撮影に没頭した。真っ暗な中、言葉尽きることなく下山した。私も、写真に行きたい
のですが、スキーの魅力に負けています。浅川さん、写真のお付き合いは、いつまでも、お願いします。
(ご指導、宜しくお願いします)


■西大嶺・山スキー
《山行日》06/01/29
《参加者》早乙女
《本文》
  1月29日西大嶺(1982m)に行き下山しました。快晴の天気で頂上からは、近くには磐梯山、遠
くには飯豊連峰が雲海上にその雄姿に感動しました。頂上にはボーダ等たくさんの登山者がいました。ボ
ーダの人はスノーシュウを使用して登っていく姿が・・・スノーシュウもいいなと感じながら観察してま
した。


■大戸沢岳1386mp・山スキー
《山行日》 06/01/29 快晴
《参加者》 増渕、稲江、植木、水戸部、coralsurfさん(鹿島から参加)(報告 植木)
《日程》檜枝岐5:40/8:00--下大戸沢スノーシェッド向こう側8:05/8:20/8:34〜1386mp10:16/10:48〜滑降
        〜下大戸沢スノーシェッド11:13/11:44〜1386mp13:27/14:00〜滑降〜下大戸沢スノーシェッド
        14:24/14:36/14:50--窓明の湯15:00/18:50--矢板21:00
《要約》快晴の下、南面の重い雪と北面の「まぁまぁ」の軽い雪を楽しみました。KAZUさん、野火焼ご苦
        労様でした。
《本文》
  朝は8時前にまっさんが登場。朝焼けに輝く大戸沢岳と三つ岩岳がとてもきれいだったとのこと。昨夜
は先週同様に強い風が吹き荒れたが、今は穏やかに晴れ上がっている。高気圧のおかげと感謝する。水戸
部さんがちょうど出発するところ。下大戸沢スノーシェッドの向こう側の駐車スペースに止めることにす
る。いつものところには2台が止まっており、そのうち1台は現在準備中だった。一足早く出た水戸部さん
は下山用に雪壁に階段を作ってくれていた。ありがとうございます。
 今シーズン初の山スキー。気持ちが高ぶります。雪壁状態になった下大戸沢スノーシェッドを何とか登
りスキーを履く。急斜面に取り付く前で、岩登り講習会に参加した2人があいさつしてくれる。なんてい
っても初の山スキーなので登高中、足がとても重い。スキーの重さだけじゃない感じ。水戸部さんは北北
東尾根を予定しているというが私には無理と弱気をアピールしながら登る。その先に1人がラッセルして
いる。膝下のラッセルを1人でこなすなんてスゴイなー。この人のルートどりがとてもうまく感心しまし
た。
 1386mpで鹿島のcoralsurfさんが休んでいた。「大戸沢岳」で検索したら岳友会のページにあたったと
のことで、いきなり「矢板の方ですか?」と聞かれ、こちらがびっくりする。「1人でラッセル、ありが
とうございました。」とお礼をいい、一緒に滑ることにする。
 雪は悪いところとまあまあなところがあり、それなりに苦労し、それなりに楽しめました。coralsurf
さんは「(谷川の)熊穴沢なんかより断然いい!」と絶賛。それに対し、まっさんと水戸部さんは「今日
はまあまあの雪ですね。」と対応。「ゼッタイまた来ます。」とcoralsurfさんはますますエキサイトして
いた。クラスト緩斜面にポジションを狂わされながら、下大戸沢スノーシェッドにもどる。今年はホント
に雪が多いですね。


平成18年1月25日(水) 1月第2回例会報告  (2月5日更新)

 
《参加者》小林、吉野、溜口、久保、五月女、宮内、野中、津久井、池田、植木。スノーシューへの参加
          希望者(佐々木さん宇都宮在住)が見学に来られました。

《今週のひとこと》
  多くの気象観測地点で最高積雪を記録しています。いつも以上に雪崩に気をつけて安全登山をめざしま
しょう。岳友会と矢板市ではスノーシューハイキングを予定しています。興味のある方は「山行計画」を
ご覧下さい。


●山行報告●
■スノーシューハイキング
《山行日》06/01/22 晴
《場所》八方ヶ原 学校平
《参加者》吉野、君島、久保、宮内、津久井、岸、野中、関、本間×2、小林×2、一般公募35名
《要約》矢板市主催 矢板岳友会共催のスノーシューハイキング
《本文》
  1/22 事務所8時集合で八方ヶ原学校平の「山の駅たかはら」に集合。9時半 開会式の後、3班に分けて
スタートする。半数が初心者なので、コースは牧場一周約6kmを目指すことにする。先日の雨以来、積雪
が少なくてガチガチの雪質、東トンボ沢から先、50mほどは雪が消えているので、コース変更して沢を歩
く。急斜面を登ると高原山の全景が眺められるところに出る。
  前黒山、釈迦が岳、大入道、剣が峰が綺麗である。茶臼岳、三本槍岳も遠くに見ることが出来る絶好の
ハイキング日和となる。全員の記念写真を撮ってから、風のない場所を選んで昼食。沢山のご馳走が並ん
で楽しい時間を過ごす。予定より早めに「山の駅たかはら」到着、美味しいトン汁の接待を受けてスノー
シューハイキングを終了する。参加された皆様ご苦労様でした。


■大戸沢岳
《山行日》06/01/22
《参加者》増渕、溜口(水戸部)(報告 溜口)
《日程》大戸沢スノーシェッド8:30--1386ピーク--1500ピーク下--南面滑降--大戸沢スノーシェッド11:30
        --再度登りだし12:15--1386ピーク14:00--北面滑降--大戸沢スノーシェッド15:00--山正--弘法
        の湯--帰宅
《要約》先週の雪とは、似ても似つかない、最高の雪でした。いまだに、先週の雪が信じられないあれは、
        何だったのだろう。あんな雪は、あるはずがない。
《本文》
 先週の雪のイメージが残っていたので、会津駒にしようか、1386ピークにしようか、迷ったまま植木さん
達が泊まっている、檜枝岐に向かった。いつもの駐車場で植木さん達に、会った。雪は、結構降っている
と言う事なので、大戸沢1386ピークに行くことにした。スノーシェッドのところで 身支度をしていると、
水戸部さんが、現れた。すぐに、身支度をす ませ、登りだした。山にはいると予想していた雪とは違って、
新雪フカフカでした。浅い新雪で登りも快適でした。1386ピークを過ぎ1500ピークの下にかかると、風も
強く、雪もカリカリ、これ以上登っても、雪は良くならない、ここで、あきらめ、とりあえず、雪が柔ら
かそうな、南面に入った。ちょっと、雪は湿り加減ではあったが、最高の粉雪であった。そこから、車に
戻ったが、この状態では収まりがつかない。これは、北面に行かないわけにはいかない。と、すぐに登り
返し北面に向かった。いっきに1386ピークまで登った。いつもの、濃いやつで、心を落ち着かせ、北面に
入った。予想通り、最高の時を過ごしてしまった。その後は、いつもの、弘法の湯で、いつものごとく、
体を暖め、おなかを満たして、帰路についた。


■大戸沢岳1386mp
《山行日》2006/01/15
《参加者》増渕、平石、溜口(水戸部、鍋島、西郡)(報告 溜口)
《日程》大戸沢スノーシェッド8:30--1386ピーク--1500ピーク--雪洞尾根--山頂13:30--北北東尾根--三岩
        沢出合--大戸沢スノーシェッド16:00
《要約》今回の大戸沢は、いつものメンバーが勢揃いし、プラス大戸沢初チャレンジャーの同行となった。
        雪は、思う存分、これでもかというぐらい、我々を楽しませてくれたが、天気、風景は最高であ
        った。
《本文》
  大戸沢スノーシェッドに着くと、久々の水戸部さんにあった。西郡さんが来ているとのこと。当然、鍋
島さんも、と思っていたら、やっぱりでした。いつものメンバー、「本年も宜しくお願いします。」と言
うことで、わきあいあい登りました。登りはじめから、雪は最悪の状態でした。1386ピークから2本の予
定だったのですが、あまりの雪の悪さに、山頂に行こうと決めました。山頂に行くと、最高の眺望がまっ
ていました。雪が多く、中門岳が、でっかくなっていました。越後駒と中の岳は、白以外の色はありませ
んでした。
 軽く休んだ後、北北東尾根をおりましたが、いつもの、3倍は楽しめました。昨日の雨の影響で春の波
波のような雪になり、しかもそれが凍って、大変苦労しました。その後、いつものごとく、弘法の湯につ
かり、帰ってきました。同行くださった皆様、有り難う御座いました。今日は、久々の筋肉痛です。


■那須
《山行日》2006/01/14
《参加者》溜口(単独)
《日程》大丸駐車場10:30---峰の茶屋12:30/14:00---大丸駐車場15:00
《本文》
  雨の予報だったので、久しぶりに休養しようと思っていたが、朝、起きると曇ってはいるものの、雨の
降出しには、まだ時間がかかりそうなので、那須に行くことにした。大丸駐車場から歩き出したが、さす
がに、トレースは見あたらない。ロープウェー乗り場に来ると突然足跡が現れた。登山指導所で道がわか
らず、うろうろしている、4人がいました。どこに行くか聞くと峰の茶屋と言うことなので、先を歩き出
した。(私たちもラッセルしますといっていましたが、全然ついてこられませんでした)中の茶屋付近で、
雨が降り出しました。風もなく遙か遠くまで景色がみえたので、峰の茶屋まで、行くことにしました。峰
の茶屋付近からは、会津の山々まで、よく見えました。小屋に入りいつものごとく、一人濃いのを楽しみ
ました。


■八方ケ原・スノーシュー
《山行日》 2006/1/8
《参加者》 小林、久保、岸*2、君島、野中、宮内、関
《本文》
  1月22日スノーシュー教室の下見。天気が良ければ展望は良いコース。学校平までの道の除雪状態は良
いが駐車場は未除雪で大変。テントがあり先シーズンのスノーモービルの人だった。


■那須・赤面山・山スキー
《山行日》 2006/1/5
《参加者》 溜口、増渕、平石
《本文》
  12/25よりもサラサラでフカフカでした。「あと1本」というところでガスってしまい、帰ってきました。


■那須
《山行日》 2006/1/3
《参加者》 溜口
《本文》
  中の茶屋まで行ったら風が強いので戻ると、峠の茶屋の東屋で橋石スノーシューの方に合流しよい時間
を過ごさせていただく。ありがとうございました。


■那須・赤面山・山スキー
《山行日》 2006/1/1
《参加者》 増渕、平石
《本文》
  平謙さんの要望でバンディッドの馴らし運転。さすがスキーさばきがうまく登りがあっという間。翌日
30%offでひとそろい買ってきたとのこと。


■大戸沢岳・山スキー
《山行日》 2005/12/30
《参加者》 増渕、溜口
《本文》
  このときはフカフカで1本目は尾根の脇のところのよいところを途中までやって、2本目はいつもの北面。
バフバフでサラサラ。最高でした。


■Kootney pass
《山行日》 05/12/27〜28 雪
《参加者》 植木、渡辺(植木友人ヴァンクーバー在住)、トレバー(地元のボーダー)(報告 植木)
《日程》省略
《要約》Kootney passからコーニスリッジを目指す。運良く地元のスノーボーダーと合流できヒザパウを
        楽しんだ。
《本文》
12/27(火)
 「きょうこそは早く起きるぞ」と気合を入れた割りには結構普通に起きて計画通りに出発。道路が凍っ
ていないのでSalmoで左に曲がり50分でKootney pass に到着。するとスプリットボードのトレバーに出会
い一緒に行動する。滑るところを案内してくれると言う。とても楽しみだ。尾根に出ると看板がある。日
本では考えられないが、雪崩そうな斜面は軍やパトロールが砲弾を撃ち込んで雪崩を人工的に起こすいわ
ゆるアバランチコントロールをするのが普通である。その注意文である。「警告ナシで砲弾が飛んでくる
から気を付けて」とある。どんなふうに気をつけるんだ??もう少し登ると「不発弾があったら触らない
で教えてね」とも。さすが、日本ではないということだ。
 後続のパーティーが来る。シールをはがしているとそのパーティーは過ぎて行った。我々は奥の斜面に
滑りこむ。40度ぐらいか?ヒザパウで楽しい。150mを堪能し登り返す。コルに戻り雪庇の発達した
尾根を行く。次のピーク手前でシールをはがし右の斜面を行く。標高差200mはあっという間。無木立
斜面にヨシさんが入ろうとするとトレバーが下から大きく手を振って「そっちはダメ!戻って!」と教え
てくれる。もしそのままだったら大きいスラフがでていたと思う。ナイスアドバイス。トラバース気味に
元のピークに登り返し、最後の1本。きょうの中で1番深い雪に酔いしれる。トレバーに感謝。大岩の登
り返しで彼が絶妙のルートファインディング!最後にたらたらの深雪を楽しんでKootney pass に戻る。
トレバーの「あしたも来るか い?」との問いにニッコリと答える。
 車で峠を降りるとビッグホーンシープの群れが道路の真ん中を歩いている。とてもかわいい。道路にま
く塩をなめに来ているとのこと。もし車を止めるとまわりを囲まれて車がなめられ身動きがとれなくなる
とのことなので写真を撮りたかったが出来なかった。
12/28(水)
 きょうは友人をキャッスルガーに迎えに行く関係で午前中のみ。Kootney passでやはりトレバーにあう。
きょうは午前中のみだけと彼に告げると「OK任せてくれ」とのこと。昨日とは天気が違って風雪が強い。
視界もそんなによくはない。昨日の「不発弾」看板まで行くと風が強くここから滑る出すそうだ。風に吹
かれてシールはブルンブルンと片付けしづらい。ボールに入ると昨日以上に良い雪と深さ。スラフが出る
かとも思ったがそうは安定しているようで大丈夫。昨日と同じオーダーでトレバー、ヨシさん、私の順で
滑る。膝からモモパウでうれしい。ここをラインを少しかえて3本やる。すると時間になりそうなので気
持ち良い余韻に浸りながらKootney pass に戻る。トレバーがこの辺のスキーラインの小冊子を見せてく
れる。トレバー自身が以前に出版したそうだが大赤字だったそう。出来れば譲って欲しいとヨシさんが頼
んでいた。
 ※カナダの地形図はアメリカ同様フィート表示であったが新しいものはメートル表示になりつつあると
のこと。


■White water バックボール
《山行日》 05/12/26 雪
《参加者》 植木、渡辺(植木友人ヴァンクーバー在住)(報告 植木)
《日程》12/26(月)リフト降り場(1975m)10:53--リッジにでる11:42--岩場ピーク手前(2310m)13:10/13:43
        --バックボール滑降--ボトム13:58/14:21(1935m)--稜線(2070m)14:57/15:13--スキー場P15:33
《要約》White waterスキー場のバックボールを滑る。上越の雪のような湿雪のくるぶしパウだった。
《本文》12/26(月)
 朝起きて見ると雨が小降りになっている。もしかして山は雪かと期待して車を飛ばす。期待通りスキー
場に近づくと雨が雪になっていた。しかし、上越のような湿雪。リフトの1回券を買おうとすると「ウェイ
バー」の記入するようにお姉ちゃんに言われる。リフトを降りると誰もバックカントリーに入った形跡ナ
シ。ヨシさんがラッセルしていく。リッジに出るとシュカブラがデコボコでシールには辛い。しかしつぼ
足だともっと辛い。岩場がでてきたので仕方がないつぼで行く。もぐりながらなので体力を使う。もっと
大きい岩場の小ピークが出てきた。ヨシさんによると、「このピークを越さないとよいバックボールには
入れない」とのこと。
 時間的にそれは無理なので予定と違うボールを滑ることとする。強風の中シーズをはがして滑降に入る。
雪が降っているので雪面がよく見えない。カリカリの上にちょろパウダーの状況。思ったよりも楽しい。
約400mを大切に滑りもどることとする。その前に小休止、朝作ったサンドイッチを頬張る。降ってくる雪
は上越のような雪でザックや手袋はもちろん体中がびしょびしょにぬれてしまう。コルまで急斜面を一気
に登りスキー場を目指す。左にトラバースして1枚バーンの下、1/3のところからおいしいバーンを快調
に飛ばしてスキー場に滑りこんだ。


■那須・赤面山・山スキー
《山行日》 2005/12/25
《参加者》 増渕、溜口
《本文》6:59に料金所を通過。タダだった。除雪は県境の黒川まで。栃木県側は除雪してあるが、福島県
側は未除雪。ここから歩きました。スキー場までは30〜40分の歩き。スキー場はラッセル2時間。天気が
良く楽しかった。スキー場のトップまで行った。大変だったが2本目以降はらくちんで登り返して5本。
斜度はもう少し欲しいところ。


■那須・朝日岳
《山行日》 2005/12/24-25
《参加者》 吉野、斉藤、東
《本文》先行者はいるものの峰の茶屋の手前で帰って行った。しかし、何を考えているんだか女の人1人
がついて来てしまった。峰の茶や付近でテントをはりました。翌日は朝日に雪崩が怖いので尾根通しで行
きました。例の騒ぎの人にあいました。 


平成18年1月11日(水) 1月第1回例会報告  (1月18日更新)

 
参加者:小林、吉野、久保、植木、溜口、君島、増渕、早乙女、野中、津久井、宮内

  新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いします。
さて、昨年12月からの大雪で山々では沢山の積雪が見られます。天候の変化も見受 けられる様になり、
なだれなども起こり易くなっていますので、山々に行かれる際には、十分注意し、安 全登山に心がけて
下さい。

■大戸沢岳・山スキー
《山行日》 2006/1/9
《参加者》 溜口  (稲龍  野村  西尾)
《日程》 自宅5:00---高畑スキー場(合流)---大戸沢スノーシェッド8:00-8:30大 戸沢1386、
         11:00-11:30---大戸沢スノーシェッド12:45-解散
《要約》 今日は、久しぶりの晴天の中、1386からの北東面を十分楽しんできました。
《本文》
  今日、大戸沢スノーシェッドに着くと、今年初めて見る、トレースがあった。何と 先行者がいる模様、
スノーシェッドにあがると、しっかりとトレースがあった。先行者のパーティに感謝 しつつ、1386まで、
楽にあがれました。今日は、天気が良すぎた為、新雪が、ちょっと重めでしたが、さ すが、1386からの
斜度は裏切らず、重い雪でもスキーは軽快に走りました。満足の後は、いつもの弘法 の湯で、疲れを癒
し、帰宅しました。今日お付き合い、いただいた皆様、有り難う御座いました。それ から、まっさんご
苦労様でした。遭難者は、無事救出されたようですね。

■八方ケ原・スノーシュー
《山行日》 2006/1/8
《参加者》 小林、久保、岸*2、君島、野中、宮内、関

■那須・赤面山・山スキー
《山行日》 2006/1/5
《参加者》 溜口、増渕、平石

■那須
《山行日》 2006/1/3
《参加者》 溜口

■那須・赤面山・山スキー
《山行日》 2006/1/1
《参加者》 増渕、平石

■大戸沢岳・山スキー
《山行日》 2005/12/30
《参加者》 増渕、溜口

■那須・赤面山・山スキー
《山行日》 2005/12/25
《参加者》 増渕、溜口

■那須・朝日岳
《山行日》 2005/12/24-25
《参加者》 吉野、斉藤、東


平成17年12月21日(水) 12月第2回例会報告  (12月29日更新)

 
参加者:小林、植木、溜口、小川、増渕、野中

  冬至を過ぎ、これから冬本番を迎えますが、今年は例年になく降雪が多く、特に日本海側や東北などの地方
では、かなりの積雪が見られます。また、周期的に寒波が日本列島を通過し、寒さも一段と強くなると思われ
ます。年末、年始に山行を計画されている方も多いと思いますが、天気予報や地元の情報に充分注意し、安全
登山に心がけて下さい。

●山行報告●
■大戸沢岳
《山行日》2005/12/18
《参加者》増渕、溜口(報告者 溜口)
《行程》下大戸沢スノーシェッド---最初のピーク---滑降---下大戸沢スノーシェッド
《本文》        
  溜口、目覚ましのセットミスで、まっさんの電話で起こされ30分ほど出遅れてしまった。それと、ずっ
と雪道で、下大戸沢スノーシェッドに着いたのは、9時近くになっていた。急いで身支度をすませ登りだし
た。ホントに12月かと思わされる程の雪の量である。今年最初の山スキー、新雪の量が半端じゃない。
  ストックを突き立てると、とどまる所知らずに潜っていく。糠に釘、状態でストックを付いても役にたた
ない。そんなわけで、最初のピークであきらめ、滑り降りることにした。雪はフカフカ最高でした。その後、
たかつえスキー場に移動し、リフトが止まるまで新雪を楽しんできました。余談ですが、オガサカFX。こ
んな板作っちゃだめですね。中級者が、3日もはいたら上級者になっちゃいますね。
                  
■古賀志山
《山行日》2005/12/11
《参加者》溜口(報告者  溜口)   
《行程》登山口---滝(水くみ)---山頂---別のピーク---マラ岩---滝---登山口
《要約》那須に行ったが、天気が悪く、1時間以上待ったが、天候の回復する兆しがないので、帰宅するこ
        とにしたが、途中、急に古賀志に行ったことがないのを、思いだし、山頂に行ってみることにした。
《本文》   
  何度か、岩登りには行っている古賀志山ですが、山頂に初めて行ってきました。展望が良く、いい山でし
た。行ったとき、どこの駐車場も満杯状態でした。さぞかし岩場は混んでいると思ったのですが、滝の所と、
競技会の所で何組かのぼっていましたが、他のルートは、誰も集っていませんでした。マラ岩も誰もいませ
んでした。寒かったせいでしょうか?岩にさわってみると、良く乾いていて、手にがっちりひっつきました。
山の上に行くと、中高年が、あちこちに点在していました。もちろん私も、その中にとけこみました。展望
の良い場所で、ゆっくりと昼食を楽しんできました。

 ■奥白根山
《山行日》2005/12/10(土)
《参加者》溜口(報告者 溜口)
《行程》菅沼登山口---弥蛇ヶ池(ピストン)
《要約》思った以上に雪があった。弥蛇ヶ池にて腰までのラッセルになり、敗退した。
《本文》  
  菅沼駐車場に着くと、トレースが見えた。その気になり、すぐに出発した。トレースのおかげで、順調に
標高を稼いだ、がこの体の重みは、運動不足を感じる。途中、4人の学生風のパーティーが下りてきた。天
気が悪いので下山するとの事、30分ほど行くと、トレースがなくなった。その後久しぶりのラッセルとな
った。スネからヒザぐらいだったので、楽しみながら、歩いていたが、弥蛇ヶ池のクイらしいものが見えた
あたりから、いっきに深くなった。モモから腰まで入り出した。池に落ち、濡れたらやばいので、引き返す
ことにした。ずっと、朝から雪は降り通し、途中で、ツエルトに潜り一人、お湯割りを楽しんだ。

く余計に寒く感じた。清滝小屋からは、さすがに百名山を思わせる道と感じられた。神社からは平坦な道を
西に行き、いったん下り、急登を登り返すとベンチが置いてあった。グループが昼食を楽しんでいた。さら
に、鎖場を越えると岩場の山頂にたどりついた。10人ほどがいた。さえぎるものは何もないが、風もない
ため、もやっていて、視界はあまりよくなかったのが残念だった。昼食をそこそこにして、下山を始めた。
清滝小屋でトイレ休憩をしたのみで、君島さんも得意の下りで元気を取り戻し、他の登山者を追い越しなが
ら、一気に下った。相変わらず、風はないが、次第に雲が多くなり、太陽は見えなくなった。ほぼ予定の時
間に登山口に着いた。休まず歩いたので、汗びっしょりのため、急いでお風呂に行くことにした。薬師の湯
で汗を流し、岐路も道路混雑もなく、ほぼ予定の時間に帰宅した山行でした。 

平成17年12月7日(水) 12月第1回例会報告  (12月18日更新)

 参加者:小林、池田、東、植木、溜口、岸、君島、野中、津久井、稲葉*2

  12月に入り近隣のスキー場も次々とオープンしていますが、今年は12月としては例年になく降雪が多く、
山々でもかなりの積雪となっている所が見受けられます。冬山に入る際には、天候や積雪情報などに充分注
意し安全登山に心がけて下さい。

●山行報告●
■釈迦が岳
《山行日》2005/11/20(日)
《参加者》佐藤
《行程》自宅800---大間々分岐ゲート前840-大間々駐車場920/930-
八海山神社1010/1020-釈迦が岳1140/1200-八海山神社1310-大
間々駐車場1345-大間々分岐ゲート前1430
《要約》今シーズン初の冬を感じての山歩き
《本文》
 今年は暖かい日が続いていたが、昨日今日の冷え込みで高原山が冠雪。天気もまずまず、予定も無しの状
況のため、急きょ釈迦までの山行となった。大間々に上る道路は整備のためゲートが閉まっており、ここか
ら積雪の遊歩道歩きとなる。
  八海山神社を越え、大入道分岐あたりにまで来ると樹氷が見られるようになり、ナナカマドの赤い実にウ
ジャウジャ集まるツグミ群れを確認する。今年はツグミがこないと思っていたら、まだ山にいるようだ。し
かしながら釈迦の頂上付近の木々は真っ白。エビのシッポも発達していて、本格的な冬もすぐだと感じた。
頂上から展望を楽しみ、昼飯を食べていると雲行きが怪しくなってきたので足元を気をつけながら、早々に
下山する。
  久しぶりの静かな山行が楽しめた。

■両神山
《山行日》2005.11.23(水) 
《参加者》君島知男、久保周二
《日程》会事務所5:10−日向大谷登山口9:00−たちや堀9:55−清滝小屋11:00〜11:20
       (休憩)−両神神社12:05−山頂(剣が峰)12:35〜13:40(昼食)−日向大谷登山口
         15:45−会事務所20:30
《要約》まだ行ったことがなかった奥秩父の百名山を晩秋に訪れ、遅い紅葉を楽しむための山行でした。
《本文》
  事務所を5時過ぎに出発した。ここ2、3日より寒くなく感じられた。朝が早いせいか道路もほとんど込
んでいなかった。ほぼ予定通りに9時少し前に登山口に到着した。駐車場は全部で4箇所あり、1番上のみ民
宿のもので500円だった。車は15台ほどで思ったより少なかった。民宿の左側に登山カード入れと看板
が整備されていた。天気は風もなく、快晴で緩やかな落ち葉の中のスタートとなった。黒滝山の時の轍を踏
まないために、自重気味にゆっくり登った。登山口から少し登ったあたりは、まだ遅い紅葉が残っていまし
た。登りを感じさせない登山道を登り下りし、左に薄川を見ながら3回わたり返し登った。1時間弱でたち
や堀に到着した。左右には垂直の大きな岩がそそり立っていた。このあたりまでくると、木々に葉はほとん
どなく、紅葉は終っていました。登山道が次第に勾配を増し、さらに登ると弘法の井戸があり、清水が流れ
ていたので、喉を潤した。左に一位がタワに道を分ける分岐を右に行くと程なく、清滝小屋に着いた。登山
者はほとんどいなかった。小屋にはおじさんがおり、飲み物等を売っていた。改築されて年数があまり経っ
ていないようで新しく感じが良かった。今日は、君島さんが風邪気味で体調がいまひとつで、大きな汗をか
いていた。小休止の後、九十九折りを登ると山頂が見渡せるところに出た。さらに、ここから大きく左に道
をとり、急登の陽のあたらない北斜面の鎖場を3回通過すると両神神社に着いた。馬酔木などの常緑樹が多
く余計に寒く感じた。清滝小屋からは、さすがに百名山を思わせる道と感じられた。神社からは平坦な道を
西に行き、いったん下り、急登を登り返すとベンチが置いてあった。グループが昼食を楽しんでいた。さら
に、鎖場を越えると岩場の山頂にたどりついた。10人ほどがいた。さえぎるものは何もないが、風もない
ため、もやっていて、視界はあまりよくなかったのが残念だった。昼食をそこそこにして、下山を始めた。
清滝小屋でトイレ休憩をしたのみで、君島さんも得意の下りで元気を取り戻し、他の登山者を追い越しなが
ら、一気に下った。相変わらず、風はないが、次第に雲が多くなり、太陽は見えなくなった。ほぼ予定の時
間に登山口に着いた。休まず歩いたので、汗びっしょりのため、急いでお風呂に行くことにした。薬師の湯
で汗を流し、岐路も道路混雑もなく、ほぼ予定の時間に帰宅した山行でした。 

平成17年11月16日(水) 11月第2回例会報告  (11月27日更新)

参加者:小林、溜口、君島、小川、増渕、津久井、宮内、平石

  山々で積雪も見られる様になり、近隣のスキー場も早々とオープンしました。季節はこれから本格的な
冬となりますが、山行を計画される場合は、気象情報に注意し、充分なる装備と余裕を持った行動で安全
登山を心がけて下さい。

●山行報告●
■百村山、黒滝山    写真は山岳写真館D5をご覧下さい。
《山行日》2005.11.13(日)
《参加者》君島知男、岸えつこ、梅原浩、野中敬子、為口一之、久保周二、平山
《日程》久保宅7:00−木ノ俣巻川林道黒滝山登山口8:15−百村山8:40−平成ブナ9:08−
        大ササの山塊9:20−サル山10:10−山藤山10:50−黒滝山11:40(昼食)〜
        12:45−山藤山13:20−大ササの山塊14:08−木ノ俣巻川林道黒滝山登山口分岐
        14:48−百村山登山口15:05
《要約》山渓の分県ガイド作成のための7月に続く2度目の山行でした。今回は、前回到達できなかった黒
        滝山まで行くことが目的でした。
《本文》
  木ノ俣巻川林道出合登山口に到着して、身支度をしていたら、平山さんがやってきて一緒に登ることにな
りました。雲もなく、風もない晴天のスタートになりました。いきなりの急登ですぐに汗と息切れとなりま
した。百村山までは程なく着きました。笹が低いからいいものの刈り払いはされていませんでした。
  夏とは違い、葉も落ちて歩きやすく感じました。平成ブナまでは刈り払いがされていないところがかなり
ありました。大ササの山塊までは身の丈以上の笹が茂っていましたが、黒磯山岳会が刈り払いをしていたの
で、夏よりはかなり歩きやすくなっていました。那須見晴台まで行かないうちにも、塩那スカイラインや雪
に覆われた那須連山がはっきりと見えました。このあたりから霜柱が残ったままになっていました。
  那須見晴台までの北斜面には「やしおつつじ」の木がたくさん見受けられました。山藤山までは深い笹の
中の直線の長い急登となりました。うっすらと雪が残っていました。いよいよ、前回果たせなかった黒滝山
へは一旦北斜面の「石楠花とやしおつつじ」の中を下り、登り返して河下山を越えると黒滝山に到着しまし
た。頂上は狭いのですが、東方向に那須野が原が良く見渡せました。少し風が当たりましたが、いつものよ
うに酒とラーメンの昼食としました。帰りはすべりながらも、ほとんど休憩を入れずに大ササの山塊まで一
気に早足で下りました。木ノ俣巻川林道黒滝山登山口と百村山登山口からの分岐で別れ、梅原、久保は百村
山登山口へ下山しました。百村山までの登りのペース配分を誤り、前半ばててしまい、迷惑をかけてしまい
反省しました。同行した平山さんは、狩猟をやっていたこともあり、スパイク付きの長靴で楽々と歩いてい
たのには感心しました。同行してくださいました皆さんお世話になり、ありがとうございました。


■古賀志山・岩トレ
《山行日》 05/11/07 くもりのち雨
《参加者》 梅原、君島、稲龍、宮内、植木、桜井(遠峰)(報告 植木)
《日程》
11/7(日)矢板岳友会本部8:00==古賀志P9:10/9:20--古賀志岩トレ9:40/14:20雨が降ってきたので解散

《要約》君島さんからのリクエストの岩トレ。
    岳連岩登り講習会の復習を含めて実施しました。
《本文》
 岩登り講習会の復習ということで岩トレを行うことにしました。
 古賀志林道の車で混んでいる道路わきPに到着すると桜井さんがいてびっくり。稲龍さんももうすぐ来る
とのこと。すんごい人数でしたがいつもの岩トレ場所は空いていました。ラッキー!!岳連の復習というこ
とでトップロープで登る人の確保(登り2回、確保2回)、懸垂下降をしているうちにお昼になってしまいま
す。
 稲龍さんたちはクラック右の2ピッチルートをやっています。せっかくなのでやらせてもらいました。出
だしの右手が甘く、クラック左のフェースを使って右に乗り移り何とか越える。5.7とのこと。がっくり↓
↓。君島さんがチャレンジするとなんとすんなり登っているじゃあないですか!素晴らしい!!梅原さんも
続いてチャレンジし、執念と根性で完登、これまた素晴らしい!!宮内さんは私と同じで右手を引き寄せら
れずに断念で残念。稲龍さんたちは競技会に移動。桜井さんTRで完登とのこと。
 せっかくなのでリードの練習をする。そして、リードする人の確保の練習も同時に行う。植木が登り君島
さんが確保。すると雨がポツポツおちてくるが止んだようなので、気を取り直して君島さんが登り梅原さん
が確保。その次に梅原さんが登り宮内さんが確保しているところで雨脚が強くなり中止。上の確保支点を回
収しようと植木が登るももうヌルヌルで完全に無理。諦めて左からフリーで登って緊張しながら回収しまし
た。俺は登れずに結構へこんでしまいました。数年前までは岳友会のメンバーだけで岩トレなんて考えられ
ませんでしたが、みんなよくやっていると思います。すばらしいですねー。


■釈迦ケ岳の笹刈り
《山行日》  05/11/03
《参加者》小林、吉野、久保、植木、梅原、溜口、君島、増渕、野中、津久井、宮内、稲葉、篠田、本間、
          星
《日程》  矢板7:15==7:45大間々8:25---9:10八海山神社9:15---笹刈---15:50大間々==16:40矢板
《要約》  早いもので笹刈りも10年目を迎えましたが、以前に比べ登山道がしっかりしてきました。
《本文》
  恒例の笹刈りも1996年11月の第1回目以来、今年で10年目を迎える。笹刈りを始めた頃は、本当に藪が濃
く、剣が峰から釈迦ケ岳の間を歩く人は年間10人位?だっただろう。笹を刈っても刈っても、あくる年の夏
にはあっと言う間に背丈以上も笹が伸びて登山道を覆い隠していたものだった。この対策として、毎年藪の
薄いコース、尾根の歩き易いコースへと少しずつ少しずつ道を付け替えたものだった。これらの成果が徐々
に効果を現し、また毎年毎年このコースを歩かれる登山者が増え次第に次第にしっかりとした道となってき
た。
  今回は有志15人、草刈り機7台という大所帯の参加があった。歩きながら冗談を交わすが、一旦機械が音
を立て始めると皆真剣そのもの・・・。笹だけでなく、根っ子や岩なども隠れているので思ったよりも危な
い。皆黙々と作業を続ける。心配された天気も朝のうちパラっと来ただけ・・・。皆の熱意に打たれたのだ
ろうか?
空を見上げると秋の雲と青空が広がっている。地蔵岩付近で昼食を取る。結局、この日座って休憩したのは
このランチタイムだけだった。昼食後も皆また黙々と作業を続ける。その甲斐もあってか今回は珍しく明る
いうちに下山する事ができた。
  事務所に戻り、軽く反省会・・・体中を今日一日の心地良い疲労感が包んで行った。笹刈りに参加された
皆様、本当にお疲れ様でした。

平成17年11月2日(水) 11月第1回例会報告 (11月6日更新)

参加者:小林、吉野、梅原、溜口、君島、野中、津久井、稲葉*2、宮内

冬至を間近に迎え、朝晩の冷え込みがめっきり厳しくなってきました。例年になく暖かい日が続いたので
紅葉も例年に比べ遅れ気味ですが、高い山の日陰では霜柱なども見られる様になりました。山行を計画
される場合は現地の状況と装備を充分に確認し、安全登山でお出掛け下さい。

●例会報告●
  この日は、梅原さんの講師で『コンパスの使い方』について実習しました。読図やコンパスの使い方は
普段から地図を見たり、コンパスを使ったりして、『使う事の習慣化』が大切です。実践でどんどん使って
慣れて下さい。


●山行報告●
■浅間山(黒斑山)登山教室
《日時》  2005/10/30
《参加者》  吉野、池田、斉藤、植木、梅原、君島、早乙女、野中、津久井、宮内、川島、一般参加42名
《日程》矢板5:10==9:00車坂峠9:30---11:00トーミの頭11:05---11:20黒斑山11:25---11:45蛇骨岳
        12:40---13:10鋸岳13:15---13:45蛇骨岳13:55---15:00車坂峠16:05==17:10佐久17:50==
        22:00矢板
《要約》 快晴の天気の中、浅間山の外輪山を歩いて来ました。
《本文》
  この所、週末になると雨・・、の日が続いていたが、今日は久しぶりに青空が期待できそうだ。総勢53
名を乗せたバスは東北道から50号、北関東、関越、上信越と順調に走る。藤岡付近からは妙義の後方に雲
の上から顔を出す、浅間の姿が確認できた。
  小諸ICで高速を降りる。浅間山はすっぽりと雲に覆われていた・・。が、雲を抜ければ青空が広がる事
を信じ、今が盛りの紅葉を楽しみながらチェリーパークラインを上って行く。車坂峠に着く頃には予想通り
雲一つない青空になっていた。
  バスを降り、身支度を整え、5班に分かれて登り始める。さすがにこの時期気温は低く、日陰では霜柱が
見られる。しかし、風がほとんどなかったので快適な山行となった。車坂山を越えガレ場の登りに掛る所か
ら展望が一気に開ける。北には四阿山、南には榛名、振り返れば水ノ塔から籠ノ塔へと続く尾根が・・また
その後方には雲海の上に顔を出した北アルプスの山々を眺める事が出来た。槍ケ蛸で前掛山と浅間山頂の堂
々たる姿を見る。トーミの頭に登ると黒斑から蛇骨、仙人、鋸岳へと続く浅間山の外輪山が一望できる。一
通り景色を楽しんだ後、黒斑を目指す。ここまではすれ違う人も少なかったがさすがに黒斑山頂には多くの
人が居たので、早々に山頂を後にする。
  蛇骨まで行くと人も少なくなり、ここで目の前の浅間を見ながらの昼食とする。昼食後は浅間を真近に見
ながら、アルペンムード漂う外輪山を鋸岳まで往復する。浅間周辺のカラマツ林の紅葉は盛りを過ぎていた
が、嬬恋側に目を向けると山腹から麓に掛けてきれいな紅葉が広がっていた。
  蛇骨まで戻り、下山は裏コースを取る。一旦真っ直ぐに下ってから、山裾をほとんど水平に巻く。この登
山道は良く整備され、その上に積もったカラマツの葉の上をサクサクという音を立てながら歩く。枯葉のク
ッションが足元を柔らかく包み、ここまでの疲れを吹き飛ばすかの様な気持ち良さだった。
  予定よりもやや早く車坂峠に到着し、こまくさの湯で一日の疲れを癒す。窓の外を眺めると、真っ白なガ
スが静かに静かに降りて来ていた・・・。  ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。


■森吉山
《日時》  10月26〜28日  写真は山岳写真館D3をご覧下さい。
《参加者》 小林×2
《日程》10/26 矢板発11時〜(東北道)十和田IC〜森吉山親子ふれあいキャンプ場午後6時(テント泊)
    10/27 キャンプ場発8時半〜森吉山野生鳥獣センター〜クマゲラ保護センター〜桃洞の滝〜赤水沢
               分岐〜兎滝〜野生鳥獣センター〜三つ又温泉泊
    10/28 温泉〜栗駒高原〜鳴子〜寒河江〜喜多方〜矢板
《要約》 森吉山ノロ川の「桃洞の滝、赤水沢兎滝」と三つ又温泉
《本文》
  天候回復を待って一週間遅れの出発となったが、一路東北道をひた走り十和田ICから森吉山に向かう。
予定していた森吉山親子ふれあいキャンプ場には暗くなってから到着したが、あまりの広さに吃驚!管理人
も居ないので水道とトイレの近い場所にテントを設営する。無料のキャンプ場で超お薦め?満天の星空で明
日の天気も期待できそうである。
  27日 野生鳥獣センターまで移動する。駐車場も広くクマゲラ保護センターまで10分の距離である。紅葉
はすこし遅めではあるがブナの黄色がまぶしい。赤水沢分岐を左に桃洞の滝に向かう。礼儀を知らないカメ
ラマンが数人三脚を道一杯に広げて屯している。桃洞の滝は朝日が当たらず、紅葉もいまいち?滝の造形に
は連れも納得の様子であるが、さてどう!表現したらよいのだろうか?待っていても太陽はまだまだ到達し
そうもないので、赤水沢分岐まで戻る。ノロ川を渡渉して巻き道の登山道を行くが沢が行く手を遮るところ
で、地下足袋にわらじでは冷たそうなので沢靴に履き替え入渓支度をする。残地ロープを利用して沢に降り
立つ、水は冷たいが緊張しているせいかあまり感じない。昨年ほどの色鮮やかな紅葉ではないが、川面に映
る赤、黄は美しい、何処までも続くスラブ!サラサラと流れる水!日本一の滑と言っても過言ではないだろ
う、 遠出の疲れも忘れてしまうほどの素晴らしさである。
  右に左にルートを選びながら甌穴を避けて登っていく、行く手を岩魚が横切り感嘆の声をあげる。玉川温
泉縦走コースを左に分けるとやがて倒木になにやら怪しい物を発見? 天然のナメコだ!ヤッター 踏み後
が沢山あるのに誰も気がつかないのだろうか?帰りの重荷も考えず袋一杯収穫する。間もなく沢を右に曲が
ると正面にドンと40mの「兎滝」が現われた!ガイドには下るときには勇気を出して駆け下りたほうが良い
と書いてはあるが、はたして何人の山男山女が実行したろうか?? 今日は残念ながら兎滝を眺めるだけで
下山することにする、来年も又逢いに来るからね?
  滑に慣れた足は下山では飛ぶように早い!途中で長靴姿のカメラマン3人に会うが沢登りは我々だけのよう
である。赤水沢分岐で靴を履き替え、満ち足りた気持ちでブナ林を歩く。落ち葉のカサカサ踏む音と重なっ
て遠くでドラミングの音が響いてきた。野生鳥獣センターには2時5分に無事帰還。
  今夜の宿はどうしようか考えたが、運良く三つ又温泉で部屋が空いていたら泊まろうと言うことになり、
TELの通じる場所まで移動する。建設中の森吉ダムの展望台で連絡が出来たので、三つ又温泉まで3時間
走る。三つ又温泉では食って食って食って満足なり、芋の子汁とキリタンポ「まいう」でした。28日矢板に
は午後6時到着 1.200km走りました。


■那須       
《日時》 2005/10/22(土)  
《参加者》 野中×2、Clive  
《行程》 6:10自宅---7:20峠の茶屋駐車場7:40〜峰の茶屋〜牛ヶ首〜南月山 〜牛ヶ首〜ウバガ平〜沼原分
         岐〜峰の茶屋分岐〜延命水〜  那須岳避難小屋〜峰の茶屋〜14:20峠の茶屋駐車場  
《要約》 ほっこり、そして、ひんやり・・・  
《本文》 
 峰の茶屋まで・・・紅葉はまだ充分楽しめます  
 南月山・・・すでに終了、裸木です  
 ウバヶ平・・・最終段階です  
 沼原分岐から三斗小屋・・・圧倒的な黄葉です  
 
  天気は下り坂で廻りは薄暗いのに、林の中は黄色の洪水で明るいのです。目にも鮮やかな黄葉の中を歩き
続けていると、心もほっこりと温かく幸せになるように感じました。延命水で喉を潤し、先を急いでいると
やっぱり雨になりました。避難小屋で雨宿り、かなり濡れてひんやりしてしまいました。天気には恵まれま
せんでしたが、紅葉・黄葉を堪能した一日でした。  


■博士山
《日時》 10月22日
《メンバー》  溜口(単独)  報告者 溜口
《日程》 自宅(朝)---登山口9:00ごろ---山頂11:00から12:00まえぐらい---下山後の駐車場15:00
          ぐらい---御神楽岳登山口18:00
《注釈》  御神楽岳は雨のため登りませんでした。キノコ採りの人たちは、ガンガン登っていました。
《要約》 紅葉を期待したのですが、残念でした。このまま、枯れ葉にならないように願うだけです。代わ
          りに、キノコはもちきれず、途中から採るのをやめました。
《本文》
  紅葉を期待し、会津西街道に期待したのですが、残念ながら、9月後半の様相でした。昭和村に入っても
廻りの景色は、秋とは言い難い様子です。車を止め、後ろに回ると、なんと、ぬめりすぎ茸の食べ頃の株1
キログラムがありました。さっそく丁寧に袋に収めました。登りはじめは、るんるんでしたが、急斜面の連
続で、大変でした。その間に、きのこで、ザックは重くなり、大変な山行でした。山頂で一息入れ、下山し
ました。
 また、帰りが大変で、きのこ、きのこの連続でした。メインはムキタケ、その他、アカンボ、ブナハリ、
ヒラタケ、ナメコ、ツバタケ。。。。御神楽は雨のため登りませんでしたが、今年は暖かいので、11月に
もう一度チャレンジしたいです。
 紅葉と、キノコに期待して。。。
 

■鬼怒川支流大下沢遡行(沢登り)
《日時》 10月21日(日帰り)
《メンバー》 早乙女、片柳、他1名
《要約》 川治に良い沢があると言う情報が釣り師よりあったので行ってみることにしました。
《本文》
  日塩道路林道手前に車1台デポして、川治温泉消防脇の道を進み途中で車置いて沢(大下沢)に入る。水の
量多い中をすすみ約2時間近く楽しむ。栃の実の巨木や原生林が素晴らしい、初心者でも楽しめる沢かなナメ
もあり歩きやすい。途中で林道に出て30分ぐらい歩き車にもどる。川治温泉に置いてきた車に戻り薬師の湯
の温泉300円払って入浴して秋晴れの良き1日でした。


■奥日光高山
《日時》 10月22日(日帰り)
《メンバー》 早乙女×1名
《要約》 紅葉の奥日光モミジ狩りと温泉入浴でリフレッシュ。
《本文》
  赤沼茶屋駐車場9時発、石楠花橋から小田代手前より登山道に入り木の葉を踏みしめて歩いてゆくが静か
過ぎて熊がでてきそうな感じ、高山頂上付近では多数の登山者に会うがほとんど二人ずれで夫婦かな、モミ
ジが色ずいててそれにナナカマドの赤い実が鈴なりで取りたくても高くて手がとどかず残念あきらめる。千
手ガ浜に向かう予定変更して竜頭の滝に向かい下山する。竜頭の滝で写真撮影カメラマンや観光客で動きと
れないくらいの混雑ぶりでした。湯川沿いに歩いて戻り湯元の湯の家ホテルで温泉入浴後15時湯元発渋滞し
てて17時半無事帰宅しました。

■鳥海山、月山
《山行日》2005.10.9(日)〜10(月)
《参加者》君島知男、岸×2、久保周二
《日程》第1日 久保宅4:15−湯の台登山口8:57−滝の小屋9:12−河原宿
             10:07〜10:18(休憩)−薊坂10:52−伏拝岳12:14−御室小屋  
                13:10〜14:05(昼食)−新山山頂14:23〜14:30−七高山
                分岐15:10−河原宿17:00−湯の台登山口18:00−鳥海山荘18:00
        第2日 月山姥沢駐車場9:30濃霧のため山行中止−遠刈田温泉11:30〜14:30
               (入浴昼食)−久保宅17:00
《要約》
  4時に西那須野出発時は雨が降っており、天候が心配された。山形道に入り、明るくなるとともに雨も上
がり、予定どおり山行ができた。2日目は、月山姥沢駐車場まで行ったが、濃霧のため、山行を中止し、温
泉でゆっくりして帰ってきた。紅葉は麓では最盛期になっており、充分に楽しめた。久しぶりに長時間の山
行をした。
《本文》
 今回の山行は、連休を利用して鳥海山、月山を2日間で歩く予定でした。4時すぎに西那須野を出発した
ときは、雨が降っており、東北道、山形道と車を飛ばしていく中でも、なかなか雨が上がらず、心配でした
が、明け方には雨もすっかり上がり、予定どおり9時少し前に登山口に到着しました。すでに、駐車場はい
っぱいになっており、路上駐車になりました。石段を登り、ほどなく滝の小屋に着きました。現在トイレの
工事中でした。石の多い沢沿いの道を進むと、木々も低くなり、一面に鳥海山の紅葉が広がり、大きく広い
裾野が見えました。河原宿までは1時間程で到着しました。小屋はすでに閉まっており、トイレが使えるだ
けでした。ここから、薊坂の急坂をあえぎながら、ゆっくりと上りました。出発が遅かったせいもあり、私
たち以外人はあまり多くありませんでした。伏拝岳に着くとようやく新山山頂の姿が見えました。まだまだ、
先があると思い、歩を進めました。地図にある御室小屋への最短のコースは危険な箇所があり、ほとんど歩
く人はなく、七高山分岐を通るコースを選び、小屋を目指しました。小屋に着いたころには、すでに下山を
始める人も多く、私たちはやや遅い昼食になりました。ビールで乾杯しましたが、時間が遅いこともあり、
また、これから新山山頂を目指すこともあり、あまりゆっくりとはせず、山頂を目指しました。小屋からの
道は今までの道とはうって変わり、切り砕いた石を重ねたような異様な山でした。やっとの思いで東北地方
最高峰の頂上に到着しましたが、帰りのことが気になり、急いで下山を開始しました。薊坂から日本海がき
らきらと輝いて見え、山から海を見る感動を味わいました。薊坂を下るころには、人影はほとんどなく、次
第に夕闇が迫り、滝の小屋の手前では、ついにヘッドランプを出しました。小屋には明かりがともっており、
数人の宿泊客がいるようでした。鳥海山の一番楽なコースにしては、かなり長いコースのように思いながら
歩きました。酒をかなり抑えましたが、久しぶりに疲れた長い山行でした。月山は残念でしたが、次回に回
しました。

平成17年10月19日(水) 10月第2回例会報告(10月23日更新)

参加者:小林、吉野、池田、斉藤、植木、梅原、渋谷、溜口、君島、小川、増渕、早乙女、野中、津久井、
        稲葉*2、宮内、篠田

  この所、毎週末になると秋雨前線が日本列島を通過し、天候が崩れる事が多くなっています。朝晩の冷え
込みも日を増す毎に厳しくなり、日暮れも日一日と早くなっています。山々では紅葉が楽しめる季節ですが
ゆとりを持った山行計画で各々の秋山をお楽しみ下さい。

●山行報告●
■火打山〜妙高山
《山行日》05.10.11〜10.13
《参加者》平石謙太郎(単独)
《日程》
10月11日(火)
   自宅18:30〜足尾・黒保根・長野原・菅平〜妙高25:00(仮眠)
10月12日(水)
   笹ヶ峰6:30〜富士見平8:20〜高谷池ヒュッテ9:00〜天狗の庭9:20〜火打山山頂
      10:40/12:30〜高谷池ヒュッテ13:20(泊)
10月13日(木)
   高谷池ヒュッテ5:45〜茶臼山6:10〜黒沢池ヒュッテ6:30〜大倉乗越6:50〜妙高山
      山頂8:15/9:45〜黒沢池ヒュッテ11:00〜富士見平11:50〜笹ヶ峰登山口13:30
      ==赤倉温泉==菅平・黒保根・足尾==自宅20:00
 
《要約》妙高・火打共に天候展望よくきれいな紅葉もみられて大満足なリフレッシュ山行でした。
《本文》
10月12日(水)
  朝、起床すると笹ヶ峰の駐車場は平日にも関わらずほぼ埋まっており登山者がわんさかいた。準備を整え
歩き出す。紅葉し始めている木々を見上げながら木道を一時間も歩くと急登になる。この辺からあたり一面
は真っ赤に染まり、雲の切れ間から見える青空と素晴らしい景色を見ることができた。テンションも上がり
ペースも上がる。
 富士見平を越えた辺りから落葉が始まる。淡々と歩き高谷池ヒュッテに到着、ガスが上がる前にと火打山
山頂を目指す。天狗の庭をこえ山頂に到着すると日本海とすぐそこに妙高山がみえる。山の上から見る海が
たまらなく好きである。すぐ下山しても時間があまり余ってしまうので山頂でご飯を食べながらだらだらと
過ごす。2時間も滞在しやっと下山するが小屋に着いたのもまだ13:30。。。寝床をセットして火打山
が見える幕営場のベンチで昼寝をする。久々ののんびり山行にイヤな事も忘れて豊かな時間が過ごせた。ヒ
ュッテからは北アルプスが見え、夕暮れを背にした山々が素晴らしくきれいだった。
  小屋は素泊まり4000円。プロパンガス・消毒水・食器・鍋等使い放題で快適だった。しかし、それで
も4000は痛い。いつかはテントを買うと思った。
10月13日(木)
  ガスが上がる前に妙高に到着したかったのと朝日が見たかったので少し早めに出発する。黒沢池に向か
う途中の茶臼山からご来光を拝む。山で見る朝日もたまらなく好きである。黒沢池から関温泉との分岐・長
助池からは急登が延々と続く。。。黒沢池にザックを置いてくれば良かったと思いながら訓練訓練と言い聞
かせながら黙々と歩く。山頂には8時過ぎに到着する。快晴!!日本海・北ア・越後の山々・富士山が見え
る。テンションは高かった。下山途中は時間が早かったので紅葉を見上げながらゆっくりペースでだらだら
と歩く。久々ののんびり登山にリフレッシュしてきました。


■唐松岳、五竜岳
《山行日》 10月11日〜13日
《参加者》 小川(単独)
《日程》
11日 さくら市(自宅)18:00==足尾.伊勢崎.長野==23:30白馬
12日 八方山麓駅8:00==八方山荘8:40〜9:25八方池9:35〜10:22丸山ケルン10:27〜11:25唐松岳
      12:00〜14:15五竜山荘15:15〜15:50五竜岳16:10〜16:50五竜山荘(泊)
13日 五竜山荘5:15〜5:55五竜岳6:10〜6:45五竜山荘7:45〜9:35中遠見山9:40〜10:45アルプス平
      11:00==山麓駅〜道の駅白馬==白馬14:00==19:20自宅
《要約》 2日間とも天気に恵まれ、紅葉もきれいでした。五竜には、2回も登ってしまいました。
《本文》
11日
 自宅を18:00に出発し、途中、矢板で買い物を済ませ、一路白馬に向かいました。五竜山麓駅に行ったと
ころ、”夜間の駐車はご遠慮ください”の看板、仕方なく、道の駅白馬に止めました。到着後コンビニを探
すものの、見つからず、飲み物もなく、寂しく寝ました。
12日
 道の駅を6:25に出発。徒歩(8分)神城駅に向かい、電車、バスで八方山麓駅に到着、そこで朝食を済ませ、
始発のゴンドラ(8:00)に乗り、いよいよ登山開始です。リフトではガスがかかっていましたが、歩き出
しとともに晴れ間が覗き、時間とともにどんどん回復して来ました。八方池では、水面にきれいに映る白馬
三山を眺め、下の樺では最高の紅葉が見られました。唐松岳で、360度のパノラマ楽しみながら昼食をとり、
五竜山荘に向かいました。鎖場では少し緊張したものの、快適な尾根歩きでした。途中、雷鳥にも出会い、
1〜2メートルの距離から写真を撮ることができました。五竜山荘には予定よりずいぶん早く到着。受付を済
ませ、山荘前のテーブルでくつろいでいると、どんどん天気がよくなってきたので、少し遅めでしたが、五
竜岳に登りました。夕方の山頂は人影もなく、静寂の中、凛と聳える鹿島槍、八峰キレット付近から雲が吹
き上がっている様は感動的なものでした。
13日
 少し寝過ごし、5時に起床、急いで五竜山頂を目指し、ご来光を拝みました。早朝の山頂は昨日とはうっ
て変わって、また別の山のようでふたつの山を楽しんだような気持ちでした。山荘で朝食をとった後、紅葉
の遠見尾根を下りました。天気も、雲ひとつない晴天で、何度も、何度も紅葉越しの山を振り返りながら下
りました。下山後は白馬新そば祭りで最高のそばを味わい、温泉も正面に白馬三山眺めながらの露天風呂に
思わず長湯してしまいました。今回は、山も最高、そばも最高、温泉も最高、三冠の山行でした。


■那須姥が平・紅葉見物
《山行日》 05/10/12 晴れ
《参加者》 小林*2、植木、他1(報告 植木)
《日程》
10/12(水)矢板7:35==ロープウェイP8:50==峠の茶屋P9:00/9:15
--峰の茶屋10:00--朝日岳10:32/10:35--峠の茶屋11:00
--牛ヶ首11:20--姥が平11:45/12:45--峰の茶屋14:20
--峠の茶屋15:00/15:10==矢板16:10

《要約》姥が平から茶臼岳初めて見た。紅葉に感激!
《本文》
 「きょうは晴天」と期待しているが向かう那須の山々はまだガスの中。濃いガスの中、高度を上げ、たど
り着いたロープウェイPはすでに満杯状態。ロープウェイに向かう3人を降ろして峠の茶屋Pを目指したが、
ここも満杯。駐車場を1周して下向きで道路脇に駐車を決める。
 準備をして歩き出すとなんと!!ガスが晴れてきて紅葉をまとった朝日岳がドバーンと姿を現した。その
辺にいる人から「おおっ〜!」と声が出るほどだった。登山指導センターでは黒磯山岳会の方が1日中安全
登山を呼びかけ、素晴らしかった。そして、ありがとうございます。鳥居で安全登山を祈願して登り出す。
ゆっくり歩き出し体の調子を見る。
 樹林帯を抜けると右に青空・岩・紅葉がきれい。写真を撮っても再現は不可能だが撮らずにはいられずシ
ャッターを切りまくる。姥ヶ平集合だが、峰の茶屋に到着後せっかくなので朝日岳に向かう。風が強いがT
シャツ1枚で汗をかくかかかないかだ。風下の東面に入ると日差しが暖かく汗をかいてしまった。稜線に出
ると汗が蒸発して気持ちいい。朝日岳に向かう人が多い。さっさと頂上につくと雲海が素晴らしい。これま
たムダだが写真を撮る。
 急いでで姥ヶ平に向かう。牛ヶ首ではすんごい人・人・人。そこから姥ヶ平までは人が数珠つなぎでびっ
くり。みなさん高価なカメラをぶら下げている。三脚もバッチリで驚く。カメラマンの中には登山道以外の
ところにずかずか入っている人がいる。「これだからカメラマンは…。」
 姥ヶ平に到着すると小林さんが声をかけてくれる。おいしいおにぎりとトン汁、ご馳走さまでした。たま
たま同席した熊谷からのご夫婦は「紅葉キチガイ」だそう。キチガイ歓迎です。ひょうたん池に行き茶臼岳
を振り返る。びっくりするくらい絵になる風景に感激。小林さんは「おととしの方がきれいだった」という
が、どうしてどうして立派な紅葉で、満足です。ゆっくりと牛ヶ首まで登り返し、峠の茶屋の駐車場に戻っ
た。歩いた時間は短かったものの紅葉を堪能でき充実した時間を過ごせた。 


■三本槍岳
《山行日》 9月28日
《参加者》 小川
《日程》 峠の茶屋駐車場9:55〜峰の茶屋10:25〜朝日岳10:55〜三本槍岳12:00/
          12:35〜峰の茶屋13:45〜駐車場14:15
《本文》
10月はじめに槍ヶ岳に行こうかなと思い、トレーニングでも。と、カレンダーを見たら今日しかあいてい
ない。山を見ると高原も、那須も見えない。一人、平日のガスの中の釈迦はちょっと寂しいので、三本槍に
決定。早速荷物をまとめ、出発したが、案の定、料金所をすぎたあたりからガスの中。トレーニングだから
と、歩き出したが、10分も過ぎると突然晴れ間が見えてきた。後は時折ガスはかかるものの、おおむね晴
れのラッキーな山行でした。紅葉は、清水平付近で、ナナカマド、サラサドウダンが赤く色づき、山全体が
紅葉最盛期に向かって全速力で走り始めた。と、いった感じでした。


■旭岳からトムラウシ縦走と羊蹄山
《山行日》:7月6日〜7月11日                 
《参加者》:早乙女:他2名
《日程》:コースと時間(予定)
第一日七月六日日光(車)4:50--鹿沼Icバス6:07--羽田8:30--羽田発10:10--旭川着
      11:45--旭川空港バス12:00--旭川駅12:35--旭川バス13:10--旭岳温泉15:00
第二日七月七日万世閣5:30--旭岳ロープウエー6:00--姿見駅6:30--旭岳9:00--間宮岳10:00
      北海岳11:00--白雲岳13:00--白雲非難小屋14:00    
第三日七月八日白雲非難小屋6:00--高根ガ原7:00--忠別岳10:00--ヒサゴ沼非難小屋14:30
第四日七月九日ヒサゴ沼6:30--トムラウシ9:30--温泉15:00--国民宿舎東大雪荘泊
第五日七月10日東大雪荘9:00--新得(バス)10:20--新得発(JR)10:32--南千歳11:47
      --南千歳発12:07--小樽13:16--小樽発13:21--倶知安14:51--倶知安発16:37
      --比羅夫16:45
第六日七月11日民宿タクシー5:00--羊蹄山登山口半月湖5:30--2合目8:50--9合目9:30
      羊蹄山(外輪山経由)9合目10:50--6合目11:50--2合目12:50--登山口13:30--
      バス14:00倶知安15:00--倶知安発15:13--小樽16:42--新千歳18:16--空港
      19:25--羽田21:00--羽田バス22:40--鹿沼Ic0:30         
《要約》:表大雪とは旭岳を最高峰とし、白雲岳から忠別岳へと南下する主稜線が、トムラウシを最後に標
          高をさげるあたりまでとするが、このあたりは2000mを越える山が24座もそびえ、文字通
          り「北海道の屋根」である。北海道の屋根を縦走してさらに羊蹄山までの行程は花旅を楽しみな
          がら高山植物をカメラに収め、特に比羅夫駅舎での宿泊は時間的にも余裕があり思い出の山行と
          して記憶にとどめておきたい。                                                                                
《本文》
  旭岳温泉に泊まり翌日旭岳ロープウエイ乗り場でガスボンベ購入して6時発に乗り姿見駅に向かうが天気は
霧が深く景色見えない。他の登山者と共に旭岳目指して登って行く。旭岳8時45分頃着く、道内最高峰か
らの景色楽しみにしていたけど残念。登山道は安山岩質の溶岩や火砕岩でできている斜面は、ざらざらして
いて滑りやすく歩きにくい。間宮岳に向かう旭岳からの下り砂地なので注意して下る、登山道周辺、黄花石
楠花が群生して今がみごろその他チングルマやイワウメ、エゾコザクラ等も見られすごくきれいの一言に尽
きる。
  間宮岳9時30分、北海岳10時20分、北海岳ハイ松のトンネルすごく歩きにくく何も見えない。ハイマツに足
取られて体力消耗する。北海岳すぎて白雲岳は溶岩台地のお花畑歩きやすいが天気悪いのでスリップしない
ように注意して高根ヶ原〜忠別岳避難小屋へ向かう。避難小屋に14時ごろ到着する。途中お花畑で写真撮
りして時間費やす。収容人員約50人、千円払って二階に入るが動き取れないほど多い。とくにすることも
ないので早めの食事の準備始める。翌日避難小屋5時に起床、仕度して即小屋を後に歩き始める。今日は五
色岳〜化雲岳〜ヒサゴ沼避難小屋までのコース。ヒサゴ沼避難小屋収容人員30人と小さい小屋なので早め
に着かないと小屋に入れなくなることも予想されるので早く着きたい。五色岳登り急登ハイマツ群生地霧雨
何も見えないザックハイマツに引っかかり足元不安定になり疲れる。化雲岳に着くが周りの景色は何も見え
ないが花だけが癒してくれるかな。化雲岳〜ヒサゴ沼周辺雪渓の急斜面スキーで滑りたいくらい、例年だと
小屋周辺高山植物のお花畑になるはずだけど今年は残念見られないな。翌朝は天気最高、トムラウシに向か
う途中の日本庭園[北アルプス雲の平見たい感じ]の木道進むとロックガーデンのようなゴロゴロした岩ばか
りで歩きにくい。小屋5時に出たのでトムラウシ山頂8時半ごろ着いて写真撮影や他の登山者と会話したり
して1時間近く楽しい時間すごす。トムラウシからトムラウシ温泉(東大雪荘)までの道のりは見るものも
あまりない単純な長いダラダラした下りで暑くて早く温泉に入りたい。東大雪荘からのバス9時だけなので
予約してないと大部屋泊まり、予約しておいてよかったと思う。翌日はバスで新得まで行きJRによる移動、
小樽の三角市場で昼食後、比羅夫に向かう。比羅夫の駅舎が今夜の宿、ログハウスの2階建てでこじんまり
していてほかでは経験できないかと思う。夕食は駅の片隅でのバーべキュウで食事中、学生を乗せた電車が
通過してゆく・・・・
  後方羊蹄山(しりべしやま)と呼ばれている登山が今回の最終日となる。倶知安(比羅夫)登山口から北
山頂上を目指すこのコースは樹木の植生の変化を楽しみながら登っていく山道である。二合目付近は広葉樹
林帯、やがてダケカンバ、針葉樹林帯そして六合目を過ぎるとハイマツ帯となる。九合目を過ぎたあたりか
ら白根アオイの群生を始めキバナ石楠花、エゾノツガザクラ等高山植物の群生はすごい。カメラを構えシャ
ッターをおす。夢中になってるときには時間の経つのも早い。天候は霧深くあいにくの天気で眺望は残念な
がら駄目でガッカリ、でも花の写真を撮るということに関しての条件は良かったのではないかと思う。                                         
  今回JPSに登山道のポイントやコース等を設定して利用したがとくに霧深く道が不明瞭などのときにはす
ごく助かるというか、たよりになるパートナとしてこれからも活用していきたいなと思いながら下山、そし
て比羅夫の駅の構内で時間的にも余裕があったのでビールを飲みながらボーッとして電車の線路を眺めなが
ら物思いに耽るひと時、贅沢な時間をすごしてしまったなとおもい新千歳空港より帰路に着く。

山行報告 五竜岳・鹿島槍ケ岳 10月12日受付 (10月15日更新)    写真は山岳写真館D1をご覧下さい。


《山行日》  05/10/7〜10
《参加者》  吉野、梅原、薄井、溜口
《日程》  
10/07  矢板19:05==足尾・伊勢崎・麻績==24:00海の口(泊)
10/08  海の口6:25==6:52白馬6:55==7:03山麓駅7:30==8:08八方山荘8:13--9:08八方池9:18---
       11:21唐松小屋11:40--11:54唐松岳11:57--12:09唐松小屋12:28--14:45五竜山荘テント場(幕)
       (行動時間:6時間32分)
10/09  五竜テント場5:42---6:49五竜岳山頂6:55---8:39北尾根の頭8:52---10:33八峰キレット小屋10:47
       ---11:01八峰キレット---12:27鹿島槍分岐(北峰往復)12:55---13:30鹿島槍南峰13:40---14:19
       布引山14:31---15:13冷池テント場(幕)
       (行動時間:9時間31分)
10/10  冷池テント場5:45---6:11冷池乗越---7:12爺ケ岳7:20---7:51種池山荘7:59---10:06扇沢10:30
       ==11:10海の口==11:30木崎湖温泉12:10==18:20矢板
       (行動時間:4時間21分)

《要約》 
  唐松から五竜までは強風と霧雨の厳しい山行となりました。五竜から鹿島槍に掛けては、天候がどんどん
回復し、鹿島槍山頂では素晴らしい青空が広がりました。

《本文》
10/7(金)
  前回の剱に続き、今回も微妙な天気ながら後半は良くなるという天気予報を信じ、矢板を出発する。上信
越の麻績ICで高速を降りるが、山精路線が通行止めになっていたため、山道を大きく迂回する事になった。
予定時間を少し過ぎたが、海の口付近で最高のテン場をゲット・・・。少し酔いも回ってか、朝までぐっす
りと眠った。

10/8(土)
  海の口駅からの始発電車で白馬に向かう。山の上部には濃いガスが掛かっており、今日の天気は午後から
下り坂になると言う。山麓駅からゴンドラとリフト2基を乗り継ぎ八方山荘まで高度を一気に稼ぐ。紅葉は
既にこの辺りまで降りてきている。ここで再度身支度を整え出発するがガスが段々と濃くなって来る様だ。
  八方池付近からガスが霧雨まじりとなり雨具をつける。また、ガスに加え徐々に風も強くなってくる。予
定よりも早い天気の崩れだったが、ひたすら先を目指す。唐松小屋で一息入れ空荷で唐松岳を往復する。頂
上はガス・ガス・ガスで視界は全くなかった。
  小屋に戻りお昼を取ってから今日のテント場である五竜山荘を目指す。この先、いきなり鎖場の連続とな
ったが、雨に濡れた岩と重い荷物で体が振られやすく、緊張し下る。五竜山荘に着いた時は全身が濡れ、体
力も相当消耗していた。霧雨と強風の中、テントを設営し中に潜り込む。体が一気に暖かくなり生き返る・
・・。この日は明日の長丁場に備え、また今日の疲れもあり早々に就寝した。

10/9(日)
  まだガスが晴れぬ中、五竜のテント場を出発する。五竜岳山頂も昨日同様、ガス・ガス・ガスで周りは何
も見えなかった。しかし北尾根の頭に着いた頃から青空が広がり始め、上空のガスがどんどんどんどん取れ
て行く。振り返ると五竜の堂々たる姿が飛び込んでくる。『やっぱり山は晴れなければなあ』という仲間の
声は実感だった。
  とは言っても八峰キレット小屋まではそのガスも中々晴れなかった。ここで早めの昼食を食べキレット越
えと鹿島槍の登りに備える。八峰キレットに掛る。岩壁は垂直に大きく切れ落ちている。谷底に落とした石
音がなかなか戻って来ない。多分晴れていたらもっと迫力があっただろう!
  キレットを越え、いよいよ鹿島槍の登りに掛る。上空に青空が広がる。五竜の姿が見え隠れする。今通っ
て来た八峰の岩峰群が頭を出す。雲上には剱の山頂付近が顔を出す。やがて三角錘をした鹿島槍ケ岳南峰の
堂々たる姿が前方に見えて来る。吊尾根まで来ると、頭上は雲一つない快晴の天気となる。槍・穂高も遠く
に浮かんでいる。少し残念なのは雲が高いので上の方しか見えない事か・・・。
  空荷で北峰を往復し吊尾根に戻る。ここから南峰への尾根には旗雲が掛っている。その逆側は抜ける様な
青空・・・。ブロッケン現象が出る。自然が作り出す不思議な光景に感動を覚える・・・。
  さて、これから最後の登り・・・目の前に見えていても足が思うように進まない。五竜の後方には白馬連
峰も顔を出し私達を後押しをしてくれるかの様だ。やっとの思いで鹿島槍南峰に立つ。ここまで来た満足感
が体中を包む。しばし回りの景色を楽しむが風が冷たいのでそこそこで下山に掛る。冷池山荘上のテント場
に着いたのは15時を少し回っていた。かなり疲れていたのだろう。食事もそこそこに眠りに着いた・・・。
空には星が瞬いていた。

10/10(月)
  昨日とは逆に山上に雲が掛る天気・・・。目の前の剱も頭を隠したままだ。冷池乗越付近で朝日が出る。
冷池山荘の斜面が朝焼けに真っ赤に染まる。剱や周りの山も赤く染まっている。爺ケ岳への登りをゆっくり
ゆっくり登って行く。振り返ると鹿島槍ケ岳へと続く縦走路が薄曇りの中に見える。雲海の向こうには剱、
立山から薬師へと続く山並みが見渡せる。
  『さあ、帰ろうか』という言葉と共に下山を開始する。種池山荘でタクシーを手配し、ここから先は紅葉
と周りの景色を楽しみながらのんびりのんびり下って行く。やがて沢の音がだんだんだんだん大きくなり、
前方に堰堤が見えてくると道路にポーーーンと踊り出る。
  『正直、しんどかった・・・』。でも、『仲間と歩いた3日間は楽しかった・・・』。多分、『皆がいた
から、最後まで何とか歩き通せたのだと思う・・・』。
ご同行頂いた皆様、お疲れ様でした。また、本当にありがとうございました。


平成17年10月5日(水) 10月第1回例会報告(10月9日更新)

参加者:小林、吉野、池田、植木、梅原、溜口、小川、増渕、野中、津久井、稲葉、宮内、平石、篠田

10月に入り、朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなってきました。天気の方も前線がひっきりなしに通過
し、予測が難しくなって来ています。日の出から日の入りまでの時間も日ごとに短くなってきています
ので余裕を持った計画を立て、安全登山に心がけて下さい。

●山行報告●
■塩那スカイライン周辺調査
《山行日》 10月1−2日
《参加者》 那須山岳救助隊 *那須山岳会*黒磯山岳会*黒磯警察山岳警備隊
《日程》 1日 板室ゲート8:30〜ひょうたん峠15:00泊
      2日 ひょうたん峠7:30〜鹿又山8:30〜長者岳10:41〜土平ゲート15:00
《要約》 市町村合併により黒磯署管轄が広がった為の調査山行
《本文》
 スカイラインは、今の所よく整備されているが、塩原側は数箇所ガレがくずれて道路を塞ぐ所あり。
 男鹿岳登山口−標識ないが赤テープの目印が2箇所あり
 鹿又山−入り口目印ないが鞍部の入りやすい所から軽いやぶこぎ。稜線付近から笹に覆われているものの
  かすかな踏み後あり。
       スカイラインより山頂−30分位。
 長者岳−入り口不明瞭ながら長者平より入山稜線にでると踏み後あり所々やぶで不明瞭、忠実に尾根を行
  く。45分で山頂。下山は南に延びる尾根を下る。踏み後あり。


■岩登り講習会(古賀志山)
《山行日》  05/10/02
《参加者》  植木、梅原、渋谷、君島、小川、早乙女、野中、宮内
《日程》  岳友会本部7:00===7:50古賀志登山口8:30---古賀志不動滝周辺---16:00古賀志登山口
            ===17:00岳友会本部
《要約》  皆、真剣に取り組んだ一日でした。
《本文》
  古賀志の城西小登山口に各山岳会から講師の方々16名と受講生19名が集まった。開会式は事務局である渓
嶺の谷嶋さんから概要の説明で始まり、小材会長からの挨拶で締めくくられた。
  開会式後、早速各Gr毎に別れ、不動滝周辺の岩場へと移動する。私達1班は渓嶺の谷嶋さん、谷峰会の野
尻さん、古河の大島さんに、我岳友会からやますきーおさんとすべての沢に登れさんという豪華講師陣だっ
た。
  講習会はまずロープワークから始まる。目を瞑っていても出来るようになるまで何度も何度も反復する。
続いて懸垂下降の練習・・・。バックアップ付きの懸垂下降を低い高さから始める。これらが一通り出来る
ようになった後、実際に岩壁を登攀し、懸垂で降りる。講師陣も勿論受講生も真剣に講習を受ける。この日
は久しぶりの夏日が戻った関東地方だったが、古賀志はそれ以上に熱い一日だった。講師の方々、お世話に
なりました。また講習に参加された皆様、本当にお疲れ様でした。


■唐松岳〜五龍岳〜鹿島槍ヶ岳
《山行日》05.09.22〜25
《参加者》平石(母) 平石
《日程》
9月22日 自宅22:00〜東北道・長野道更埴IC〜白馬八方黒菱平駐車場
9月23日 黒菱平駐車場6:00〜八方池山荘6:50〜唐松小屋10:10〜唐松岳往復〜唐松小屋
            11:50〜五竜山荘14:00
9月24日 五竜小屋5:30〜五龍岳6:30〜キレット小屋9:50〜吊尾根11:40〜北峰往復〜
            吊尾根12:15〜鹿島槍ヶ岳12:45〜布引岳13:35〜冷池山荘14:25
9月25日 冷池山荘6:10〜赤岩尾根分岐6:30〜赤岩尾根〜大谷原駐車場9:45
      更埴IC12:00〜前橋・黒保根・足尾〜自宅18:00
 
【要約】3日間どうにか天候にも恵まれ楽しい北ア歩きができました。
 
【本文】
9月23日(金)
 黒菱平からのリフトは7:30から運行ということでリフトは待たずスキー場内を登る。天候も雲一つな
い晴天で最高でした。
  八方山荘まで上がると白馬三山がきれいに見えテンションも上がってくる。唐松小屋まで真っ赤なナナカ
マドのトンネルをくぐりながら単調に歩く。唐松小屋から山頂までは20分程度。山頂からの展望は素晴ら
しい。早めの昼食を取り五竜小屋に向かう。
  初山小屋泊まり!!快適だった。カレーお変わり自由!!うれしい!!
9月24日(土)
 小屋から五龍山頂を目指す。朝方濃かったガスも山頂に近づくにつれ晴れ五龍岳山頂からは剱・立山・遠
く槍ヶ岳も見えた。五龍山頂からの下りは連続したくさり場が続き、楽しかった。キレットも思ったよりた
いしたことはなかった。鹿島槍北峰に着くころにはガスで周りは見えなくなっていたがテンションは高かっ
た。。鹿島槍山頂ではもはや展望など期待できず、そそくさと冷池山荘を目指す。山荘のテント場からさら
に下ること7・8分、小屋に到着する。五竜山荘以上に快適な小屋だった。アイスまで売ってる!!昨日が
初山小屋泊まりだったが、快適すぎて山の上という実感がわかない、快適さにテンションが下がる一方だっ
た。 ふてくされて就寝する。
9月25日(日)
 昨日の天気予報で台風接近の予報。予定していた爺ヶ岳・扇沢コースをやめ、赤岩尾根を下り直接下山ル
ートをとる。冷池山荘でタクシーの手配をしておく。下山道は延々と単調な急坂が続く。沢沿いの林道まで
でるとまた延々と林道を歩く。天気は激しく晴天でコース変更を少々悔やんだ。
タクシーは時間通りに到着する。交渉し黒菱平まで8000円だった。自分だったらだすことはまずないだ
ろうと思いながら快適に駐車場まで戻る。
  

■釈迦が岳
《山行日》2005/09/19(月)
《参加者》野中×2, Clive
《行程》7:20自宅---8:00大間々駐車場8:10〜八海山神社〜剣が峰〜10:40釈迦が岳11:30〜剣が峰〜八海
         山神社〜13:30大間々
《要約》秋の気配を感じて・・・
《本文》
 せっかくの3連休だし、新しいリュックの肩ならしを兼ねて釈迦が岳を目指しました。頂上付近のナナカ
マドやオオカメノキの実が赤く染まっており、ちょっぴり秋の気配を感じました。頂上でふかひれラーメン
を作って食べましたが、温かいものが恋しい季節になってきたようです。


■ワルイ沢、赤湯叉沢、虎毛沢・沢登り
《山行日》 05/09/17〜19 晴れ、晴れ、曇り時々雨のち晴れ 
《参加者》 溜口、田上、植木、大野(大阪)(報告 植木)
《日程》
9/17(土)岳友会本部19:00/19:20--福島空港20:32--あら・伊達な道の駅22:58(泊)
9/18(日)道の駅5:30/7:10--車デポ7:45/8:20ーーワルイ沢出合8:58/9:06 --高巻き9:47/10:39--二俣11:05
             --20m13:07/13:38--稜線15:02/15:13ーー赤湯叉沢下降15:20--二俣17:27ーー温泉17:57(泊)
9/19(月)温泉5:30/7:35ーー虎毛沢出合9:50/10:04--そうめん11:35/12:20--ボコボコのナメ12:50--下のトイ
             状13:13--次のトイ状13:27--亀甲のナメ13:46--亀甲のナメ14:18--二俣15:02(泊)
9/20(火)二俣5:20/6:57--7m7:43/8:07--5mトイ状8:11--7m8:40/9:00--そうめん10:02/11:02--稜線11:42
             /12:09----虎毛山12:33/12:56--デポ地点13:16/13:26--渡渉点14:37/14:51--駐車場(舗装路)
             15:45--ピックアップ16:00--車デポ16:10/16:30--秋の宮温泉16:40/17:30--古川19:00/19:20/
             20:10--岳友会本部23:00
《要約》
             ナメ滝の連続するワルイ沢を登り、赤湯叉沢の温泉を楽しんだ。
    虎毛沢の亀甲のナメを撫で、虎毛山の草原に癒された。
《本文》
 以前から行ってみたかった虎毛の沢。02には靴底がはがれてしまい敗退。いつかは行ってみたいと余計に
思っていた。

9/17(土)晴れ   
 大阪から大野さんを向かえ、久しぶりに田上さんも登場し、一路東北道を北へ。仙台の本間に電話をしな
がら立派な道の駅で泊。雲の切れ間から満月が顔をのぞかせる。

9/18(日)晴れ
 道の駅からは35分で、前回と同じところに車を止め溯行準備に取りかかる。歩き出して林道を入ると駐車
スペースがあった。左に草だらけの林道を入る。結構人が入っているらしく踏み跡はバッチリ。逆に多すぎ
るのでは?とも思う。沢を見ていると早速ライズ。イワナか?(期待空しく、今回は全くのボウズ…)。ほ
どなくワルイ沢出合からワルイ沢を溯行する。
 平凡な沢?ナメが少し出てくる。すると登れないナメ状の5m、その上にもあるらしい。空荷で行くも無理
っぽいので巻くことにする。小さく巻こうとするが、溜口さんをもってしても難しそうなので、結構戻って
ぶなの尾根から大高巻きする。いやらしいトラバースを歩きながらさっきの滝の方を見ると、さっき登れな
かった滝の上に直瀑系のナメ滝7m。さっき無理して登らなくてよかったと思う。巻き終わりは滝のすぐ上。
きれいな感じで巻けた。そこからは簡単そうでもチョット難しいナメ滝が多く時間をとってしまう。オーノ
さん、大胆に釜に落ちてデジカメが死ぬ。20mは右から行くがはじめのところの一歩が難しく溜口さんと田上
さんにロープを出してもらう。水流が少なくなり、もうすぐ稜線かと思うもなかなか届かない。水が涸れ沢
状を行くも倒木が多く歩きづらい。いくつかのトラバースを交えて沢状をつなぎ、やっと稜線にたどり着く。
予定より3時間もかかってしまった。
 だいぶ疲れてしまった。あさってには登る予定の虎毛山が遠くにかすんで見えている。「あんなに遠くま
で行くの??=嫌になっちゃうほど遠いんじゃない?」とみんなが思う。しかし、「せっかくだから温泉に
入ろう」と重い腰を上げる。稜線を下り、赤テープのあるコルから左へやぶをかき分けて入って行く。やぶ
かぁとの不安もすぐに沢状に出て、まるでコンクリートの舗装道路のような所をすたすた下る。途中、懸垂
して下るところがあった。暗くなってきてから大岩の上にテン場発見。「もうすぐ温泉」とそのテン場を見
送り下るとすぐに二俣に出た。「もうすぐ温泉だー」と足取りが軽くなる。右俣が合わさり水が濁ってきた。
右俣の上流に温泉があるのかもしれない。下流のブナ林から大きくもくもくと湯気が出ているのが見えてき
た。
 到着だー!!先客がいるもののうれしい。下のテン場を見に行くがこっちも人が多いので戻ってもとのと
ころにテントを張る。溜口さんが草をたくさん集めてきて快適なテント場ができ上がった。一息ついてせっ
かくだからと下流の温泉に行くとそこはまさに天国!!湯かげんがちょうどよい!!溜口さんの浸かった場
所は両脇の岩が肘をのせるのにちょうどよい特別席だ。田上さんの所は座るとお尻の下からお湯が湧き出し
「あじあじ」しかし楽しそうだ。溜口さんの特別席を替わりばんこに楽しみテント場に戻る。噴気が出てい
るところに大切に持ってきた卵を入れ温泉卵とゆで卵を作る。これがまたいい感じにでき上がりみんなで食
べる。あーおいしい。釣りも焚き火もできなかったが大満足の夜だった。夜は満月を見ながらオンドル上の
テントで爆睡した。次回は酒を持ち込んで2泊するという案も出たほどよいテント場だ。

9/19(月)晴れ
 「そんなに大変ではない沢」と思っていたが、昨日のフル行動のおかげで全身筋肉痛というかだるい。き
ょうは虎毛沢の二俣にお昼には着く予定だが、15:00ぐらいになるのではないかと少々不安。噴気モウモウ
にお礼を言って出発する。平凡な河原状をどんどん下る。そっちこっちから噴気が上がっている。どんどん
河原状を下り、滝が出てきたところが虎毛沢との二俣。
 本流の水の多さと大きな釜にびっくりする。そこからは虎毛沢の平凡な河原状を進む。200mしか標高差は
ないが距離が長い。下りが不安だった大野さんの足取りも軽い。大人数の釣人の小屋掛けを発見。これじゃ
あだめだぁと釣りはあきらめモード。両岸スラブで下ってくる釣りパーティーとすれ違う。その後ナメで前
を行くパーティーが休んでいる。私たちもここでそうめんタイム。たまねぎネットが活躍する。ねぎとミョ
ウガがうれしい。ボコボコのナメを過ぎるとトイ状、そして本物のトイ状。右岸のぬるぬるを何とか拾って
小さく巻く。すると出ました!!!亀さんの登場です。亀甲模様のナメです。はじめはゴルジュ状の中にの
亀さんが、そして大きな広いナメとなって現れた。田上さんは亀の甲羅を撫でている。私も早速まねをして
優しく撫でた。ナメを堪能した後、埋ってしまったところを過ぎると今度は黄色の亀さんが登場。この甲羅
もなでなでする。正面の高いところに滝が見える。そして2mに遭遇、もうすぐ二俣。二俣には先客あり。
チョット残念。溜口さんがその先に行くも戻ってくる。みんなでよいテン場はないかなぁと探した結果、右
俣の左岸によいテン場を発見。鹿のフンがあるものの大満足のテン場。早速ビールを冷やし焚き火をする。
溜口さん釣りに出かけるも残念。羊歯の床にあったかく寝る。

9/20(火)くもり時々雨のち晴れ
 2:14ごろ雨がパラッとする。朝まで何度かの通り雨。受信状況のよくないラジオで天気を聞くと秋田県北
部に大雨洪水警報とのこと。空を見て見るとそんなに深刻ではなさそうなので焚き火を起こし朝のラーメン
とコーヒー。先行パーティーはもう出発してしまった。撤収しようとすると雨が降り出す。びっくりして急
いでかっぱを着て撤収作業をする。あーやっぱり雨かぁと歩き出す。するとさっさと雨が上がる。うれしく
暑くなりカッパを脱ぐ。登っていくと、昨日の夕方遅く来たパーティーのテン場が水流脇すぐのところにあ
る。水が出たら危険だと確認する。7mは田上さんと溜口さんにリードしてもらい丸太をたてて何とか登る。
5mトイ状は左足を置くところがなく難儀する。やっと登れたと思ったところ「ツルッ」と滑ってしまい滝壺
までのウォータースライダー。ヒェ〜!!全身びしょぬれになってしまった。7mも田上さんと溜口さんにリ
ードしてもらう。1段目のおしまいのところがホールドが細かくちょっとイヤ。そこから上は小滝とナメが
多くあり気持ちよく登ることができる。3m垂直では右から試すも無理っぽく左を登る。水が少なくなりそう
なのでそうめんタイム。残っていた液体を飲み、ざーさいを食べる。雲はすっかり少なくなり日差しが眩し
くく暖かい。稜線が見えてきた。雲の動きが速い。すぐに水は涸れ沢状をつめる。沢形が無くなりそうにな
るとすぐに左に新しい登山道のような沢形が現れてとても歩きやすい。途中ではとても大きなちたけを発見。
写真をとって置いてくる。傾斜が緩くなると登山道が近い?しかしなかなか着かない。やっとたどり着きみ
んなで握手。
 せっかくなので虎毛山頂をハイピッチで目指す。たどり着いた頂上は風が吹きとても気持ちよい。向こう
側を緩やかに下ると地塘と草原が広がっている。振り返ると秋空。あー満足。今回の目的3つを荷物をデポ
したところに戻ろうとすると草刈り部隊のおじさんたちが登ってくる。ご苦労様です。分岐から急坂をどん
どん下る。車のところまでを考えてのハイピッチ。渡渉点についてからもハイピッチで進む。登山者を拒む
ような丸太の橋を渡ってもハイピッチ、赤い大きな鉄橋をくぐり歩く。
 舗装道路に出るもまだまだありそう。すると救世主現れる。本当にありがとうございました。秋田の人は
ホントにいい人ばかりです。着替えをして向かった鷹ノ巣温泉は14:00までで入れず、別の温泉にする。こ
れが当たりでゆっくり楽しむ。新幹線とバスの時間を考え大野さんを古川駅に送り、とんかつを食べ帰路に
つく。

《その他》
 この沢は沢登りというより「沢旅」でした。思ったよりも長かったので疲れてしまった。沢とは関係ない
けど年のせいか疲れの回復がとても遅く困った。