小林充の奥州街道 (写真も小林充)

奥州道中

奥州街道は、江戸を基点とする五街道の一つで、正式には奥州道中と呼ぶが普通は奥州街道と呼んでいる。
区間は江戸より白河までの街道で、途中宇都宮までは日光道中(街道)をも兼ねていた。
宿駅は千住、草加、越谷、粕壁、杉戸、幸手、栗橋、中田、古河、野木、間々田、小山、新田、小金井、石橋、
雀宮、宇都宮、白沢、氏家、喜連川、佐久山、大田原、鍋掛、越堀、芦野、白坂、白河の27次である。
奥州道中は元和三年(1617)東照宮完成とともに、日本橋から宇都宮を経由して日光に至る街道は、日光道中
と呼ばれるようになり、宇都宮から以北、白河までの10次を奥州道中と呼ぶようになった。
この奥州街道の本街道というべき白河までの街道は他の五街道と同じく幕府道中奉行の管轄下におかれていた。
これは「白河の関」が幕府の重要な防衛の位置としていたからである。

題  名 更新日
その4 大田原宿〜鍋掛宿 H18/7/24
その3 喜連川宿〜佐久山宿〜大田原宿 H18/6/25
その2 氏家宿〜喜連川宿 H18/4/23
その1 宇都宮宿から氏家宿 H18/4/2