山行名:高原山の笹刈り(写真追加2月13日
矢板市内からの高原山 大間々台の駐車場 見晴らしコースに向う
林道(10分弱歩く)
見晴らしコース入り口
(登山者カードを出す)
八海山神社 笹刈り2日目 笹刈り中 初参加の野澤さん親子
左の3枚が新規
追加分です。

(撮影:浅川)
久保さん 植木さんと池田さん 笹刈りに参加した皆さん
日  時:10月30日(土)〜31日(日)
メンバー:小林、池田、浅川、斎藤、東、植木、柏木、佐藤(一)、野澤親子、久保、尾上、梅原(13名)
あいさつ:恒例の高原山の笹刈りも今年で4年目を迎えました。毎年思う事ですが、笹の伸びは予
     想以上に大きく毎回毎回苦労をさせられます。しかし、年々登山者も増え、踏み後もし
     っかりしてきたので登山道として確実に整備されてきています。
10/30(土)
  ・10/30朝、先発隊として小林さん、斎藤さんが2台の笹刈り機をフルパワーで動かし、最
  低のコルから先を刈り払いする。昼過ぎから梅原、夕方には買い出しを終えた佐藤(一)さん、
  植木さん、尾上さん、野澤さん親子、少しして、久保さん、東さん、柏木さん、浅川さんなど
  が続々とキャンプ地に集結する。今夜は植木さんが自ら取ってきたきのこなどを入れた「山形
  風いも煮」で宴会・・・。
  始まってから間もなくして雨が時折パラツキだす。しかし、雨と煙とで苦戦しながらもアルコ
  ールの方はどんどんはかが行く。しばらくして雨が本格的になってきたので、屋根下に逃げ込
  んだ。
    夜の更けるのに連れお腹がすいてきたので、明日の朝食べる予定のうどんや肉、たまごなどが
  どんどん鍋の中へ入れられる・・。
    ムムム。明日の朝は大丈夫だろうか?食糧の心配をするが、酔いも回って皆の手は中々止まら
  ない。
  夜も更けてきたので明日に備えて今夜は就寝・・・お休みなさい。
10/31(日)
  ・明け方には雨は上がったが、全山ガスが掛かって天気は良くない。植木料理長に今朝の食糧を
  つまみ食いした事を謝罪し、朝食の支度に掛かる。できたのは「ベーコン入りきのこ風味具だ
  くさんうどん」なるもので結構おいしかった。
    天候は一向に回復する気配がなかったが、後片付けをして大間々台に8時過ぎに移動する。
    身支度を済ませて目的地へと向ったが、ガスと気温の低下は6歳の女の子には思いのほか厳し
  く、野澤さん親子とは八海山神社で別れる。(ご苦労さんでした・・・また来年・・)
    1590Mのピークを越え、最低のコルから20〜30分行った所からが今日の刈り払い場所
  だ。
  今回は電動草刈り機4台と熊手4丁の装備だったが、今一つ草刈り機の調子が悪く、結局は途
  中から3台で刈り払いを行う事となった。この為、お昼にはトラロープのある急斜面直下まで
  しか進まなかった。朝からの天候も一向に回復せずに、疲労感だけが徐々につのる。
    今日は最後(山頂)までは無理かな?と弱気になり、昼から1時間位作業したら下山しましょう
  と後ろ向きな言葉もつい出てしまった。
    握り飯をお腹に詰め込み、ほんの少しだけ草刈り機の実習を行った後、先行パーティを探しに
  前へ進む。前回、草刈り機が始めて、釈迦ケ岳へ登った時も植木さんだった。今回も時間は少
  なくなったが頂上を目指している。特に、鶏頂山からの合流点から先は笹がひどい。前回も片
  側しかできなかったが、今回は下山予定の2時を過ぎても両側の笹刈りを行った。ほとんど踏
  み後の見えなかった登山道は、それこそ 「皇太子様」 に歩いて貰いたいような立派な登山道に
  変って行った。さあ、ここから下山にかかるはずであるが植木さんのこだわりは作業を止めさ
  せない。下りながらも笹やぶがひどい所は立ち止まり刈り払いを繰り返す。本隊の池田さんの
  チームに追いついた後もやはりそうであった。
    そんな訳で、大間々台の駐車場に全員が戻ってきたのはもう薄暗くなり始めた午後5時過ぎ
  (往復を含め約9時間)の事であった。
    今回、参加した皆さん、本当にご苦労様でした。皆さんの笹刈りに掛ける情熱?と妥協をゆる
  さないこだわりに感心させられた一日でした。本当にご苦労様でした。