KX1用CWインジケーター

最初に作った物をK-1に組み込むかKX1に組み込むか迷ったのですが、苦手とは言ってもK-1は受信時に
サイドトーンをONにしてゼロビートによるゼロインが可能なことから、KX1に組み込むことにしました。
ところがこの基板はどうやってもKX1に収まりません。

電池を単4に換えて、空きスペースにスピーカーやアンプを組み込んだOMもいらっしゃいましたが、単3電池
は一番コストパフォーマンスがいいので、このままで何とかしようと一踏ん張りしました。

KX1は非常に合理的に出来ており、空きスペースが全くないように思えましたが、よくよく見ると電源ジャック
の上とATU基板の上がほんの少しあいていました。
そこで頑張って小さく組み直しました。
(1)VRで周波数を確認後、固定抵抗に置き換えている。
(2)電源の電解コンデンサーを取り外し、0,1μのみとしてある。
(3)ICの足の穴に部品を差し込み、出来るだけこぢんまりと組みあげた。

上が最初に作った物、下が今回のもの。


組み込むときの配置は下の写真のようになる。





配線の確認には拡大写真をご覧下さい。


配線は「N0SS' Amateur Radio Page」 を参考にさせていただきました。
http://www.n0ss.net/  のページにあるリンク  Elecraft K1 & KX1-Related Files  をクリックすると
そこにK-1,KX1への取り付け方法が出ています。

注意点
(1)信号入力は、上記の説明にある抵抗分割とは値が異なります。上記では 47k+1kの接続点から
  入力していますが入力不足のため、47k+12kに換えています。上記写真の左側のピンクの配線。
(2)LMC567の耐圧が10V のため、電源はレギュレータIC U9の6Vから取り出しています。
  上記写真の右側のピンクの配線。
(3)LED端子は13Vあるため、指定通りに配線しました。(LAMP用LEDを使う)